黄色い花おはようございますヒマワリ

恋に人生に、そして健康管理にダイエットに…と
悩みの尽きないアラサー女子にオススメのコミック
に出逢いましたおとめ座キラキラ
高田サンコさんの「たべるダケ」(小学館)ひらめき電球
モニカツ-たべるダケ3巻
(▲7月に最新刊の3巻が発刊

神出鬼没の主人公「シズル」は、
いつもお腹を「ぐうぅぅぅぅ…」と鳴らしながら、
フラフラの空腹状態で見ず知らずの人の前へ現れます叫び
そんな彼女が、就活に苦しむ男子学生とスタミナ丼を食べたり、
留守番を任された男の子と一緒にハンバーグを作ったり、
見知らぬ人の歓迎会に乱入して鍋を囲んだりべーっだ!あせる
たべるダケ_07

そうやってフラリと現れたシズルが初対面の人
ただひたすら料理を「たべるダケ」!!
基本的にシズルはしゃべりません目
無言の圧力(?)で、初対面の人にごはんをおごってもらったり
強力粉とめんつゆを押し付けて強引にうどんを造らせたり
たべるダケ_03

そして食べる前の「いただきます」、食後の「ごちそうさま」だけは声を発しますおとめ座
しかし、「じゃ(それじゃあの意)」の一言だけ残してその場を立ち去り、
食卓を共にした人達と関係が続く事はありませんパンダ汗

夜のカフェで強引に相席してきたシズルに
ケーキを食べさせられた女の子が「運命」を感じ、

たべるダケ_01

たべるダケ_01
たべるダケ_02

しばらくして、プロ野球観戦中にフライドポテトを売り歩く
シズル
を発見して、勝手に悶々と葛藤したりショック!パンチ!
たべるダケ_06

夏の海で楽しむ若者たちの前に突然はまぐりを携えて打上げられあせる
(▼はしゃぐ若者たちの足元に沈んでいるシズル
たべるダケ_04
硬派な男性に助けられ、はまぐりを焼いてもらったり音譜
たべるダケ_05

シズル(食べ方が無駄に艶っぽい)が
「どこの誰なのか」を不思議に思いながらも
関わり合いになる登場人物たちもちょっと変わっていますにひひ
そして、彼女の行く先には美味しい食べ物の匂いがあり
シズルと出会う人々はなぜか彼女に惹かれて、
一緒に食卓を囲むことで悩みが解消されていく
そんな微笑ましいお話ですニコニコ

ちなみに著者の高田さん(現在32歳)は栄養士の資格をお持ちだそうで
一話毎に「栄養指導室」というプチ情報も掲載されていますひらめき電球女の子

そして、この7月からテレビドラマ化もされているそうなんですベル
大阪のバンド「ミドリ」でギター&ボーカルとして活躍していた
ミュージシャン、後藤まりこさん主演で、
テレビ東京ほかで放映中ニコニコ

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THE BRAND NEW HEAVIES「ULTIMATE TRUNK FUNK」
THE BRAND NEW HEAVIES「ULTIMATE TRUNK FUNK the ep」(1992/ACID JAZZ)
1980年代終盤、メインストリームのクラブ・ミュージックは
ミネアポリスサウンドやニュージャックスイングなどの大仰な打ち込みサウンドか、
急激にシーンを拡大させていたハウス、その2つのUS産の音楽が世界を席巻していたが、
そんな折りにイギリスから広がり始めた新しいムーブメント、
グラウンド・ビートと「アシッド・ジャズ」。
70年代を中心としたレア・グルーヴ(ジャズやラテン、ソウル、ファンク、ロックなど)を、
現代のダンスミュージックとして蘇らせ、上記のUS産ミュージックにはない、
大人でも聞ける洗練された雰囲気で昇華させたアシッド・ジャズ・シーンの歴史は、
細かく分析すれば80年代始めにまで遡らなければ網羅できないし、
音楽性を語ろうと思っても、様々なジャンルを含む「ユルい」しばりのジャンルだけに、
ここで全貌を説明することは叶わないが、
一般的に認知された90年代初頭のシーンの中心アーティストといえば、
ガリアーノ、インコグニート、コーデュロイ、そしてブラン・ニュー・ヘヴィーズ。
その中でも最もポップでユニバーサルな人気を博していたブラン・ニュー・ヘヴィーズは
ヴォーカル曲のイメージが強いが、実はインスト曲にこそ独特の魅力があった。
本EP収録の「Mr.Tanaka」は、ヤン・キンケイドが叩き出す
タイトでマットな音質でラフに突っ走るドラミングが実に爽快。
ジャズ・ファンクとブリットポップが絶妙に混じり合ったようなエネルギッシュなリズムが、
まるでライブ演奏のように、曲が進むに連れてどんどん気分が上がり、
自由なフィルインがほとばしる。
そしてドラムにからみつきながら中音域を自在にグルーヴするアンドリュー・レヴィのベース、
さらにペパーミントのように爽やかなアクセントを添える
サイモン・バーソロミューのシンプルなリズムギター。
オリジナルメンバーによる三位一体の屋台骨的サウンドは、
80年代からレア・グルーヴを愛してきた彼らの目指す最高のジャム・セッションだ。
その鉄壁の伴奏に乗るサポートメンバーによるホーンセクションは
デビュー時のクール・アンド・ザ・ギャング「Chocolate Buttermilk」や
ファンク・インク「Kool Is Back」、そしてデオダート「Skyscrapers」など、
レア・グルーヴ~ジャズ・ロックの「歌うような」ホーンがリードをとる、
〝これぞジャズ・ファンク〟なスカッとした清々しさが眩しく、
オープンエアーの下、白熱する団体戦スポーツを観戦しているかのような潔い爽快感。