キッチンからのひとしずく ～其の三十～

サッカー・ＥＵＲＯ２０１２ 盛り上がっていますね 。

でも 日本は 昨日台風に見まわれました……

風スゴかったですね

皆さん大丈夫でしたか？

こんにちわ

キッチンの Ｊｏｅです

今日は地域により特徴のある品種が多々 栽培されている『なす』です。

ホント長いです　これは熊本産の大長茄子です

『なす』の原産地は 意外にもインド で 日本には ８世紀頃に 中国から 渡来 したようです。

　『なす』科の植物は世界に約２，０００種ありトマト、唐辛子、ピーマン、ジャガイモなどもそうです。

『なす』の 成分 は ９０％以上 が 水分 で ビタミン や ミネラルは あまり………

含まれていませ。

ただ 油 との 相性は バツグンです。

栄養価といえば 「なす紺」と 呼ばれる 紫色 の皮に含まれる 成分・ナスニン という アントシアニン系色素で、ポリフェノール です。

アントシアニン は 活性酸素をの働きを 抑制し、 ガン予防、 血管をきれいにする働き、動脈硬化 や 高血圧を予防する働きがあるといわれています。

『なす』の日本一の生産地は高知県 で 国内の４割をしめて いるらしいです。

また『なす』にはアントシアニンのない『白なす』 や 『青なす＝緑なす』などがあり

他にも 甘みがあり 皮が柔らかい漬け物に向いている『小なす』、

アメリカのブラックビューティーなるナス品種を改良した大型の『米なす』、

大阪泉州地方のみずみずしい『水なす』、

肉質が柔らかい『賀茂なす』

などがあります

ＮＩＣＯ では 先週まで ランチのミートソースに 奈良の 丸くて 甘みがあり 肉質がこまやかな『大和なす』を 使っていました。

また夜は 熊本産の『大長なす』を ところどころで 使っています ホントに長くて 甘くて アクが ないんですよぉ。

　　今日の雑学です

　　「秋なすは嫁に食わすな」という ことわざが あります

これは２つの説があり 『なす』は秋になると皮が柔らかく、実がしまっておいしくなります これを

ただのいじわるで

と いう説と

カラダ を冷やす野菜なので 赤ちゃんを産む お嫁さん に気遣った

説があります。

さぁ皆さん どちらだと おもいますか？

もうひとつ、

　　「一富士二鷹三茄子」のことわざがあります。これらを初夢でみると、とても縁起がいいと言われてきました

さてこれは江戸時代の初めころから使われてきたようです

語源として

１、駿河の国（現・静岡県中央部）の名物を順にあげた

２、徳川家康が、自分が住んだ駿河の国の高いものを順にあげた。鷹は鳥ではなく、富士山近くにある愛鷹山（あしたかやま）のこと、茄子は初物の値段の高さ

３、富士山は高くて大きい、鷹はつかみ取る、茄子は「成す」に通じて縁起がよい

と諸説ありますが

１がもっとも有力な説だそうです

ＮＩＣＯ は １５日 より 一部 料理メニュー と ワインが １/３くらい変わりました

是非是非ご来店して たのしんで いってください。

【時が僕に教えてくれたこと……忙しさにまけちゃいけない。忙しさにだらけちゃいけない】 なんか たぶん そんな気がする

ＪＯＥでした( ´艸｀)