WBC事件でもらった粗品

 

先 日、思わずツイートしてしまいましたが、とある大手新聞から新聞の勧誘を受けることになりました。大学生の頃に、かなりひどい勧誘を受けたことがあるの で、新聞勧誘にはアレルギーがあります。通常は、勧誘自体を拒否するのですが、今回はどうしても勧誘されることになりました。それは、WBCのプレミアム チケットが当選したからです。

 

誤解がないように最初に言っておきますが、実際にはチケットが当選したのではありません。タイトルにある通り、これは未遂に終わりました。ただ、落選したのがわかったのは、実際に対面で勧誘を受けてから。つまり、私は、WBCチケット当選というエサに食らいたのです。

 

当 選の連絡を受けたのは、電話にて。詳しくは覚えていないですが、「WBCキャンペーンに当選しました」とだけ言われたと思います。チケットが郵送されると 思っていたのですが、手渡しになっていると言います。この時点でおかしいと感じたのですが、せっかくのWBC観戦のチャンス。そこで、自宅に来てもらうこ とになりました。

 

実は、大学時代にひどい勧誘を受けたのも、今回と同じ新聞社。そこで、言いがかりを付けられるのが嫌なの で、予め新聞購読する予定はない旨を伝えました。それでも構わない、と言うので、自宅前で会うことにしました。経験上、自宅のドアを開けてはかなり不利に なります。そこで、マンションのオートロックの前で会うことになりました。

 

やってきたのは、電話の男性ではなく女性。そし て、彼女の説明で、当選したのがチケットではなくWチャンスの粗品であることが判明しました。その時点で、私の怒りは最高潮に達しています。彼女曰く、 「電話ではチケットが当選したとは一言も言っていない」とのこと。つまり、彼女としては、全く過失はないと言うのです。この時点で、今回の仕組みがやっと 理解できました。つまり、

 

「WBCキャンペーンの当選」という集客ワードで、見込み客と会って営業する

 

と いう手法です。もし、電話で「粗品が当選」と言ったならば、会ってもらえないかもしれません。だから、「粗品」とは説明せずに、ただ単に「WBCキャン ペーンの当選」としか言わなかったのです。郵便受けに入らない粗品だからこそ、手渡ししかできないのかもしれないですが。

 

厳 密に言えば、嘘を付いたわけではありません。しかし、「WBCキャンペーンの当選」と聞けば、ほとんどの人が「チケットの当選」と考えるのではないでしょ うか。正直に言えば、WBCのキャンペーンに応募した事自体忘れていました。それぐらい、些細な気持ちで応募した懸賞であり、ほとんど人がそれほど大きな 動機がなかったはずです。Wチャンスがあることを覚えている人も、ほとんどいないと思います。そう考えれば、嘘ではなくとも、誠実さが全く感じられない発 言となります。

 

さらに、電話を掛けてきた際、所属や名前を全く伝えなかったのです。私が聞いても言うのが嫌そうで、事務所のある場所しか言いません。きつく聞けば、やっと答える始末。会社名を言えば、会ってくれないと考えたのでしょうか。

 

こ のような営業方法を採れば、その新聞社の評判は悪くなるとわかるもの。それでも、この方法を使うのは、それだけこの方法が上手く行っているのでしょうか。 ただ、私がブログに書くように、こんなやり方をしていれば、悪い評判はネット上を駆け抜けてさらに広まります。今後、こんな悪どい勧誘方法は、効果を出さ ないどころか悪い口コミを生み出すことになるでしょう。

 

最後に、建設的な意見を。ならば、どうやって勧誘するか。WBCキャンペーンに応募するということは、WBCに興味があるということ。ならば、

 

WBCの特集記事を実際に読んでもらう

 

ことが一番効果的だと思います。または、

 

スクープ記事の紹介

 

をすれば、その大手新聞を読むメリットがわかります。せめて、

 

試読紙

 

ぐらいは渡すべき。粗品よりも、こちらの方が購読につながる可能性は高いし、よりコストは低いはずです。

 

実 際に私が受けた勧誘は、ほとんどありませんでした。購読する予定はない旨を電話で伝えていたからかもしれないですが、それでも全くないのも変なものです。 こういう、プレゼントに頼った誠実ではない勧誘を続けるからこそ、新聞の定期購読者が減っているのかもしれないですね。

 

 

☆ 今日のまとめ☆

大手新聞社の勧誘方法は、依然改善されていない。

モノに頼った誠実ではない方法で、定期購読者獲得が行われている。

商品の良さを伝えるだけでも、改善されるのではないあk.

 

 

アメリカビジネスの最新事情メルマガはこちら

ワインを知れば、おもしろい

マーケティング・ビジネスのヒントに関するブログも書いています

WSJを読むには、基本的な英単語を知っていなければなりません

日々気づいた雑感はTwitterで発信中

すいません、Facebookはほぼ引退しました

年5%で資産運用する方法はこちら

 

☆ 今日のこぼれ話☆

新聞社名を公表しようと思いましたが、怖いのでやめておきます。

どうしても知りたい人は、個別に連絡を。

 

☆経営コンサルタント 石原明さん の言葉☆

「偶然を見つけられるかどうかというのは、目の前で起こっていることを先入観にとらわれずに見つけれるようになることですから、そこで思わぬ発見があったりするのです。だから、関係ないものを見たほうがよい。」

 

『気絶するほど儲かる絶対法則 売れるしかけと勝てるしくみの作り方』 より)

ポッドキャスト でいつもお世話になっています。この番組は本当に勉強になります。

※創業者・経営者・コンサルタントの心に残る言葉、元気になる言葉を紹介しています。