個人店が事業を始める際、よほど自己資金が潤沢な場合を除いてどこからか融資を受けることになると思います。
特に銀行などとのコネがない場合、最も一般的な借入先として挙がるのが日本政策金融公庫(通称:公庫)です。
政府系の融資機関で、実績のない初めての個人事業主でも融資申し込みが通りやすいと言われています。その融資申し込みをする際、選択すべき事項が1つ。それは、独力で申請するか、税理士などを通して申請するか、です。(税理士ではないが、不動産業者や内装業者などが支援してくれる場合、ここでは『独力申請』とみなします。理由は後ほど)
敢えて書く必要もなさそうですが、それぞれのメリデメを一応。
<独力申請のメリット>
公庫への審査申し込み自体は無料。したがって、経費をかけずに金策できる。
<独力申請のデメリット>
税理士申請に比べて融資却下となるリスクが大きい。
<税理士使用のメリット>
ほぼ確実に融資が通せる。もし、どうしても融資が降りないと思われる状況であれば、あらかじめ教えてくれる。
<税理士使用のデメリット>
着手金と成功報酬が発生する。また、ほとんどの税理士は顧問契約を結ぶことが前提となっているので、費用がそれなりにかかる。
独力申請は文字通り、自分で公庫に行って申し込み用紙をもらい、提出書類を用意し、申請する方法です。ここでいう提出書類とは、住所や履歴書など型通りのものから、いわゆる『事業計画書』と呼ばれる事業の見通しをまとめたものなど多岐に渡ります。
公庫は、いきなり受理した書類を『承認or却下!』とするわけではなく、ある程度事前相談に乗ってくれます。すなわち、『こんな見通しで事業を始めたくて融資申し込みを出したいんだけど、通りますかね?』と相談すれば承認されそうかどうか、見通しを教えてくれます。
なので、「融資申請なんて全くやったことなくて分からないよ」という人でも、取り敢えず行って相談してみれば無駄足にはならないでしょう。
ただ、相談に乗ってくれるとはいえ、相手はお金を貸してくれる公庫。親身に相談に乗ってくれてるようでも、心のなかでは「こいつに金貸して、大丈夫かな」という品定めをしていることでしょう。なんたって、創業融資はほとんどの場合、無担保・無保証人。なにも実績の無い人になんの保証も取らずに貸してくれるっていうんだから、そう甘々な審査にはなりませんよね。慣れていない人にとっては、多少不安が残ってしまうのが独力審査の難点です。
ちなみに、不動産屋や内装業者、厨房機器屋など飮食の新規開店時に関わる業者は結構、公庫への融資申し込みをサポートしてくれます。だいたい無料です。
とはいえこのサポートは税理士がやってくれるように公庫の担当者へ根回ししてくれるというほどのものではなく、提出書類の書き方サンプルなどをくれる程度がほとんどです。したがって、独力でやる場合に少しマニュアルが追加された程度といった感じでしょう。
税理士申請は、税理士と事業主とで予め討議を重ね、健全な事業計画を作成して申請する方法です。税理士事務所によっては、書類提出も税理士がやってくれて、公庫担当者との面談も税理士事務所でやるので、事業主は公庫に行く必要無しというところもあるようです。
事業計画なども税理士が作ってくれるので、なんといっても楽。そして、予め公庫の担当者へ根回ししてくれている場合が多いので、成功率も格段に高いです。
前述の通り、創業融資は無担保・無保証人ですから、『得体の知れない素人が作ってきた計画書』よりも『税理士がチェックしたうえで大丈夫と判断された計画書』のほうが公庫側としても安心ですよね。
事業計画を立てる際も、税理士相手であれば(公庫担当者が相手の場合と比べて)多少ぶっちゃけて話すことができます。『それはどう考えても無謀でしょ』的な計画を話したとしても、わざわざ税理士が「この人、最初はこんな無謀な計画考えてましてね・・」なんて公庫に言うはずがありません。なので、融資云々は抜きにして、実際のところ自分の見通しってどうなのかという相談ができます。
それだけやってくれる税理士ですから、当然費用は発生します。
相場は・・と言いたいところですが、これが意外と結構マチマチ。僕が調べた範囲で高いところは『着手金5万+成功報酬は融資金額の4%』なんてところがありましたし、『着手金3万+成功報酬は融資金額の2%』、『着手金2万+成功報酬は一律3万』なんてところもあります。
