総選挙が公示されて、そろそろ1週間が経ちます。一般的に、選挙公示後の一番の変化は、政治家のツイッター利用がめっきり減ること。選挙カーにより外は騒が しくなりますが、ツイッター上はかなり静かになります。これが実に寂しい。しかし、今回の総選挙では、それほど静かではありません。
そ れは、一部の政治家がツイッターを依然利用しているから。公職選挙法の条文が実際にどうかは知りませんが、簡単に言えば投票を呼びかけるツイートは違法の ようです。しかし、世間一般的には、「公示後=政治家のツイッター禁止」らしく、その結果、日本維新の会の橋下徹さんが行った公示後のツイートが、かなり 話題になりました。法律に楯突く内容も、その話題に火を注いだようです。ただ、私がフォローしている人を見ると、ツイートしている政治家は橋下さんだけで はないようです。
政治に興味が強い私は、それなりに政治家をフォローしているのですが、その中でも一番目立つのが、みんなの党 の松田公太さん 。毎日にように、その行動予定をツイートされています。松田さんのツイート を見ない日はありません。そこで、ふと思いました。それは、
みんなの党は、選挙公示後のツイートを考えて松田公太さんをリクルートしたのではないか?
と いうことです。もちろん、松田さんが政治家になったのは、その志ゆえ。さらに、松田さんの考えがみんなの党のアジェンダと合致したからこそ、みんなの党公 認で立候補されたのだと思います。ただ、松田さんのツイートの影響力の大きさも、否定できません。選挙公示後のSNS利用を考えて、松田さんの発信力をみ んなの党が活用しているのは、間違いではありません。
そして、最近、みんなの党の繰り上げ当選のニュースも飛び込んできました。繰り上げ当選されたのは、元カリスマバイヤーの藤巻幸夫さん 。藤巻さんもその面白い経歴・ユニークな生き方ゆえに、ファンの多いかたです。藤巻さんにどれだけフォロワーがいるのかは知りません(外出中のため調べられません)が、松田さんに劣らず多いかと思います。また、松田さんに劣らず、その影響力も多いことかと思います。
み んなの党が、選挙公示後のSNS利用を考えて、松田さんや藤巻さんを擁立したのかどうかは定かではありません。ただ、実際に公示後に行ったツイートは、何 かしらみんなの党にプラスに働いているのは確かです。なんせ、政治家のツイートが減った時でも、タイムラインに流れているのですから。その忙しい選挙活動 を見ると、頑張っている姿を想像でき、共感しても不思議ではありません。特に、みんなの党は特定の組織による後ろ盾がないので、ツイッターを利用した無党 派へのコミュニケーションは重要になるかと思います。
同じ事は、一般企業にも言えるかもしれません。政治ほどではないにし ても、商品の性能に大きな差はありません。商品に差がないから、ついつい価格を下げることで支持を得ようとしますが、別の方法もあります。それは、消費 者・利用者へのコミュニケーション。松田さんが行なっているツイートは、まさにこれです。そう考えると、一般企業が、松田さんのような発信力のある人材を 採用しても、不思議ではありません。そのような人材とは、次のような特徴を持っています。
【発信力のある人材】
○ 苦労して成功を勝ち得た人(≒松田さん)
○ ユニークな生き方をしてきた人(≒藤巻さん)
○ ツイッターで日常的に情報を発信している人
○ フォロワーが多く、フォロワーと相互コミュニケーションを密に行なっている人
発信力のある人が社内にいれば、タレントを起用する必要はありません。そう考えると、発信力のある人を採用することは、安上がりなのかもしれません。
それにしても、もしみんなの党が公示後のツイート効果を期待して、松田さんや藤巻さんを擁立したなら、戦略に長けた党と言えるでしょう。
☆ 今日のまとめ☆
選挙公示後の松田公太さんのツイートのように、発信力のある人材が社内にいれば、コミュニケーションにおいて大きな差別化が行えるでしょう。
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☆ 今日のこぼれ話☆
選挙に関するネタは、法律の関係もあり、これまで避けてきました。
ただ、先日津田大介さんのブログ で、公示後にやっていいこと・わるいことがわかりやすく説明されていたので、今回は選挙ネタにしました。
アクセスを考えると、この時期は選挙ネタに限りますね。
選挙をいろんな角度から見ると、思うことは多々ありますね。
☆サイゼリア創業者 正垣泰彦の言葉☆
「一番効果があるのは、何かを改善しようと考えるのではなく、今までやっていたことをやめることだ。」(『おいしいから売れるのではない 売れているから美味しい料理だ』 より)
※労働集約的ビジネスである飲食店に科学的思考を取り入れるサイゼリアは、とてもおもしろい企業だと思います。その創業者はとてもユニークな理系の人。
