先日、アルジャーノンプロダクトのスタッフたちに招かれて懇親会に参加してきました。
場所は蔵前の結わえる本店さん。
美味しい料理の締めは「寝かせ玄米」。
いかにも健康に良い構成でご近所にこんなよい店があったのかとまた勉強になりました。
この店をチョイスしたスタッフたちにも感謝なのです。
スタッフたちみんなとの写真を撮るタイミングを逸してしまったことが残念で後悔です。
そんなアルジャーノンプロダクトですがおかげさまで今期で10期を迎える事ができました。
今でこそキャラクターグッズのメーカーですが最初は戦闘機のトレーディングフィギュアの開発と販売をする会社でした。
アルジャーノンプロダクトを設立する数年前のことですがカフェレオで「エリア88」の戦闘機のフィギュアを販売していました。当時は現在ような生産技術も確立されていない時代でしたが食玩ブームの走りの頃で大変よく売れました。
その商品を見て自分たちでも商品企画と開発をしたいと飛び込みで提案してきた人物がいました。大変熱意があったのでその人たちと一緒に新しいラインナップを手掛けることになりました。ただ戦闘機のフィギュアを作っても今ひとつアピールが足りないので専門誌を出版されているイカロス出版さんに企画提案して写真素材の提供や監修をお願いして「Jウイング監修ミリタリーエアクラフトシリーズ」や大戦機の大型機体に焦点を当てた「ビッグバードシリーズ」などの1/144スケールのトレーディングフィギュアを展開しました。
当時は食玩ブームの真っ最中でコンビニなどの導入もありファンの方々の支持もいただいて沢山販売することができました。
展開の途中、開発を行っていた会社の事業が行き詰まってしまい継続することができなくなってしまいました。僕も当時は30歳半ばの頃で今後の対応に苦慮した記憶がありましたが、結果として新しい会社を設立して事業を引き継ぐ事になりました。この新しい会社が「アルジャーノンプロダクト」です。
しばらくはシリーズを展開しながら順調に時間が経ちましたが、食玩ブームも終焉を迎え、開発費用もかかる「ビッグバードシリーズ」を上巻・下巻の2作同時発売という攻めで仕掛けた商品が結果的に大きな在庫を残してしまい一旦プロジェクトから撤退することにしました。
その時期に所属していたスタッフがスパイク・チュンソフトさんから発売されていたゲームソフト「ダンガンロンパ」のファンで、ゲームに登場するキャラクターの「モノクマ」のフィギュアを作りたいとの企画提案を受けたことがきっかけでグッズの展開に舵を切り替えました。ダンガンロンパは小さい規模ながらも一番最初に秋葉原でイベントをやらせていただいたり沢山の商品を発売させていただきました。今でも楽しい思い出がたくさんあります。
とはいえカフェレオの関連会社ですのでお付き合いしているメーカーさんに配慮しながらのものづくりが必要でした。スタッフたちにはいろいろな制約をかけていろいろ苦労しながらの月日も流れていきました。
カフェレオは事業の規模がだんだん大きくなってきて、僕自身のやることも多岐に広がりその流れで新しいプロジェクトもいくつか抱えるようになりました。二足から三足、四足のわらじを履くような状況となりアルジャーノンプロダクトに足を運ぶ事すらできない日々になってきました。
はっきりしたリーダーを確立できないままの組織になってしまったためいち時期は責任の所在もはっきりしない状況となってしまい段々と事業の継続自体が難しい環境になってしまいました。
これも今から数年前の話です。
会社を整理する一歩手前の状況で一旦組織を解体する状況にしながら残るスタッフをカフェレオに統合する形で改めて体制を整えることにしました。
残ったスタッフ達にはいろいろな葛藤もあったと思いますが、カフェレオ側から新しいリーダーも立てて試行錯誤しながら商品開発にも取り組みチームとしての形も見えてきました。
同じことを繰り返さないという覚悟も含め、今年の7月に会社の経営をそのリーダーに譲り僕自身は社長を退任し全ての関与から身を引いて任せることにしました。
ここ数年手掛けていた「きゃらとりあ」「セリフストラップ」「けもみみ缶バッジ」「コロこっと」などのプロダクトが実を結んで、直近では『ヒプノシスマイク』の「キラーワードストラップ」や「けもみみ缶バッチ」などはたくさんのオーダーをいただいて完全に立ち直る事ができました。
以前より2つのことだけをスタッフたちに強く訴えてきました。
・コピペするような企画は絶対にやらないこと
・商品とパッケージのデザインは徹底的にこだわること
カフェレオは卸ですのでメーカーさんとのお付き合いがあって成り立っています。だからこそアルジャーノンプロダクトは差別化と特化したものを追い続けて欲しいと思っています。
所属するスタッフたちは若い年代の女性中心の人たちで構成されていますが負けず嫌いな人たちが多いこともみんなに任せてみる理由のひとつかもしれません。
これからはもうひとつステージを上げて行けるような会社になるといいなと思っています。
山あり谷ありの10年でしたが懇親会の中でみんなが笑顔で楽しんでいる光景をみると継続してよかったと思える時間でした。
これからもみなさまから応援していただけると嬉しいですのでどうぞ宜しくお願いします。