いくつかの税理士事務所に話を聞きに行ってみましたが、『報酬が高ければ良い仕事してくれるわけでもない印象』です。公庫の融資申し込みなんて、上記の通り、素人でもやっていることです。よほどポンコツ税理士でなければ、失敗なんてしないでしょう。なので、報酬金額と税理士の人柄、顧問料などを比べて決定すれば良いと思います。
そう、顧問料。僕が話を聞いた税理士事務所ではいずれも、融資申し込みは顧問契約を結ぶことが条件でしたので、これはそういうものなのでしょう。これが結構高いです。だいたい月に2~3万かかるとみていいでしょう。その代わり、確定申告において青色申告ができるようになります。青色申告がなにものなのかはココとかを見てみて下さい。
青色申告にすることで課税対象額が65万円控除されます(税金が65万円安くなるわけじゃないですよ。課税の対象となる儲けが65万安く計算されるということです。実際に安くなる税金は10~20万でしょう)し、他もろもろの特典もつきます。節税に関するアドバイスなどももらえるので、顧問料を払った分だけの見返りはあるのかなと思います。
さて、僕の場合は、税理士を通して融資申し込みを行いました。
理由は『融資申し込み失敗したら全てがパーになるから』です。
公庫に限らず、多くの融資申し込みは物件が取得済みであることが条件。すなわち、融資が通るかどうかを待ってから物件取得費用を払うということができません。それに、物件がとれてしまったら家賃も発生するので、内装工事や厨房機器発注と並行して融資申し込みを行うことになります。万が一、審査が通らなければ全てが水の泡どころか、先に支払っていた諸々の費用も無題になりかねません。事業を始める上での大前提となることですので、確実に承認される方法を選びました。
とはいえ、直前まで資金節約をするために独力申請という手も残してはいました。
その際、『独力申請を通すのは実際、どのくらい難しいのか』ということを調べてみたのですが、分からずじまいでした。
大して難しくないという話も聞きましたし、失敗した例もいくつかあるという話も聞きました。感覚としては『8割方通るのかな』という印象でしたが、不透明な部分もありましたので、確実性を重視しました。
余談として、『飲食業(美容院も)は脱税しにくい』ということが言われています。
客の入りを見てメニューを見れば、客単価などからだいたいの売上は推し量れますからね。変に売上が少なかったりしたら、調査の対象になるでしょう。でも、適法な範囲でなるべく節税はしたいというのも本音です。なので税理士を味方につけるメリットも出てくるのではと思います。
余談ついでにもう一つ。公庫に融資申請を出す際、『自己資金はどうやって貯めたか』を見られます。そして、コツコツ稼いで貯めたものでない場合、不利になるようです。
僕の場合、株式投資をやっていたのですが、そこを結構突っ込まれました。『投資で儲けた金』というのも査定ではマイナスになるようです。逆に損失が出ていたとしても、それはさほどマイナスにならないとのことです。あぶく銭で得た元手はNGってことですね。僕もまさに、自己資金を少しでも増やそうと思って投資をしていたので、この点は驚き&ドキドキものでした。
物件が決まったら、次に選定しなくてはならないのが内装業者。
いや、正確に言うと、物件が決まる前に選定しておいたほうがいいです。
なぜかというと、
物件の内見時に同行してもらったほうが、より細かくチェック可能なので。
物件契約の際、事前に内見をして各条件をチェックする場合がほとんどだと思いますが、過去に内装業をやっていない素人の場合、どこをチェックすべきなのか分かりません。僕も飮食で働いた経験はあるので、『ここにキッチン置いて、ここにテーブル置くと導線がどうかな・・』程度はイメージできますが、引かれている電気の容量がどうとか、ガスがどうとか、外装工事をする際に足場が組みやすいかどうかとか、そこらへんは正直、ちんぷんかんぷんです。
家賃とか、初期費用などの物件契約面だけ見て契約してしまうと、その後の工事で『そんなに(工事費)かかるの!?』とか『使おうと思ってた調理機器使えないじゃん!』ということになりかねません。それを防ぐため、その道のプロにもちゃんと見てもらいましょう。
・物件も決まっていないのに、内装業者と契約できるのか?
