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カフェモカです
長男が小学低学年の時の話です
風邪を引き、咳が酷かったため
人気の小児科を受診して点滴を受けました
咳の症状は良くなったのですが
2日目から口内炎ができ始め
3日目からは唇までただれてきたので心配になり
再度小児科を受診したのですが
点滴の薬が、じきに体から消えるから問題ない
と言われました
ですが目やにも出るようになり
目の粘膜が赤くただれ
口内炎が喉まで広がり
食事を摂るのもつらくなってきました
これはやっぱりおかしい
でもあの小児科に行っても答えは同じ…
耳鼻咽喉科なら何かわかるかも!と受診したら
これは点滴の副作用ですね
手紙を書くので
元の小児科の先生へ渡してください
詳細は話してくれませんでしたが
やっぱりそうなんだ
と、すぐさま小児科へ
手紙を読んだ医師は無表情で
じきに治りますから…
その一言だけ
息子は見てすぐわかるほど酷い症状なのに
そんな言葉を信用できるはずもありません
腹ただしさでいっぱいに
でも医師の冷たい表情を見ると
言い返すこともできませんでした
このままではダメだ
他で診てもらわないと
藁をも掴む思いで次は眼科を訪ねました
すると
このままでは
失明の恐れがあります
今すぐ○○病院で
処置を受けてください
と先生が総合病院へ電話をして
今から向かうことを伝えてくださいました
失明と聞いて、全身の血の気が引いて
倒れそうになったけれど
気を強くもたなきゃ!
神様!
どうか息子をお守りください
と繰り返し心で唱えながら
必死で運転して総合病院へ向かいました
夫は職場から直接、総合病院へ!
入院の手続きは後でいいから、と
直ちに小児科の病室へ案内され
息子は点滴を受けました
医師から説明があり
あと2日遅かったら
内臓までおかされて
命にかかわるところでした
ですが点滴と飲み薬で
10日ほど入院すれば大丈夫です
息子は死ぬところだったんだ
大丈夫と聞いて涙が止まりませんでした
こんな目に合わせてごめんね
すごく痛くて辛かったよね
それと同時に小児科医の対応に
怒りも出てきました
息子は退院後も目の治療のため
専門医がいる大学病院に3ヶ月通い
後遺症も残らず今に至っています
後にわかったのですが
この抗生剤は問題ないものだけれど
息子がこれに対するアレルギーを持っている
ことを知りました
もちろん息子には病院を受診する際には
問診票にこの薬剤のアレルギーがあることを
必ず記載することを伝えています
あの時、小児科医のじきに治ります
の言葉を鵜呑みにして放置してたら
息子は亡くなっていたかもしれません
私が疑問を感じ
他の病院を受診するという行動を起こしたことで
命を救ったと思っています
そして重篤な症状だと気づき
総合病院へすぐさま連絡してくださった
眼科の先生への恩は一生忘れません
息子が毎日笑顔で
お嫁さんと孫と過ごせていることは
奇跡かもしれなくて
心から幸せを感じます