クレジットカード大国、アメリカ
カード決済が多すぎて、時々現金が必要な時に結構苦労します
*本記事では「カード」はクレジットカードを指すこととします
*デビットカードの場合は「デビットカード」と記します
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1 カードのつくり方
2 カード特典
3 カード地獄
日本でもリボ払い地獄や多重債務者の問題がありますが
アメリカではカード地獄がなかり身近にあります
むしろ私たち夫婦のような一度も支払の遅延がないような
利用者は少ないようです
アメリカのカードでも、当然毎月の締め日というのがあり
毎月のカード利用料が通知されます
しかしアメリカの場合、締め日の前でも支払いを済ませることができます
例えば$50の買い物をして3日後くらいには明細に反映されます
そうしたらもう支払うことができ、支払い後はそのカード利用料はゼロになります
このやり方でいつもすぐに支払うようにしていると
毎月のカード利用明細ではゼロと表示されます
(カード会社にとってはうまみのない客)
カードの支払いをするときに、「今回いくら支払うか」を自分で決められます
正確な値はよく知りませんが、たいてい利用額の25%くらいが最低支払額に設定されています
例えば前の月に$200の利用があった場合
期日までにとりあえず$50払っておけばペナルティーは食らわないというわけです
全く払わないと$10とか$15の違約金が発生します
この、「全額払わなくてもいい」というところに大きな問題があります![]()
例えば$200の利用額に対して$50だけ払ったとしましょう
残りの$150はどうなるかというと、いわば借金をしている状態なので金利が発生します
いかんせん使ったことがないのであまりよく知りませんが、年利20~30%の金利です
例えば金利が30%だった場合
「月の金利は$150x0.3÷12かなー」と思ってしまいますが
実は「$200x0.3÷12」なのです
つまり、ある月の利用額を全部払い終えるまで
金利はその月の利用額全額にかかってくるんです
そして、これが何カ月も繰り返してしまうと
雪だるま式にカード地獄が進んでいってしまう![]()
100万円レベルのカード利用残高を抱えている人はわりとざらにいます
日本では
「たくさんの現金を持ち歩くのは危ないor面倒くさい」
という考えでカード払いにすることが多いですが
アメリカでは
「手元にお金がないけど、とりあえずカードを使えば目の前にある欲しい物は買える
」
という考え方をする人が多いようです
自分の収入・支払い能力に見合わない使い方はしない、という考えはないんですねぇ...
写真と記事は関係ありません
飛行機が好きなだけです