内見同行してもらうだけなら、契約する必要はありません。契約しなくても「飲食店やろうと思ってて、業者探してるんだけど・・」と声をかければ、快く「物件の候補があるなら内見同行しますよ!」と言ってくれる業者がほとんどです。実際、内見同行した業者に工事も依頼する場合がほとんどですから、彼らにしてみれば一種の営業活動なわけです。
そして、業者の候補が複数ある場合、それぞれの候補と内見に行ってみることをオススメします。
業者によって、チェックポイントや意見などが微妙に異なるからです。
話しながら、業者の社風や知識なども推し量れます。内装工事は飲食店開店にかかる初期費用において、最も高額になることがほとんど。工事が始まれば途中変更も難しいですから、よく考えて選定しましょう。
・業者はどうやってみつけるのか?
知り合いがいればまだしも、そんなコネ無いよという方。僕もそうです。ですが、今は便利なマッチングサイトがあります。例えばココ。
こういうところを使えば、複数の業者を手間なく見つけることができます。
内装デザイン・工事費というのはほとんど『言い値』です。ざっくりした相場(飮食店だったら坪30万~80万など)はありますが、クオリティなどでも変わってきますから、一概に『安ければ良い』とも言えません。ただし、僕含めて飲食店をやろうと思っている人はカツカツの開業資金をやり繰りしている場合が多いでしょうから、『良いモノを作ってくれるなら高くてもしょうがない!』と言い切れないでしょう。過去の作例や業者ごとの相場を確認しながら、自分に最も合う(と感じる)業者を見つけましょう。
・自分でできるのか?
たまに、『内装は自分でやりました!』というお店の記事を見ることがあります。DIYなどが好きな人であれば、その延長で楽しみながら作業して、本来お金を出してやってもらうところを自分でやるから費用も浮く!と思われるでしょう。僕もDIY好きなクチですから、これを少し考えていました。実際はどうなのか。
まず、『内装は自分でやりました!』には2つのタイプがあると思います。
1つ目は『椅子や机、壁の塗装など目に見える造作を自分でやる』タイプ。
おそらく主流派です。僕もやろうと思っていました。が、今はあまりやる気がありません。
それには以下の理由があります。
・自分でやったところで、そこまでは安くならない(場合が多い)。
・やはりプロの仕事は違う。
自分でやる場合にしても、材料費はかかります。材料買って、工具も買って、まとめて運ぶために車も借りて・・などやっていると意外と費用がかさみます。「業者に頼むと何十万もするところを自分でやったから0円!」などという体験談もありますが、0円ってことはないでしょう。当然、業者に発注するよりも安くはなるでしょうが、自分でやることを検討するなら材料費の見積もりはしておくべきです。
そして当たり前ですが、いくら趣味で多少の経験はあろうが、アマチュアはアマチュア、プロはプロ。歴然とした力量の違いがあります。プロが使い慣れた材料と充実した道具、環境でやれば数時間で終わる作業を、アマチュアの場合は数日かけることもあります。プロが1時間で終える壁塗装をこちらが丸1日かけてやったところで、安くなる内装工事費は1~2万円とかそんなものでしょう。
何より出来栄えが違います。椅子や机などは自宅で使う場合と違って、ひっきりなしに色んな体格のお客さんが色んな使い方(重いかばんをかける、ひきずる、肘をつくなど)をすることを想定しなければなりません。求められる強度や耐久性は私用の場合と段違いです。
2つ目は『ガスや電気、各専門業者への発注も全て自分でやる』タイプ。
有名なところだと『三鷹バル』の一瀬さんなどですね。普通、工務店に頼めば中間マージンが発生するところを自分でやれば安く済む、と。そりゃ理屈は分かるけど、現実問題、難しくないか?と思います。
こういう方のインタビュー記事とかを読むと「いやいや誰でもできますよ」と言われている場合が多いんですが、僕はそうは思いません。いざ発注するとなったら、具体的にどこに頼めばいいのか。ガスは?電気は?排水は?排気は?そして、自分で思いつく限りの業者に連絡をとった結果、果たして本当にそれで足りているのか?各業者の工事が始まってから、『この工事はまた別の業者に頼まなければいけなかったんだ!』と、なりはしないか。不安です。
そして、そんなバタバタ頑張った結果、費用が安くなっても工期が延びて無駄な家賃がかかったり、いまいち使いにくいものができあがったら、それは成功といえるのか。
