政木博士のフーチパターンはたしか湯川れい子さんの「幸福へのパラダイム」に書いてあったような気がします。本がないので確認できないのですが。
人間のパターンを八つに分け、振り子の回り方でその人がどんなタイプかを判断する方法です。

①楕円形に回るのは普通の男性、②円形は女性、③右が上の斜めは「自由奔放で信用出来ない」④左が斜め上は「自我が強い」⑤左右水平に動くのは「超能力者」⑥垂直に動くのは「一芸に秀でている」⑦めちゃくちゃに動くのは「精神異常」。⑧全く動かないのは「神格者」。となっていたと思います。
ネットで調べるとちょっと違うのですが、私が本で知ったのは上記のように分けられていました。

それからいろいろな人の名前を書いたり名刺を使ったりして実験しました。
するとこれがけっこう当たるのです。③はポジティブな意味では考え方が普通と変っていて自由人であるとか、⑦はすごく頭の良い人の場合も当てはまり、⑧はこの世にいない人、つまり亡くなった人の場合も振り子が動きません。
これは芸能人を調べていた時に⑥が多いので「美空ひばり」「石原裕次郎」を調べたら動かなかったので発見したことです。

それからは会う人ごとに「あなたが知っていて私の知らない人の名前を5人書いてください。その中に亡くなった人を一人入れておいて」と言って、ダウジングをやってみました。すると90%くらいの確立でその人たちのタイプと亡くなった人とがわかりました。
振り子の動きの強弱大小でその人の心身の健康度もわかります。
時には生きている人なのにほとんど振り子が動かない人、逆に亡くなっているのにかすかに動く人もいました。
前者はかなり心か身体が弱っている人ではないかと思いましたし、後者はまだこの世への執着が強くて成仏できずこの世の近くをうろうろしている人という風に解釈しました。

その後別の本(多分借りた本)で更に詳しく、いろいろな性格を書いてその上に
振り子を持って行くとイエスかノーでわかることを知って、これもずい分実験しました。例えばその人を特定するために名前と生年月日、出来れば住所まで書いて、親切、几帳面、お金に細かい、寛大、世話好き、明るい、根暗、責任感が強い、ずぼらなどなど、思いつく人間の性格を書いてその上に振り子を持って行くと、知らない人でもどんなタイプの人かが浮かび上がってきます。
好きなものも、例えばお酒、タバコ、ギャンブル、自然、花、甘いものとか、大切にしているのは、として家族、お金、名誉、骨董品、など何でも調べられます。

探し物も成功したことがあります。最初は私の指輪。はずして机の上に置いたはずのものがないので家の平面図を描いて全ての場所に振り子を当ててみると、自分のいるリビングでイエスの右回りになりました。しかしどこにもありません。
諦めて寝ようとした時、当時飼っていた愛犬がそばへ寄って来ました。
面白半分にその犬の上に振り子を持って行くと右へ回るではありませんか!

まさか、やっぱりこれは当たらないわ、とそのままベッドに入りました。
そして夜中にトイレに起きた時、暗い部屋の床に何か光るものがあります。
電気をつけてみたら、なんと!愛犬のウンチが!そしてその中に指輪が入っていたのです!
見事に当たっていました。

それを母に話したら、お友達の方が鍵を失くした時に頼まれました。
指輪はまぐれだと思うから自信ない、と断ったのですが、困り果てている様子なので、あまり当てにしないでね、と言って部屋の図面を送ってもらいました。
家具の引き出しやベッドの下の箱まで詳しく書いた図面の隅から隅まで一つずつ調べていくと、ある引き出しの一番下のだけが右へ回りました。
すると本当にそこにあったのです!

(つづく)