平均寿命が延びたせいもあるのでしょうが、今は高齢になるとかなりの方が認知症になるようですね。
私の同級生にも何人も発症している人がいますが、年をとってもならない人も大勢います。どこが分かれ道なのでしょう。

いったいどのような人が認知症になりやすいのでしょうか?
テレビの健康番組などでは主に食べ物のことばかり問題にしていますが、精神的なことのほうが多いのではないかと私は思っています。

先ず考えられるのが「寂しさ」でしょう。

長いこと連れ添った夫や妻に先立たれた方はどんなにか寂しいことと思います。
一緒にいる時はケンカばかりしていた夫婦もいざ一人になってみると恋しさが募るという例をいくつも知っています。

昔波動の研究をされていた故江本勝氏が、感情と臓器の関係を調べるうち「寂しさ」と「脳の海馬」がほとんど同じ波動を発することを発見されました。
頑固さや嫉妬心、不平不満の感情などネガティブな感情の波動も脳のどこかと同調して認知症を促進するのではないでしょうか。
肉体的なことばかりで、こうした精神面の研究がされないことが残念でなりません。
身体のほかの部分は健康で、認知症だけが進んで行く例も沢山あるようで、これは介護する家族にとってもかなり辛いことだと思います

食べ物や運動だけでなく、ものの考え方を変えたり人や物に感謝することで認知症はかなり減らせるのではないでしょうか。
そこの研究が進めばきっと予防法も見つかることでしょう。