手作りでやれば愛着も湧くという意見もありますが、その愛着は自分からお店に向くものであって、お客さんからお店にも同様に向くとは限らない。諸々の不安要素を考えると、慣れた業者に発注するのは文字通り『必要経費』なんじゃないかと思います。
・内装業者のタイプ
僕が選定していた経験上、内装業者には2つのタイプがあると思います。
1.デザイナーと施工業者が別個になっている場合
2.デザイナーと施工業者が同一会社の場合
僕は1の『別個タイプ』に発注しましたが、選定の際には『同一会社タイプ』の方とも会って、話を聞きました。それぞれで感じたメリット・デメリットを書いておきます。
<別個タイプのメリット>
・デザイナーの感性次第だが、こちらの想像を超えるような尖った提案などをしてくれる。『こんなデザインにしたら後の工事で職人に文句言われそうだな・・』というようなしがらみがない。
・デザイン費と工事費で費用が明確。同一会社の場合、デザイン費は安くなってるけど、その分工事費に乗っかってたとしてもこちらでは判断できない。
<別個タイプのデメリット>
・デザイナーはだいたい個人とか数人でやられているところが多いので、費用や質などは物凄く『人』依存。大手に比べれば安心感に欠ける場合がある。
・施工する工務店も街の小さなお店であることが多いので、工期管理など裏方作業が大手ほど徹底されていない。複数案件を掛け持ちされると、こっちの工事進度にもしわ寄せがくる。
<同一会社タイプのメリット>
・このタイプは複数人のデザイナーと施工職人などを抱えておける大手。大手ならではの経験数や実績など安心感がある。
・最初にきっちりとした工程表を出してくれるところが多いので、進捗状況が分かりやすい。
<同一会社のデメリット>
・建坪がXXなら席数はいくつで、客単価はいくらくらいを想定して雰囲気はこんな感じにして・・と『型にはめた』デザインをしたがる。個性の光る店にしたい場合は合わない可能性あり。
・見積もりを取ってみた結果だが、別個タイプと比べて料金が割高になることが多い。
といったところです。
とにかくかかる開業資金。少しでも安くなるにこしたことはないですが、あまり無理をすると「こっちで20万安くなったけど、それによる皺寄せであっちが30万高くなった」とかいうことになりかねません。局所ではなく全体の質と効率を見て、出すところには出す、締めるところは締めるという采配が必要になると思います(それがそんな簡単にできたら苦労はしないんですがねw)。
いや、正確に言うと、物件が決まる前に選定しておいたほうがいいです。
なぜかというと、
物件の内見時に同行してもらったほうが、より細かくチェック可能なので。
物件契約の際、事前に内見をして各条件をチェックする場合がほとんどだと思いますが、過去に内装業をやっていない素人の場合、どこをチェックすべきなのか分かりません。僕も飮食で働いた経験はあるので、『ここにキッチン置いて、ここにテーブル置くと導線がどうかな・・』程度はイメージできますが、引かれている電気の容量がどうとか、ガスがどうとか、外装工事をする際に足場が組みやすいかどうかとか、そこらへんは正直、ちんぷんかんぷんです。
家賃とか、初期費用などの物件契約面だけ見て契約してしまうと、その後の工事で『そんなに(工事費)かかるの!?』とか『使おうと思ってた調理機器使えないじゃん!』ということになりかねません。それを防ぐため、その道のプロにもちゃんと見てもらいましょう。
・物件も決まっていないのに、内装業者と契約できるのか?
内見同行してもらうだけなら、契約する必要はありません。契約しなくても「飲食店やろうと思ってて、業者探してるんだけど・・」と声をかければ、快く「物件の候補があるなら内見同行しますよ!」と言ってくれる業者がほとんどです。実際、内見同行した業者に工事も依頼する場合がほとんどですから、彼らにしてみれば一種の営業活動なわけです。
そして、業者の候補が複数ある場合、それぞれの候補と内見に行ってみることをオススメします。
業者によって、チェックポイントや意見などが微妙に異なるからです。
話しながら、業者の社風や知識なども推し量れます。内装工事は飲食店開店にかかる初期費用において、最も高額になることがほとんど。工事が始まれば途中変更も難しいですから、よく考えて選定しましょう。
・業者はどうやってみつけるのか?
