ボランティアのみほです。
滝川市内にあるお家の車庫に生まれたばかりの子猫がおりどうしたらいいか困っているとの連絡を受け、早速状況を確認しに行ったところ、まだまだ母猫からのお世話が必要な小さな小さな子猫たちでした。
生後1ヶ月にも満たない子猫たちは、一日最低6〜8回の授乳と排泄を促してやる事が必要になってきます。また、体温調整もままならない月齢なので、湯たんぽの設置や適切な環境の提供も必要になります。
車庫の持ち主は、私がお世話しますという女性が現れたので車庫にいた赤ちゃんを渡してしまったそう。
こぼりからは産み落とされたはかりで母猫がお乳をあげてるんだから勝手に触ってはダメ、可能なら元に戻すように注意されていましたが、よくよく話しを聞いたら、その女性に引き渡し1日〜2日がすでに経ってしまっていたようです。
その女性が、引受けたものの、赤ちゃんの保育が素人が出来るものではないと思い知り、さばいでぃに連絡してきた事により保護しました。
そんな状態の子猫を120匹を超えて生活しているハウスへ連れてこられるはずもなく、仕事やさばいでぃでのボランティア活動という忙しい合間を縫って、預かりボランティアさんに母猫代わりとして育ててもらいました。
子猫はとても可愛いですが、可愛い以上にとても大変です。人の手のみよりも、母猫がきちんとお世話をしてあげる事が一番ですし、何より子猫を失った母猫は授乳の為にお乳を腫らしながら子猫を探しているはず…と、子猫たちを保護した場所に使用しているフリースを敷いたり、時にはキャリーに入れた子猫たちを現場へ連れていき、母猫が探しに来ないか毎日朝夜の2回、様子を見に行っていました。
必死に子猫を探し、車庫入口付近の固い砂利を掘って入り込もうとした形跡は見られましたが、警戒心の強い母猫を見掛ける事すらできず、さばいでぃでは猫の安全の為にこれまで使用をしてこなかった捕獲器も用意し、その中に匂いの強い唐揚げを入れるなどして様子を見ておりましたが、子猫保護から1ヶ月が経過しこれ以上は難しいという判断の元、母猫捜索は断念しました。
幸いにも子猫たちは全頭元気に過ごせており、ワクチン接種ができる程の月齢にまで育ちました。
可愛い盛りの子猫たちです、是非会いに来てあげてください。
(注意)なお、子猫の譲渡に関しては、猫を飼える環境にいらっしゃる事が大前提ですが、高い確率で事故や病気で亡くなる事を未然に防ぎ、これ以上不幸になる猫を増やさない為にも、下記の内容を遵守して下さる方に譲渡致します。
□終生完全室内飼い
(窓の脱走対策や首輪の着用などお願いします)
□避妊・去勢手術の実施
□ワクチンなど必要な医療
まだまだ小さい子猫で1日を通してのお世話が必要です。
長時間お家を空ける方や、まだ命の尊さが分からない、小さなお子様がいらっしゃる家庭はご遠慮頂いております。
★見学や里親希望は下記までお願い致します。
〔さばいでぃ連絡先]
スマホ080-3266-2433
メールsorachicullingzero@gmail.com