女性の地位の高さが進歩している国かどうかの目安だそうですが、世界には女はただの労働力としてしか扱われず、あとは子どもを産むだけの道具と男性の慰みものでしかない国があります。

女性が性的な快楽を得られないように秘部の一部を子どものうちに切り取ってしまうのだそうです。麻酔もせずに!
泣き叫ぶ少女を母親や祖母が押さえつけてなんて、いくら伝統文化とは言えひどすぎますね。

そこまでは行きませんが、日本も女性の地位は未だにかなり低い国の一つ。
戦後やっと新憲法で参政権が与えられたくらいですから世界の先進国より何十年も遅れているわけです。

歴史を見ても家系図に載っているのは男の名前だけ。女性はただ「女」としか書いてありません。古代は天照大神とか卑弥呼とか女性が高い地位にいたはずなのに、いつの間にか男性社会になったのは平家の時代に武士が台頭して来てからなのでしょうか。

古事記の神々も手当たり次第に何人もの女性に子どもを産ませ、中には何十人もの子どもが全部何々のミコトとかになっているんですよね。
妻にする女性も他人とは限りません。妹だったり叔母さんだったり、ひどいもんです。
邪魔な人間はどんどん殺してしまうし、モラルも何もあったものではありません。

武家社会になってからは女は完全に男を支える存在でしかなくなり、親が決めた人のところへ嫁に行き、政略結婚も当たり前で人権なんて言葉自体なかった時代です。

女性首相が産休を取ったり、赤ちゃん連れで国会へ行けるような日が日本に来るのはいつのことでしょうね。
校長や市長には少しずつ女性もなって来ているようですが、知事はどうでしょうか?

東京都の知事はかなり期待されましたが、最初だけ華々しい打ち上げ花火で、今は火球がチリチリ燃えるだけのおとなしい線香花火になってしまいましたね。

国会議員は少しはおいでですが、まだまだ人材不足。首相まではまだ何十年か、下手すると何百年かかるかわかりません。

かくて日本はまだまだ当分男社会が続くことでしょう。