知り合いがいればまだしも、そんなコネ無いよという方。僕もそうです。ですが、今は便利なマッチングサイトがあります。例えばココ。
こういうところを使えば、複数の業者を手間なく見つけることができます。
内装デザイン・工事費というのはほとんど『言い値』です。ざっくりした相場(飮食店だったら坪30万~80万など)はありますが、クオリティなどでも変わってきますから、一概に『安ければ良い』とも言えません。ただし、僕含めて飲食店をやろうと思っている人はカツカツの開業資金をやり繰りしている場合が多いでしょうから、『良いモノを作ってくれるなら高くてもしょうがない!』と言い切れないでしょう。過去の作例や業者ごとの相場を確認しながら、自分に最も合う(と感じる)業者を見つけましょう。
・自分でできるのか?
たまに、『内装は自分でやりました!』というお店の記事を見ることがあります。DIYなどが好きな人であれば、その延長で楽しみながら作業して、本来お金を出してやってもらうところを自分でやるから費用も浮く!と思われるでしょう。僕もDIY好きなクチですから、これを少し考えていました。実際はどうなのか。
まず、『内装は自分でやりました!』には2つのタイプがあると思います。
1つ目は『椅子や机、壁の塗装など目に見える造作を自分でやる』タイプ。
おそらく主流派です。僕もやろうと思っていました。が、今はあまりやる気がありません。
それには以下の理由があります。
・自分でやったところで、そこまでは安くならない(場合が多い)。
・やはりプロの仕事は違う。
自分でやる場合にしても、材料費はかかります。材料買って、工具も買って、まとめて運ぶために車も借りて・・などやっていると意外と費用がかさみます。「業者に頼むと何十万もするところを自分でやったから0円!」などという体験談もありますが、0円ってことはないでしょう。当然、業者に発注するよりも安くはなるでしょうが、自分でやることを検討するなら材料費の見積もりはしておくべきです。
そして当たり前ですが、いくら趣味で多少の経験はあろうが、アマチュアはアマチュア、プロはプロ。歴然とした力量の違いがあります。プロが使い慣れた材料と充実した道具、環境でやれば数時間で終わる作業を、アマチュアの場合は数日かけることもあります。プロが1時間で終える壁塗装をこちらが丸1日かけてやったところで、安くなる内装工事費は1~2万円とかそんなものでしょう。
何より出来栄えが違います。椅子や机などは自宅で使う場合と違って、ひっきりなしに色んな体格のお客さんが色んな使い方(重いかばんをかける、ひきずる、肘をつくなど)をすることを想定しなければなりません。求められる強度や耐久性は私用の場合と段違いです。
2つ目は『ガスや電気、各専門業者への発注も全て自分でやる』タイプ。
有名なところだと『三鷹バル』の一瀬さんなどですね。普通、工務店に頼めば中間マージンが発生するところを自分でやれば安く済む、と。そりゃ理屈は分かるけど、現実問題、難しくないか?と思います。
こういう方のインタビュー記事とかを読むと「いやいや誰でもできますよ」と言われている場合が多いんですが、僕はそうは思いません。いざ発注するとなったら、具体的にどこに頼めばいいのか。ガスは?電気は?排水は?排気は?そして、自分で思いつく限りの業者に連絡をとった結果、果たして本当にそれで足りているのか?各業者の工事が始まってから、『この工事はまた別の業者に頼まなければいけなかったんだ!』と、なりはしないか。不安です。
そして、そんなバタバタ頑張った結果、費用が安くなっても工期が延びて無駄な家賃がかかったり、いまいち使いにくいものができあがったら、それは成功といえるのか。
手作りでやれば愛着も湧くという意見もありますが、その愛着は自分からお店に向くものであって、お客さんからお店にも同様に向くとは限らない。諸々の不安要素を考えると、慣れた業者に発注するのは文字通り『必要経費』なんじゃないかと思います。
・内装業者のタイプ
僕が選定していた経験上、内装業者には2つのタイプがあると思います。
1.デザイナーと施工業者が別個になっている場合
2.デザイナーと施工業者が同一会社の場合
僕は1の『別個タイプ』に発注しましたが、選定の際には『同一会社タイプ』の方とも会って、話を聞きました。それぞれで感じたメリット・デメリットを書いておきます。
<別個タイプのメリット>
・デザイナーの感性次第だが、こちらの想像を超えるような尖った提案などをしてくれる。『こんなデザインにしたら後の工事で職人に文句言われそうだな・・』というようなしがらみがない。
