2013年2月は、さらに節約志向が強まるのではないかと、予測しています。それは、私自身そうしなければ、と思うから。そのように思ったのは、1月の電気代が凄まじく上昇していたからです。
2012年1月と2013年1月の電気請求金額を比較すると、以下のようになります。
[2012年1月]7,388円(325kwh)
[2013年1月]13,829円(569kwh)→昨年同月比87.2%増
ちなみに、1kwh単位の請求金額は、次のようになります。
[2012年1月]22.73円
[2013年1月]24.30円→昨年同月比6.9%増
この要因は、今年は寒いからに違いありません。だから、電気使用量も75.1%増えているのです。しかし、それだけでなく、1kwh単位あたりの請求金額を見ると、電気料金そのものも上昇しているのがわかりません。
私個人の電気代動向が、他の人と同じとは言いません。しかし、
1月は昨年よりも体感的に寒い
電気料金は上昇した
ことを考えると、多くの消費者が、電気代が上がったと実感しているのではないでしょうか。
一方、世帯収入は、電気代ほど伸びていないようです。12月の総務省家計調査によると、次のような結果になっています。
【2012年12月家計調査による世帯収入と光熱・水道支出の動向】
[世帯収入]名目1.0%増
[光熱・水道支出]名目6.8%増
物 価変動を考えない名目を比べたのは、給与明細上の数字や請求書上の数字という名目数字こそが、心理的に影響を与えるから。この数字を見る限り、収入以上に 電気・ガス・水道代が上昇していることがわかります。1月はお正月というイベントがあるので、どうしてもお金を使わざるを得ません。しかし、2月は節分・ バレンタインとも、お正月ほどの義務感はありません。よって、電気代の増加を目のあたりにして、節約志向を強める消費者が増えても、不思議ではありませ ん。2月の小売売上高は、相当厳しいものになるのではないでしょうか。
☆ 今日のまとめ☆
1月の電気代請求金額は、昨年同月比で大きく上昇している。
この請求書を見て、2月に節約志向を強める人が増えても、不思議ではない。
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☆ 今日のこぼれ話☆
1ヶ月の電気代が1万円を超えるのは、初めて。
これ以降、かなり節電するようになりました。
風邪引かない程度に。
☆サムシンググッド創業者 坂本桂一さんの言葉☆
「そ れでも、アパートをノックして回ろうかと思いついたとき、そこまでやるチリ紙交換はさすがに見たことないなと一瞬躊躇しかかった。だけど、冷静に考えた ら、やりすぎだとかなんとか自分に言い訳をして、やらずに少ない量で帰るより、思い切ってやってトラックを満杯にして帰ったほうがいいに決まっている。 「ここでノックできるかできないか、その差が人生を分ける。俺はノックできる人間になる」そう思った途端、恥ずかしいなどという気持ちは一切なくなった。 まさに、いま考えるとあれば私の、人生目覚めの瞬間だったような気がする。」
(『頭の良い人が儲からない理由』 より)
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