おはようございます
先日〝猫カフェ〟に行ったというカツ子の話を聞いて、
猫好きとしては「ぜひこの目で確かめなくちゃ」と
広島市西区観音新町の「マリーナホップ」内にある
「ペットハウスマリー」へ行ってきました
（カツ子が行った猫カフェは、ここじゃなくて別のお店ですが…）
ペットショップと併設になっています
こちらは生後2カ月くらいのアビシニアン
かなりの美形です
そして猫カフェにはマンチカンをはじめ
6匹の猫ちゃんたち
みんな元気でコケティッシュで癒されました
さて本題は、新作DVDで観ました
「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」という
国内では今年始めに公開された映画のお話です
当時はファッション誌でも取り上げられて
話題になっていました
汚れを知らないような純粋な少年・パイと
純粋に〝野生の厳しさ〟100％の獰猛さが潔い
ベンガルトラ（名前は「リチャード・パーカー」
）、そしてトラよりもさらに脅威な大海が作り出す
厳しくもファンタジックな映画
決して人間に懐くことのないトラ
（リンクあり★）
と一緒に、小さな救命ボートで
荒れ狂う洋上を彷徨うことになった
10代後半のパイの過酷な運命は、
とっても怖いシチュエーションですが、
映像がとにかく美し過ぎます
まず冒頭のパイの回想の再現で映し出される
「世界一美しい水」と言われるパリのプールの
まさに息を呑むような美しい映像に感動
そして何と言っても、漂流中の夜の海の美しさ
ヤコウチュウがパイの乗った船の周囲を
青白い幻想的な光で包み
まるで透き通ったように青白く照らされた
さまざまな海洋生物がゆらゆらと揺れる様子は
満天の星空よりも美しいです
そして突然海中から空中に飛び上がる大鯨 （リンクあり★）も
全身を青白い光に包まれていて
あっと驚くほど神秘的
（▲コレは鯉ですが…）
それからパイとリチャード・パーカーが
一時漂着した無人島が怪しく光を放つ
夜の光景もとても神々しくて
言葉を失うくらい美しい
…ということで、ストーリー自体も感動的ですが
「水」がこんなにも美しく表現された作品として
目の保養としてもオススメの映画です
そして何とか生き延びることができたパイですが、
最後に、共闘したリチャード・パーカーに
「無常」の現実を突きつけられて
悲しみます
漂流のパートナーが、トラじゃなくて
猫ちゃんだったら良かったのにね
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MARIO CASTRO NEVES & SAMBA S.A.「MARIO CASTRO NEVES & SAMBA S.A.」（1967/RCA）
ブラジリアンのピアニスト／アレンジャー、
マリオ・カストロ・ネヴィスが放つ、
洗練されたジャズ・ボサ～ソフト・ロックの名盤。
モアシル・サントスの「Nana」のカヴァーは、
軽快なスキャットとバッキングのアンサンブルによる
まるでジングルのような楽しいイントロから始まる
ポップなナンバー。
タイスとビバの女性ツインヴォーカルの力の抜けたアンニュイ具合が
ブラジリアン・ポップス特有のキュートさを演出。
曲名を連呼するサビでは「ンナナンナ～ナナナ～」と、
低血圧で甘えたようなコミカルなフレーズで微笑みを誘う。
ノン・ヴィブラートで真っすぐ伸びる中低音のユニゾンが
まるで楽器の一部のようにマイナーコードのメロディーをなぞり、
落ち着いた躍動感を感じさせる。
そしてこのジャケットの写真のイメージそのままの
突き抜ける青空のような爽快感を醸し出す
クールでラウンジーなピアノが瑞々しい。
グループのメンバー構成は、セルジオ・メンデス＆ブラジル66の影響を思わせるが、
マリオ・カストロ・ネヴィスのコンボの特徴は
あくまでジャズ・ベースのサウンドであること。
それゆえに清涼感に満ちた上品さが漂うアダルトな雰囲気が
ブラジリアン・ジャズの最良の部分をスパイスにした
グルーヴィーなボサノヴァを生み出している。