・デザイン費と工事費で費用が明確。同一会社の場合、デザイン費は安くなってるけど、その分工事費に乗っかってたとしてもこちらでは判断できない。
<別個タイプのデメリット>
・デザイナーはだいたい個人とか数人でやられているところが多いので、費用や質などは物凄く『人』依存。大手に比べれば安心感に欠ける場合がある。
・施工する工務店も街の小さなお店であることが多いので、工期管理など裏方作業が大手ほど徹底されていない。複数案件を掛け持ちされると、こっちの工事進度にもしわ寄せがくる。
<同一会社タイプのメリット>
・このタイプは複数人のデザイナーと施工職人などを抱えておける大手。大手ならではの経験数や実績など安心感がある。
・最初にきっちりとした工程表を出してくれるところが多いので、進捗状況が分かりやすい。
<同一会社のデメリット>
・建坪がXXなら席数はいくつで、客単価はいくらくらいを想定して雰囲気はこんな感じにして・・と『型にはめた』デザインをしたがる。個性の光る店にしたい場合は合わない可能性あり。
・見積もりを取ってみた結果だが、別個タイプと比べて料金が割高になることが多い。
といったところです。
とにかくかかる開業資金。少しでも安くなるにこしたことはないですが、あまり無理をすると「こっちで20万安くなったけど、それによる皺寄せであっちが30万高くなった」とかいうことになりかねません。局所ではなく全体の質と効率を見て、出すところには出す、締めるところは締めるという采配が必要になると思います(それがそんな簡単にできたら苦労はしないんですがねw)。
<はじめに>
・この記事はマネーパートナーズの宣伝を目的としたものではなく、広告料なども頂いておりません。
従って、なるべく客観的な目線から皆様の役に立つ記事になるよう、心がけています。
・今回はイギリスに行くために利用したため、ポンド-円を前提とした両替になっていますが、マネーパートナーズが扱う通貨(ドル、ユーロ、元など)であれば、どれも要領は変わらないと思います。適宜読み替えて下さい。
お店のインテリアを調達するために、ロンドンに行こうと思っています。
ロンドンではポートベローマーケットという世界最大規模の骨董市が毎週土曜に開かれておりまして、それはそれは圧巻の品揃えなんです。
マーケットでは露天売りの人も多いことから、カードが使えない場合もあります。
なので、あらかじめ現金でポンドを用意しておいたほうが面倒が少ないです。
今回のような買い付けに限らず、海外に行く際に必ず必要となるのが現地通貨の調達。
最も一般的かつお手軽なのは空港にある両替所で入手することだと思います。
空港に限らず、両替所で交換する際には手数料が発生するため、実際のレートほど良い条件では交換できません。

これは本日時点のとある両替所でのレートです。
公定のポンド-円相場は1ポンド158.5円ですが、両替所でポンドを買おうとすると1ポンド168.3円となります。
つまり、100ポンド用意しようと思ったら公定のレートだと15,850円で買えるのに、実際は16,830円必要となり、1,000円ほど損した気分になります。
いくら現金調達するかは人それぞれですが、1週間滞在の場合300ポンドくらいは用意する人が多いかと思うので、手数料による差額というのもバカになりません。
そこで、お得な調達方法はないものかと調べていて見つけたのがマネーパートナーズ。
http://www.moneypartners.co.jp/exchange/
本業はFXなどの為替取引サービスのようですが、ここだと、格安の手数料で両替が可能のようです。
詳しい内容はリンク先などのwebページをご確認頂くとして、実際にやってみた感想・注意すべき点などを書いておきます。
<良い点>
・レートは超優良。公定のレートとほぼ変わらないくらいで両替が可能。
・両替実施のためには口座を解説しなければならないが、FX取引などはしなくてもよい。純粋に両替のためだけに開くことが可能。
・web上で申し込みをしてから、翌日もしくは翌々日くらいに書類が送られてくるので、そこに書いてあるパスワードでログインすれば口座開設完了。郵送やどこかに足を運ぶ必要もなく、簡単スピーディー。
<注意すべき点>
・レートは超優良だが、手数料が一律500円かかる。なので両替金額が少ない場合はあまりお得にならない場合もある。
・100通貨単位(100ドル、100ポンドなど)でしか買えない。なので、250ポンド欲しい場合は200か300かのどちらかにしなければならず、ちょうどいい額の両替ができない場合もある。
