最近、神戸・三宮の観光地やホテルで英語のフリーペーパーを探しているのですが、ほとんど見当たりません。比較的宿泊の高 いシティホテルにもなく、コスパにうるさい外国人が好みそうなビジネスホテルにもありません。観光地には、観光コンベンションなどの公共団体が作った英語 パンフレットはあったものの、タイムリーな話題を掲載している英語のフリーペーパーはなし。一つぐらいあるだろうと思っていたので、予想外と言えます。

 

ただ、フリーペーパーは街に乱造されています。そして、観光客をターゲットにしたフリーペーパーも数媒体あります。これほどの種類のフリーペーパーがありながら、英語はなし。ということは、

 

英語のフリーペーパー事業が成り立たないから

 

というのが、その理由になるかと思います。

 

さらにその理由を考えると、容易に

 

英語を話す外国人観光客自体が少ないから

 

と いう理由が頭に浮かびます。神戸と言えば、日本を代表する観光地と言っても過言ではありません。その神戸の街中を歩いていても、英語を話しそうな外国人に 遭遇することはほとんどありません。中国人や韓国人は見た目では日本人そっくりなので、相当数いるかもしれません。中国人と韓国人を、英語を話す外国人観 光客に入れれば、英語を話す外国人観光客は大きなボリュームになるかもしれませんが。

 

さらに、英語を話す外国人観光客の特徴を考えると、広告費で成り立つフリーペーパーが成り立たないのかもしれません。個人的な印象ですが、

 

中国人と比べると、英語を話す外国人観光客はそれほどお金を使いません。

 

見 た目も質素で、単価の高いレストランで見かけることはほとんどなく、カフェやファストフード、また安い居酒屋でたまに目にするぐらいです。円高も一部影響 しているのでしょう。コスパを重視しているのかもしれません。彼らがフリーペーパーを読んでも、そこに掲載されているお店に行く確率がそれほど高くない可 能性があります。それよりも、ホテルにあるネットにつながったPC(よくフロントの横にあるもの)を使って、クーポン付きなどコスパの高いお店に行くので はないでしょうか。日本人でも、フリーペーパーのクーポンを見て、そのお店に行く人が少なくなったことを考えると、外国人観光客でも同じことが起こっても 不思議ではありません。

 

上記二点から、広告を掲載する企業側も、積極的に広告費を投じたくないのかもしれません。母数自体 も少なく、来店する確率もそれほど高くないのに、限りある(そして数少ない)予算を投じる必要はありません。外国人観光客を狙うなら、より母数も大きい日 本人をターゲットにした方が、費用対効果は高いでしょう。たとえ、フリーペーパーを読んで来店してもらえなくても、その人が神戸(または近辺)に住んでい る・働いているならば、将来お店に来てもらえるかもしれません。一方、外国人観光客の場合は、旅行が終われば帰国するので、将来の来店はほとんど見込めま せん。

 

かなりネガティブな事柄ばかり載せましたが、恐らくフリーペーパー業界(もしくは紙媒体の業界)では、このような理 屈で英語のフリーペーパーを発行して来なかったのだと思います。フリーペーパー事業をかじったことのある私ですらわかることなので、もう少し深い理由があ るかもしれません。いずれにせよ、外国人観光客をターゲットにした英語フリーペーパーは、これまで却下されてきたのです。(東京では成り立っているようで す。ただし、観光客というよりも、長期滞在者向け。その理由も明白ですね。)

 

ただ、街を歩いていて、気になる光景がいくつかありました。まず、

 

英語を話すであろう外国人観光客は、旅行ガイドをほとんど手に持っていない

 

ということです。英語の地図を持っている人はいましたが、地図ぐらいでほとんどが手ぶら。この事実から推測できるのは、

 

それほど英語の情報が枯渇しているかもしれない

 

ということです。1人ぐらい英語の旅行ガイドや旅行雑誌を持っていてもいいものの、1人もいませんでした。

 

次に、

 

食料品をじっくり見ている人が多かった

 

ということです。場所は、お土産物屋さんやスーパー。日本の食品に関心があるのでしょう。ただ、どの商品にも英語表記はほとんどゼロ。POPでも説明もありません。見た目を楽しんでいたのかもしれません。

 

数少ない事例ですが、これらから考えるに、

フリーペーパー By FrancoisRoche


観光地の食情報を英語で発信すれば、観光客のみならず長期滞在者もターゲットにしたフリーペーパーができる

 

か もしれません。伝統的な食を紹介するのではなく、食のトレンドを英語で発信する媒体です。英語を話す外国人観光客のほとんどは個人旅行者。ツアー客ではあ りません。彼らは、伝統だけでなく流行も楽しみたいのではないでしょうか。また、流行を発信することで、長期滞在者にも読者層を広げられることになり、母 数が小さいという問題を少し解決できます。

 

収益化という問題については、広告収入だけではなく、他の収益源も作る必要が有るかと思います。例えば、

 

メニューの英語化

着地型旅行チケットの販売

 

など。今はこれぐらいしか考えが浮かびませんが、

 

日本人よりも母数が圧倒的に少ない

広告効果が見込める期間が短い(観光客をターゲットにした場合)

 

という問題を抱えている以上、フリーペーパー外の収益は必ず必要かと思います。

 

☆今日のまとめ☆

英語のフリーペーパーがほとんどないのは、「英語を話す外国人観光客の母数自体が小さいから」「英語を話す外国人はコスパを重視することが多く、広告効果が小さいから」がその理由だろう。

ただ、街の英語を話しそうな外国人を見ていると、英語情報に飢えていそうで、また食への関心は強そうだ。

食のトレンドを発信する英語のフリーペーパーならば、成り立つかもしれない。

ただ、その場合でも、フリーペーパー外収入は必要になるだろう。

 

 

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☆今日のこぼれ話☆

スマホを叩けば、いくらでも情報が出てくるので、情報にお金を使う人が減っていることはひしひし感じます。

その筆頭が、私ですから。

ただ、一方で雑誌売場を見ると、その種類に圧倒されます。

ニッチな深い情報ならば、お金を払ってでも欲しい人が多い証拠なのでしょう。

 

☆昨日の目標→その結果☆

◎朝6時に起きる→◯

◎毎日情報を発信する→◯

◎毎日仕事以外の人に話掛ける→○

◎腕立て・腹筋30回→◯

◎自宅のある12階まで歩いて登る、または自転車を30分以上漕ぐ→◯

◎部屋や家の掃除をする→☓

◎営業日誌を付ける→☓