今日、墨田区向島にある「文庫革大関」さんhttp://www.rakuten.co.jp/oozeki/index.html の工房へ行ってきました。

前々から「カードの入るがまぐち」を探していて、3日前にネットでたまたま見つけたお店です。

私は小さなバッグが好きで、二つ折りや札入れみたいな大きくて立派なお財布は苦手。

でも、がまぐちって可愛いものが少ないんですよね。。

今使っているのは浅草の「蔦屋」さんhttp://www.asakusa-e.com/dentokoge/ta.htm#tutaya の「江戸印伝」のもの。

これは80歳の職人さんが最後に作ったものだとかで、もうこういうものは作れない、といわれた代物なのでもう手に入らない。

でも、小銭のほか、カードも複数入れられるし、薄くて品のある形も気に入ってずいぶんくたびれても使っていました。

とはいえ、そろそろ買い換えないとなー、と思ってやっと出会えたのが大関さんのお財布なのです。

こちらの作品の最大の特徴はその鮮やかで可愛らしい色と柄。

もともとは姫路特産という「白なめし革」という真っ白な皮に版で型押しをしてからそこに一筆一筆彩色をしていきます。

仕上げに「漆」で錆びというアンティーク仕上げのようなものをほどして出来上がり。

この綺麗な革を袋物に加工するといった手間隙のかかるものなのです。

今日も工房では大関さんを始め、若い女性のお弟子さんが黙々と彩色作業をされていました。

で、私はいろいろ迷ったあげく、当初の目的であるがま口じゃなくて「撫子」の柄の小さな小銭いれを買いました。

がま口はまた次のお楽しみにとっておこうかなーと思って。。。

やっぱり直接手にとって見られたのですごくよかった!HPの画像だと気がつかない可愛さが発見できて本当に楽しかった!!

この撫子の柄、余白のところの粒粒がいい感じなのです。

鮫革みたいな感じになっている。チョウチョとお花のロマンチックさにこの余白がすごく効いているのですね。

小銭いれも小さいけどポケットが中と外に付いていて、普通のお財布としても使えます。

来年の年明けにウチのお店でご紹介することができそうです!

そのときはいろいろなアイテムとHPには乗っていないアイテムも出品されるようですので今からとっても楽しみです。