フルール読書会

昨日は今年初めての「フルール読書会」でした。
一応正式な名称は「カフェフルール@北九州」なのですが、長いので昨年までは通称「フルール会」と呼んでいました。(読書会にした理由は後述します)

カフェフルールとは1996年から2012年まで私が北軽井沢の別荘地の中で営んでいたお店の名前。ドア一つ隔てた所が自宅でそこに一人で住んで春から夏にかけての半年間だけ営業していました。

豊かな自然の中で先ず私自身が癒され、生き方考え方が変わり、意識が広がるにつれ訪ねて来られたり泊まったりする方たちにとっても安心していられる実家のような場所となって行きました。
2013年に一度東京に戻り、その後縁あって2015年春から現在の地に移り住むこととなりましたが、知り合いのほとんどいない初めての場所なので先ず以前からお付き合いのある翻訳家の山川亜希子さんに講演に来ていただけるようお願いしました。
亜希子さんはお忙しい中快諾してくださり、開催したのが2015年の10月。
その時集まってくださった方を中心に翌月から毎月一回、原則第3日曜日の午後集まりを始めたのがこのフルール会でした。

北軽井沢にいた頃は毎月一回上京しては「心の扉を開く」をみんなで読んでシェアする会を10年間続けましたが、こちらではもっと気楽にみんなが集まり、同じようにスピリチュアルに興味のある人同士が語り合える会であればいいという考えで、この本のその日のページは一応みんなで読みますが、あえてシェアはしないで来ました。

そうして2年経ったわけですが、昨年辺りから「ただ単にスピリチュアルに興味があるというだけで」生き方はあまりそれに沿っていない方がいたり(例えば陰で人の悪口ばかり言ってみたり、自己宣伝が目立ったり)するので、これでは意味がないと思い、今年から呼び名も「フルール読書会」と改めて、もっと本の内容を味わって自分の思いや体験をちゃんとシェアする会にレベルアップすることにしました。

ただのお茶飲み会、親睦会なら行くけど、そんな難しい会なら行かない、という方もあるかも知れませんが、少ない人数でも自分の意識を高めたい、広げたいと思う方だけ来てくださればいいと思っています。
でも一方でそれは私のエゴなのだろうか?と思うこともあります。

みんなはただ集まっておしゃべりするだけで十分、そんな難しいことはめんどくさい、と思っているかもしれません。
私としては、あまり難しく考えなくても、一生懸命にならなくても、努力しなくても、この本の中から何か一つでも気付きがあればそれだけで充分だと思っているのですが。

私がかつてそうであったように、わからなくても理解できなくても、いつの間にかこの本の持つエネルギーが魂に沁みこんで行けばいい、そう思っているだけです。