2年前から住んでいるここ福岡県のうきは市というところは、フランスのロワール地方に気候風土が似ているそうで「フルーツの里」と呼ばれるくらい果物栽培が盛んな地域です。
隣り町は巨峰の発祥の地と言われ、巨峰のワイナリーがあります。

南に耳納(みのう)連山を仰ぎ、北に筑後川がゆったりと流れる筑後平野は眺めもよく、
農村というイメージはあまりない所。まわりはほとんどが柿畑(富有柿が主)ブドウ畑ですが、イチゴやイチジクの観光農園などもあります。

我が家にも前住者時代からの柿の木が数十本のほか、梅やびわ、プラム、甘夏、キウイ、ブルーベリーなどの木があります。
それが昨年はどうしたことか柿はほとんど実が落ちてしまい、ブルーベリーも手のひらいっぱいくらいしか実らず、甘夏も元気がなく小さな実ばかりでした。

その前の年はあまり手入れもしないのにとても沢山生ったので、どうやら裏年だったらしく不作はうちばかりではなかったようです。

それが今年はみんな元気いっぱい!
今ちょうど梅とびわとプラムが終わった所ですが、かなりの成績でした。
ブルーベリーも枝がしなるほどの実をつけています。

柿は本数が多すぎて手がまわらず、今年は摘蕾も摘果もしていないので実は小さいかも知れませんが豊作のようです。もちろん農薬は使わないので美人にはなりませんが。
近所の柿畑では週末ごとくらいに盛大に消毒をしています。

キウイは先日摘果をしましたが、去年とは大違い。200個以上は切り取ったと思います。
昨年はなかった双子三つ子が目立つのも初めて。
うちで食べるのには差し支えないので不格好ですが大きいのは残しました。
収穫は11月12月ころ。そして家の中でしばらく追熟させます。

それにしてもキウイの元気の良さには圧倒されます。
新芽がどんどん伸びて太くなり、放っておくと木になってしまうので容赦なく切り捨てます。真っ直ぐなので、何本も畑の野菜の支柱に使いました。

今は毎日草との闘いです。草刈り機を振り回して奮闘しています。