・両替した通貨の受け取りは空港で。ただし、受け取りの申し込みから最大11日の日数が必要になる場合もあるので、旅行直近の両替は難しい。受け取り営業所も24時間営業ではないので、深夜/早朝便の場合も要注意。
・開設した口座に両替用の資金を入金する必要がある。インターネットバンキング(メガバンクやジャパンネット銀行など)からなら振込手数料無しで可能だが、それ以外の口座しか持っていない場合、振込手数料が発生する場合がある。そうなるとますますお得感が薄れるので、そちらも開設しておいたほうが良い。
とまあ、注意すべき点のほうが多くなってしまったのですが、なんたってレートが良いので、上手く使えばとてもお得に両替が可能です。
旅行までに期間があって、まとまった現地通貨が必要な方は検討してみても良いのではないでしょうか。
・この記事はマネーパートナーズの宣伝を目的としたものではなく、広告料なども頂いておりません。
従って、なるべく客観的な目線から皆様の役に立つ記事になるよう、心がけています。
・今回はイギリスに行くために利用したため、ポンド-円を前提とした両替になっていますが、マネーパートナーズが扱う通貨(ドル、ユーロ、元など)であれば、どれも要領は変わらないと思います。適宜読み替えて下さい。
お店のインテリアを調達するために、ロンドンに行こうと思っています。
ロンドンではポートベローマーケットという世界最大規模の骨董市が毎週土曜に開かれておりまして、それはそれは圧巻の品揃えなんです。
マーケットでは露天売りの人も多いことから、カードが使えない場合もあります。
なので、あらかじめ現金でポンドを用意しておいたほうが面倒が少ないです。
今回のような買い付けに限らず、海外に行く際に必ず必要となるのが現地通貨の調達。
最も一般的かつお手軽なのは空港にある両替所で入手することだと思います。
空港に限らず、両替所で交換する際には手数料が発生するため、実際のレートほど良い条件では交換できません。

これは本日時点のとある両替所でのレートです。
公定のポンド-円相場は1ポンド158.5円ですが、両替所でポンドを買おうとすると1ポンド168.3円となります。
つまり、100ポンド用意しようと思ったら公定のレートだと15,850円で買えるのに、実際は16,830円必要となり、1,000円ほど損した気分になります。
いくら現金調達するかは人それぞれですが、1週間滞在の場合300ポンドくらいは用意する人が多いかと思うので、手数料による差額というのもバカになりません。
そこで、お得な調達方法はないものかと調べていて見つけたのがマネーパートナーズ。
http://www.moneypartners.co.jp/exchange/
本業はFXなどの為替取引サービスのようですが、ここだと、格安の手数料で両替が可能のようです。
詳しい内容はリンク先などのwebページをご確認頂くとして、実際にやってみた感想・注意すべき点などを書いておきます。
<良い点>
・レートは超優良。公定のレートとほぼ変わらないくらいで両替が可能。
・両替実施のためには口座を解説しなければならないが、FX取引などはしなくてもよい。純粋に両替のためだけに開くことが可能。
・web上で申し込みをしてから、翌日もしくは翌々日くらいに書類が送られてくるので、そこに書いてあるパスワードでログインすれば口座開設完了。郵送やどこかに足を運ぶ必要もなく、簡単スピーディー。
<注意すべき点>
・レートは超優良だが、手数料が一律500円かかる。なので両替金額が少ない場合はあまりお得にならない場合もある。
・100通貨単位(100ドル、100ポンドなど)でしか買えない。なので、250ポンド欲しい場合は200か300かのどちらかにしなければならず、ちょうどいい額の両替ができない場合もある。
・両替した通貨の受け取りは空港で。ただし、受け取りの申し込みから最大11日の日数が必要になる場合もあるので、旅行直近の両替は難しい。受け取り営業所も24時間営業ではないので、深夜/早朝便の場合も要注意。
・開設した口座に両替用の資金を入金する必要がある。インターネットバンキング(メガバンクやジャパンネット銀行など)からなら振込手数料無しで可能だが、それ以外の口座しか持っていない場合、振込手数料が発生する場合がある。そうなるとますますお得感が薄れるので、そちらも開設しておいたほうが良い。
とまあ、注意すべき点のほうが多くなってしまったのですが、なんたってレートが良いので、上手く使えばとてもお得に両替が可能です。
旅行までに期間があって、まとまった現地通貨が必要な方は検討してみても良いのではないでしょうか。
