お金の看板 By 401(K) 2013

投 資関連のイベントや経済ニュースを見ていると、証券アナリストやエコノミストと言われる投資・経済の専門家を目にします。世間で言えば、そういう金融関連 の専門家という仕事は、高収入の部類に入るのでしょう。テレビやホールで話をするという場所もあるのですが、着るものがかなり高級そうに見えます。

 

なぜ、高収入を得られるのか。その要因を考えるにあたり、その仕事そのものを考えたいと思います。簡単に言えば、

 

金融関連の専門家の仕事=経済情報を分析して得られた将来予測を販売する仕事

 

と なるのではないでしょうか。誰にも分からない将来のことを、現状から予測するということは、ある意味現代版占い師とも言えます。精度の高い情報分析はそう 簡単にできるものではなく、経済学や統計学の知識なども必要になります。それだけハードルの高い仕事だから、その収入も高いのです。

 

し かし、ハードルが高いからと言って、高く売れる保証はありません。ニーズがあっても、相手に支払う能力が無ければ、高く売れないからです。その点、金融関 連の専門家の販売先は、大手金融機関や機関投資家・個人投資家など。彼らは、買った予測を元に、投資をして資産を増やそうとします。たとえ、資産を減らし たくないと考える人がいても、そういう人は、大抵莫大な資産を持っています。専門家から買った予測を元に、稼ごうとするからこそ、専門家に大金をはたける のです。

 

金融関連の専門家と言えば、FP(ファイナンシャル・プランナー)も含まれるかもしれません。しかし、世間一般的 には、FPはまだまだ稼げる仕事ではないようです。その要因として、金融関連の専門家とは違い、細かい将来予測はしないから、というのが挙げられます。た だ、それ以上に、販売先、つまり顧客の支払い能力が影響しているのではないでしょうか。

 

FPの顧客と言えば、主に保険購入 を考えている人や住宅購入を検討している人。いずれも、何かを購入しようとしている人になります。それらの購入をできるだけコスパの高いものにするため に、FPに相談する以上、FPへの支払いもコスパを求めます。だから、FPはあまり儲からなくなるのです。

 

金融関連の専門家・FPの顧客・収益性をまとめると、以下のようになります。

 

【金融関連の専門家・FPの顧客・収益性のまとめ】

[金融関連の専門家]顧客は儲けてやろうという投資家→収益性は高くなる

[FP]顧客はコスパを高くしようという個人→収益性は低くなる

 

これを一般化すると、次のようになります。

 

【顧客と収益性の関係】

[1] これから稼ごうとしている顧客→収益性は高い

[2] これから消費しようとしている顧客→収益性低い

 

情報を売る商売を考えた場合、これから稼ごうとしている人を相手にしなければ、高い収益性は見込めないように感じます。

 

単にニーズを満たすことを考えても、それが長続きする商売に結びつく保証はありません。結局は、誰に売るのか、その人は喜んでお金を払ってくれるのかが、一番重要なのではないでしょか。ビジネスアイデアを考える上で、一つの判定基準になります。

 

☆ 今日のまとめ☆

お金を喜んで支払ってくれる人を相手にしなければ、商売は長続きしない。

 

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☆ 今日のこぼれ話☆

面白いアイデア、ニーズを捉えたアイデアは、よく浮かびますが、それがお金になるかはまた別の話。

それほど稼げなくてもいいので、まずは潰れないということを第一に考えたいと思います。

 

☆サムシンググッド創業者 坂本桂一さんの言葉☆

「考えると調べるはまったく違う行為だ。考えるはインサイドワーク、調べるはアウトサイドワーク。両者が連動して行われることはあっても、両者の間に共通項はない。」

 

『頭の良い人が儲からない理由』 より)

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