不登校になって

多くの保護者のかたが悩むのも

自分の価値観とは違う世界を

否が応でも思い知らされることかもしれませんが

違う世界を知るからこそ

パラダイムシフトがおきて

人生が豊かになります。


そうして多様性に富んだ世界を

ありのまま受け止めていけるようになる。



私はヤフーニュースのコメントは

価値観のジャッジばかりなので

ほとんど読みませんが

最近必要にかられて読んだヤフコメは

まさに「流浪の月」の世界だなあと思いました。


流浪の月についてはこちら↓

本屋大賞とって、映画化もされましたね。



たとえば、最近世間を騒がせた

東近江市の市長の発言は

不登校をよく知る人にとっては

あまりにも的外れで

不登校の現実をご存知ないのだととわかりますが

この思考の人は世間には実はたくさんいる。


ああ流浪の月だと思います。


人間だもの。


違う価値観のかたに

理解してもらえるように伝えていくには

どうすればよいのか。

そんなことを学ばせてくれる機会でもありました。


私たちの不登校サポートの活動は

完全ボランティアでやっています。

社会の枠からはみ出たら

勝手に自分たちでどうにかしろ。

そんな考えのかたも多いのだと

ヤフコメで改めて感じましたが


学校が辛くて死を選ぶ若者も多い日本。

社会が手を差し伸べないなら

差し伸べられる人で支えたい。

そこに損得勘定はありません。

同じように辛い思いをする人が

一人でも減ってほしいから。

ただ、それだけです。


なかには

あこぎな不登校ビジネスをしている団体も、

僅かではありますが存在します。

でも

ほとんどの不登校支援団体は

多様な子どもたちが

自分らしく学んでいけるように

サポートしたい。

苦しむ人なんて少しでも減らしたい。

ただそれだけなのだと思います。


(そもそも、公立校、オルタナティブスクール、ホームスクーリングなどが当たり前に選択できる教育が

欧米ではスタンダードだったりします。

日本の教育の窮屈さは、国連の「子どもの権利審査委員会」でも再三懸念され勧告されていたりします)


いろいろな活動をしていれば

アンチな言葉もきくのが世の常。


我以外皆師也。

いろいろ学びにつながります✨


わたしが大好きな言葉で

活動をはじめた頃に支えにしていたものがあるので

紹介します。

もし何かに傷ついている人がいたら

この言葉がよすがとなりますように。



「最良のものを与え続けなさい」


マザー・テレサ



人は不合理、非論理、利己的です。

気にすることなく、人を愛しなさい。


あなたが善を行うと、利己的な目的で それをしたと言われるでしょう。 気にすることなく、善を行いなさい。



目的を達しようとするとき、 邪魔立てする人に出会うでしょう。 気にすることなく、やり遂げなさい。


善い行いをしても、 おそらく次の日には忘れ去られるでしょう。 気にすることなくし続けなさい。



あなたの正直さと誠実さとが、 あなたを傷つけるでしょう。 気にすることなく正直で 誠実であり続けなさい。



あなたが作り上げたものが、 壊されるでしょう。 気にすることなく作り続けなさい。



助けた相手から、 恩知らずの仕打ちを受けるでしょう。 気にすることなく助け続けなさい。



あなたの中の最良のものを、 世に与え続けなさい。

けり落とされるかもしれません。 それでも気にすることなく、 最良のものを与え続けなさい。