融雪装置と雲城水 | コーヒーブログ

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福井県小浜市にある珈琲屋すいしょう(旧喫茶SVZ)店長のブログです。

予報通りの天気ですね。
すごい荒れようです。

 

そして、予想通り雲城水は止まっていました…
この話をすると、凍ってたの?と言われることがあるのですが、違うのです。
融雪装置が作動すると地下水の水位が下がって湧水である雲城水は止まってしまうのです。
津島の名水も見に行ったのですが、やっぱり止まっていました。
今日は水道水で営業しようか…とも考えたのですが、管理人さんのところへとりあえず行きました。
わたしが行こうとした時に、管理人さんも出てきておられて鉢合わせに。
雲城水はポンプアップもできるようになっているので、それを動かすためでした。
わたしもそれがあるのは前から知っているので、動かしてもらおうかと思って伺ったのです。
その際に管理人さんと話していたのですが、問題を知ってもらうためにあえてポンプアップをしない、と言う考え方もあります。
ですが、たくさんの方が汲みに来ておられるので、なかなかそういうわけにも行かず困っておられるようでした。
わたしも今日は水道水で…と頭をよぎったのは、同じ事を考えたからです。

 

その間もお二人ほど汲みに来られていました。
その方たちとも話をしたのですが、そもそも融雪装置を動かしすぎではないのか、と。
9:00頃はまだうっすらと白い程度で、融雪装置を作動させる必要があるとは思えない積雪量でした。
水たまりを通り越して池の様になっている部分もあり、過剰で無駄な地下水の浪費に思えるのです。
13:00現在はすごい積もり方をしてきたので、道路の安全確保のために動かすのはやむを得ないと思いますけどね。
作動するのは自動だと聞いています。止めるのは手動らしいので、もう少しこまめな運用ができないものか、と思います。
ただ、融雪装置の管理側の立場を考えれば、そんなこまめに動けない。ましてや今回の様に土日だったら、管理するべき役所の人間は本来休みではないか…とも思ってしまいます。
現実はどういうシステムになっているのか、詳しいことは知りませんが、そういう事も考えてしまいますね。
難しいことだと思います。

 

ですが、小浜市は食の町を前面に出している街。
その街が水を粗末な使い方をするのはどうかと思います。
水も無限になるものではありません。良質な水ともなればなおさら…
水を粗末にする者が、いつまでも水の恩恵にあずかれるとは思えません。

 

そして、ポンプを動かしてもらったのはいいんですが、今シーズン初めて動かしたと言うことで、菅のサビが…
とは言っても水の色がおかしいのではなく、粒がちょっとだけ混じっていただけなんですけどね。
それが出なくなった後、何度か飲んでみて、味に問題なくなってから汲んできました。
その間、約10分…寒かったのです…
風で容器が一つ吹っ飛んでご臨終になりましたしね…
この容器、高くはないんですけど夏場しか売ってないんですよね…

 

そうこう書いている内に、店の前もすごいことになってきました。
看板やのぼりは開店直後は出していたのですが、とてもとても…
特に看板は雪が積もってしまって、案内としての役に立っていません。
ただの白い障害物になっているので仕舞いました。
看板ものぼりも出していませんが、営業はしておりますので~