Viennese Afternoontea-hotel de ville munich. 2.aout 2010






ちょうど一週間前の日を思い出して、今日はミュンヘンレポートです。


ザルツブルクからドイツのミュンヘンまで各駅電車でおよそ2時間。 ミュンヘンをじっくり楽しむため、早起きして8時前にはザルツブルク中央駅に乗り込んだわたしたちでしたが、チケット窓口でお得なサービスのことを知って出発を1時間遅らせることになりました。

2名以上6名まで30ユーロでザルツブルクとミュンヘンを往復できるというこのサービスは、9時から利用可能。各駅停車する電車だけに有効という制約はあるものの、往復2名でしかもミュンヘン市内の交通機関が乗り放題というのならずいぶんとお得です。

1時間の出遅れとなったものの、電車を待っている間カフェテリアで朝食を楽しみました。







Viennese Afternoontea-fontaine dans munich. 2.aout 2010






ミュンヘンへは5年ほど前に、ほんの数時間だけ訪ねたことがあります。3年前ににほんへ一時帰国した時もミュンヘン空港から発ちましたが街を見る時間などなく、慌しく通り過ぎただけ。

ですから本当にミュンヘンの街と知り合ったのは一週間前がはじめてでした。






Viennese Afternoontea-interieur de st.michael a munich. 2.aout 2010






まだよく知らない街にいて興味を引かれるところというと建築でしょうか。美術史を専攻するわたしは絵画や彫刻よりも建築に惹かれます。ルネッサンスやバロックの絵画に魅せられることはないのに、建築だったら同じ様式でも心が躍って、何時間でも同じ建物のまえで過ごせます。

各パーツを分析してはあれは・・・様式で・・・に起源があって同じような様式がどこどこにもあってなど云々。

出かける際にはいつも建築用語辞典を忘れず 、街でアレっと思う建築を見かけたらすぐに取り出して調べます。







Viennese Afternoontea-figure plane de st.michel munich. 2.aout 2010





ウィーンと同様にミュンヘンも古典主義に特徴づけられた街づくりになっています。

ミュンヘンに来てまず足を踏み入れたのがすでに大学の建築様式に関する講義でお馴染みだった教会ザンクト・ミヒァエル。
訪ねる予定もなく、ミュンヘンにその教会があることも忘れていましたが、ファッサードを目前に記憶が蘇ったというわけです。

柱のような支壁が建物の内部にあるのが特徴的なザンクト・ミヒァエル。建築そのものを観察するのはもちろん重要ですが、その際に湧く疑問を解く鍵は建物の平面図にあります。
建物を訪ねると平面図はないかしらと探し廻るのがわたしの行動パターン。ザンクト・ミヒァエルの建築平面図はすぐに見つかりました (上の写真)






Viennese Afternoontea-cercueil de louis II. 2.aout 2010






ヨーロッパの教会建築には往々にして後陣真下にクリプタという部屋があって、たいていは聖人の亡骸とか王侯貴族の霊廟になっています。

ザンクト・ミヒァエルの場合、教会に来てはじめて知ったのですが、バイエルン王家はヴィッテルスバッハ家の人々の棺が保菅されていました。

クリプタに入るにはひとり2ユーロの入場料を払わなければなりませんが、にほんでもお馴染みの王さまルートヴィヒ二世の棺があるというので入ってみることにしました。


霊廟の真ん中に王さまの棺はありました。








Viennese Afternoontea-cercueil de louis II. detail. 2.aout 2010





わたしは王政には反対で、現代に生きるオーストリアやドイツの人々と同様、王政を破って自由と平等を勝ち取り共和国
になった歴史に敬意を表する人間です。でも王族に対する、とりわけ特定の人物に対する興味はあって、その人物とはマリー・アントアネットやルートヴィヒ二世とか。

ルートヴィヒ二世はウィーンのフランツ・ヨーゼフ一世の妃に嫁いだエリーザベトの従兄弟にあたります。建築魔であった王さまは時代錯誤も甚だしいお城を建てまくり、国は破産寸前でした。
ルートヴィヒ二世の最期は自殺とも他殺ともとれ、非常に珍奇な人生を送ったナルシストな王さまとして、世界中の人々を惹きつける魅力があるよう。
王さまが生きた現実と幻想が同居するメルヘンチックな世界はいかにもドイツ的で、わたしがドイツ語をはじめたのも、そのちょっと危険な世界に惹かれたからなのでした。

わたしがドイツ語をはじめる原点ともいえるルートヴィヒ二世との対面でした。



Liebe Grüße,
Blumenschloß



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Viennese Afternoontea-article sur le chateau eggenburg dans le journal






ヨーロッパの大学で芸術や文化を学ぶ魅力のひとつはオリジナルの作品をまえに研究したり発表したりできることではないでしょうか。


数日まえザルツブルクで休暇中のとき。主人の実家の居間でブランチをしていたときにローカル紙をめくっていたら、馴染みの宮殿が載っているのを見つけました。


ちょうど2ヶ月ほどまえに大学のエクスカージョンでグラーツへ日帰りで遠出したことがあって、当地のエッゲンブルク宮殿を訪ねました。記事の内容はエッゲンブルク宮殿が先週日曜日にユネスコの世界遺産に登録されたというもの。






