コロナについて最近思うこと | コーヒーブログ

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福井県小浜市にある珈琲屋すいしょう(旧喫茶SVZ)店長のブログです。

わたしはこのコロナ禍でも経済を回す、と言う考え方は間違ってないと思うので、店に行ったりするのは目くじら立てる必要はないと思っています。
 
一人旅や同居の家族のみでのお出かけは、出かけた先で不特定多数やどこの誰かわからない人としゃべり倒すような事さえしなければ大きな問題ではないのでは?、と。
 
当店にも県外の方はたまにいらっしゃいますが、驚くほど徹底してる方もいます。
入ってきたらご自身と触ったところを全部自前のアルコールで消毒し、ご夫婦でいらっしゃったのに注文以外で一言もしゃべらず、飲む時はマスクを引っ張って間から飲む…と言う徹底ぶりだった方もいます。
こっちが、そこまでせんでも…と思ったくらいです。
 
昨日の投稿でも書きましたが、それぞれの制限やマスク着用などは何のためにするのか、を改めて考えれば周囲への迷惑や過剰な行動は減るんじゃないかな、と思います。
 
例えば昨日のマスクの話ですが、着用していない人に注意をしてトラブルになったニュースがゴールデンウィーク中は散見されました。
これって申し訳ないけど、注意した人は頭悪いな、と思うんですよ。
マスクは飛沫を防ぐためにするもの。
飛沫はなぜ起きるのか。
咳き込んだりしゃべるからです。
ノーマスクの人が咳き込んでたのなら話は変わってきますが、咳き込まず無言でいたのなら遠巻きにしてればいいんですよ。
注意をすれば当然相手のノーマスクは口を開きます。
このご時世にノーマスクの人が注意されておとなしくマスクをするなんてほぼ考えられない。
なら距離を取るだけにすればいいのです。
飛沫が起きるリスクを起こす必要はない。
車内など密閉空間ならノーマスクの人が口を開くような事態を徹底的に防ぐべきで、これはすなわち話しかけないのが一番です。
 
コロナに関しては、避けることが揉め事や面倒事から逃げて事なかれ主義でいる、とは違うと思うんですよね。
 
出かけるのもそうで、一人や同居家族で静かに楽しむようなことなら別に構わないと思います。
だから県外車が多いと気にはなりますが、それが一人二人ならわたしは来るなとは思いません。
まあ、昨日書いたような二十人前後での記念撮影するような集まりは論外ですが。
もしかすると地元の何かだったのかもしれませんが、それでも有り得ん。
 
東京では電車の本数を減らしたら乗車率が180%に達した車両もあって慌てて元に戻したとかなんとか。
当たり前だ。アホなんだろうか。
それと一緒で飲食店の時短営業もほとんど意味ないと思うんですよね。
今は知りませんが、大阪では飲食店では夜飲めないから、と昼間っから飲んでる人が多かったとか。
昼間はコロナにかからないのならいいですが、そんなわけないですね。
それなら普通に営業して分散した方がいいに決まってます。夜だけ制限することになんの意味が?
結局、この制限が路上飲み、公園飲みに繋がりましたし、それを禁止したら今度は宅飲み。
数日前、宅飲みでクラスターが発生したってニュースがありましたね。
でも、宅飲みなんて禁止も管理もできるわけないですし、それなら感染防止がしっかりした店で飲んだ方が安全ってもんです。
宅飲みだったら気が緩んでマスクもしない可能性が高くなりますし。
 
密を防ぐ、酒を飲んでバカ騒ぎするのを防ぐ、と言うのは正しいですが、方法として飲食店の時短営業や休業は100%とは言いませんが、間違ってると思います。
 
去年あれだけ大騒ぎしたパチンコでは結局ここまでクラスターが起きたという話は聞きませんね。
そりゃそうでしょ。
パチンコは隣の人としゃべったりしませんから。
そう言う意味では映画館もそう。
隣の人としゃべりますか?
まあ、飲食物の持ち込み禁止くらいはしてもいいと思いますけど。
 
なんでもかんでも制限するから反動が出たり、従わない人が増えてくる。
去年の今頃は本当に未知の恐怖だったので性急すぎたり誤った対応もあったかもしれません。
わたしはそこを責めるのは間違いだと思います。
大阪のカッパとか、結果的に必要なかった〝今〟を見て批判するのは卑怯です。
ただ、それらを経て政府も野党議員も自治体もマスコミも国民もなにが必要で、なにがする必要なかったのか、そろそろ学習できてるはずですがね。
なんか1ミリも成長も学習もしてない気がする。
そして医療従事者と保健所の人たちが延々と苦労する…と。