キッチンからのひとしずく ~其の七十一~
1日遅れてしまいました。
申し訳ございません。
あれや、これやと、地球上でいろんなことが起こっていますね。
1秒先が怖い世界・・・ですネ
そして、調理場は常夏です。なににも負けず気張っていくので、ヨロシクです。
こんにちわ。キッチンのJoe です。
本日は、三度目の正直で、柑橘類第5弾をお送りいたします。
そして、その一発目は
『いよかん』(伊予柑)は、日本で生産される柑橘類の中では、ウンシュウミカンにつぐ生産量をホコリマス。
『いよかん』は、日本原産で明治時代に山口県萩市でみつかったのが最初とされています。ですが、現在は、愛媛県で生産されていて、
愛媛県(伊予国)で育った為、『いよかん』とされています。
ミカン と オレンジの交雑とされています。
『いよかん』は、ジューシーで甘みがあり、香りもよいです。ですが、皮が厚い為に剥くのがわずらわしく敬遠されているみたいです
栄養価は、
ビタミンC と シネフィリンとともに、風邪予防に。
皮にリモネン、ナリンギン、ヘスペリジンなどの精油を含むので、毛細血管を強く。
クエン酸は、疲労回復 や 体内の酸性を減少させる働きがあります。
また、ジョウノウなるものも含み、これにはペクチンが多く、成長作用に!!
ただ、旬は、冬デス。
また、βクリプトキサンチンが含まれていて発ガン抑制作用がきたいされているカロテノイドです。
続いて
『はるか』は、「日向夏」の自然交配から生まれました。
皮が熱く黄色で、酸味が少な目で爽やかな甘みが!!
主に、愛媛県や広島県で栽培されています。
お次は『日向夏』俗に、「ニューサマーオレンジ」や「小夏みかん」と呼ばれています。
1820年代に、宮崎県で偶然発見されました。
これまた、皮が厚く、黄色です。果汁多く爽やかな甘酸っぱさがあります。
旬は、5~6月となります。
もう一丁。
『甘夏ミカン』です。
「夏ミカン」の枝変わりで、「夏ミカン」にくらべ酸味が少なく、甘いのが特徴です。
ちなみに、『夏ミカン』ですが、こちらは「夏橙-ナツダイダイ」ともいい、「文旦-ぶんたん」の交雑により江戸時代に南方の人がもちこんだ種をそだてての山口県で誕生デス。
酸味が強い為に生食では、ほとんど出回らず、ゼリー や マーマレードになって登場です。
旬は、4~6月ですが、なぜなぜ『夏ミカン』かというと・・・
「夏まで実がもつから」、「夏になると酸味が和らいで食べやすくなるから」など諸説あるみたいです。
『甘夏みかん』にもいくつか種類があるようですが
今は鹿児島ブランドの「紅甘夏」をサラダボールや夜のお通しで。酸味がぬけてから出荷されているので食べやすいかとおもいます。
柑橘類には、カリウム や ビタミンCなどが含まれていて
更に、いくつかの柑橘類には、βクリプトキサンチンが含まれていて、『伊予柑』で、ご説明したように発ガン抑制作用がきたいされています。
今月のお通しで、キクイモ と 柑橘類(はるか や 伊予柑 マーコット、サマーオレンジ などです)のマリネを提供させていただいております。
珍しいキクイモ あまりみかけないので、今月これでおしとおせるか不安いっぱいデス。。
【絶望と希望の繰返し その全てを力にかえて】汗 と 愛 と 感謝でおとどけしているJoe でした。