Viennese Afternoontea-chateau eggenburg. juin 2010





宮殿内には美術史的に重要な東洋趣味のキャビネットがあり、バロック時代に恐らくオランダを経由して宮殿の主エッゲンブルク公の所有となったにほん伝来の屏風が壁に嵌め込まれて今に伝わっています。秀吉の大阪城とその周辺を描いた八隻の屏風はにほんに同じモティーフの絵が現存していないため、にほんの歴史家の人々にとっても驚異の発見でした。






Viennese Afternoontea-le cabinet japonais au chateau eggenburg. juin 2






新聞記事にはウィーンからの美術史学生を案内してくださった館長のマダムのお名まえもあって、雨降りで冷え込むお天気のなか頭痛を抱えながらもクラスメートたちと励ましあってやり通した宮殿での大ゼミナールをなんだか懐かしく思い出しました。

宮殿の敷地を闊歩する数多の孔雀たちの鳩をまえにしたマッチョぶりは今思い出してみても笑えます。

6時間にわたって続いたゼミナールでわたしはにほん絵画の遠近法についてレポートしました。


エッゲンブルク宮殿は2ヶ月まえはまだ世界遺産として登録されていませんでしたが、歴史的由緒ある場所でこうした機会を得られるのはウィーン大学で美術史を学ぶにあたって捨てがたい魅力になっています。



Ein schönes Wochenende wünsche ich Ihnen !

Blumenschloß



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Viennese Afternoontea-carte de miko. aout 2010







夕べザルツブルクからウィーンへ戻り郵便ポストを覗いてみると留守中に配達された手紙や小包が狭いポストのなかでひしめいていました。

次学期の必読文献 をザルツブルクへ発つ前にアマゾンで注文しておいたら早速届いていました。きっと届いているかなと楽しみにしていたフランス語雑誌の今月号も。

母が送ってくれた小包の受け取り票もありました。

暑中見舞い葉書も二通ありました。一枚は沖縄の幼馴染から。もう一通はドイツに住む友人 Miko から。


おめでたの Miko は先月の中頃に出産予定日を控えていました。

ここ3週間ほど彼女のブログに新しい投稿がないのでひょっとしたらベイビーが生まれたかなと予想。

ザルツブルクから彼女に絵はがきを書いたのですが、その返事が来ていたのです


Miko はママになっていました。

Miko もアメーバさんでブログを書いているので、そのうちグッドニュースが彼女からもたらされることでしょう。


Miko おめでとう。そして出産おつかれさま。

これからきっと子育てに忙しくなるけれど、ベイビーと彼といつまでも幸せにね。







Viennese Afternoontea-timbre allemand. aout 2010





Alles Liebe,

Blumenschloß



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Viennese Afternoontea-freisaal. juli 2010






昨夜ザルツブルクからウィーンへ戻りました。

ウィーンはやはりお天気が多少良いみたい。


雨に見舞われることが多かったけれど、ザルツブルクで素敵な8日間を過ごしました。彼のお父さんも元気そうでした。


ザルツブルク音楽祭も肌で感じ取ることができて、大好きなグルックのオペラも堪能できて、旦那さまに感謝の気持ちで一杯です。

滞在中、一日だけドイツのミュンヘンまで足を延ばしてみました。

休暇の様子を後ほど時間を見つけてアップできたらなと思います。


ブログを休んでいる間も立ち寄って下さった方、ぺタして下さった方、ありがとうございました。

今後もよろしくお願い致します。







Viennese Afternoontea-de la fenetre du cafe mozart. 30.juli 2010






Einen schönen Sommer wünsche ich Ihnen !

Blumenschloß



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Viennese Afternoontea-scene de salzburg en ete 2005




ザルツブルクへ行く予定がいまだにウィーンにいる私たち。
私たちの足を鈍らせる要因はお天気。
あんなに太陽が燦々と輝き、亜熱帯と化した気候の数週間から今週はまたどんより空のヒンヤリ空気になってしまったオーストリア。彼の気持ちも振るいません。わたしもこの冷えで体調を崩してしまいました。

とりあえず今日まではウィーンに留まり、ザルツブルクへは明日、明日こそは発とうと計画しています。またウィーンにいたりしてね。

昨日からザルツブルク音楽祭が開幕しています。
彼は昔、音楽祭の舞台でエキストラの俳優をしていました。そのためか音楽祭には特別な思い入れがあるよう。毎年懐かしそうにあの頃を思い出しているようです。
来月8月3日に音楽祭のオペラをふたりで観に行きます。私がライブで是非体験してみたいオペラだったので、とても楽しみにしています。

今月30日の私の誕生日は4年ぶりにザルツブルクで迎えることになりそうです。4年まえは彼と彼のお父さんと3人でザルツァッハ川沿いをサイクリングをしました。
今まで友人を交えての誕生日パーティーを企画したことがないので、今年はそれを試してみようなんて密かに計画していたのですが、時があっという間に過ぎ、そうこうするうちに彼からザルツブルク行きを提案されて、まっイイか。私の誕生パーティーはまたいつか企画することにします。

ザルツブルクでは頭をつかう本は読まないでなるべく保養することにします。フランス語を練習したり、沖縄やにほんにいる友に絵葉書を書いたり・・・。
でもこのお天気で私たちの荷物は膨張し、これを引っ張って行くのかと思うと少しため息をついてしまうのでした。

今週も皆さまにとって素敵な週となりますように。






Viennese Afternoontea-boite aux lettres aupres deglise de maria plein.






Eine schöne Woche wünsche ich Ihnen !

Blumenschloß



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