3日目(月曜日)

月曜日から金曜日までは瞑想室で、毎朝6:30からの早朝瞑想とテーゼの時間が
ありますが、これは自由参加です。
2005年頃まではアイリーンがパークの瞑想室で毎朝瞑想していましたから
一緒に瞑想したいと出かけて行く人が多かったです。
アイリーンはとてもおしゃれだったので、朝早くてもいつもきれいにお化粧をし、
白が好きだったようで冬でも白いプリーツのスカートに白い靴、カラフルな
スカーフというようなファッションでしたが、時々居眠りしている時も
ありました。当時もう80代半ばを越えていたと思います。

朝食後はLove in Action(愛を行動する)の時間。
キッチンで食事の支度、ダイニング(掃除や整備)、花壇、畑仕事(パークに
カラーンガーデンという広い農園があります)、ホームケア(洗濯や掃除)
メンテナンス(修理やペンキ塗りなど)のどこかに3人ずつくらいに分かれて
作業をします。そこではいろいろな国の人と一緒に働くので共通語の英語を
使いますが、身振り手振りだけでもすぐに心が通じ合い、最後の日には
みんな涙の別れをすることが多いようです。
途中英国の習慣で必ずティーブレイクがあり、それも楽しみのひとつです。
(その時により午前と午後の予定が入れ替わります)

ランチの後は午後2時からホールでグループディスカバリー。
これは身体を使ったゲームをいくつもするのですが、どれも心をオープンに
したり、人への信頼感を養うのにとても有効です。
この時もティーブレイクがあります。

夕食後は集会室に集まって輪になり、シェアリングタイム。一人ずつその日に
あったこと、感じたこと、現在の気持などを分かち合います。
毎日行なわれるこのシェアリングが自分を見つめることに大きな役割を果たし
みな心を開いて安心して本音が出せるようになります。

その後はファウンデーションの誰かが来て、コミュニティーのことや、自分が
専門にしていることについての話をして1日が終わります。

4日目(火曜日)

ランチの後はグループの集合写真を撮ってからマイクロバスでアウティング。
(この頃になるとみんな明るいとてもいい顔になるのでこの日に撮っているようです)
目的地はスコッチウイスキーに欠かせない泥炭が多いところなのでウイスキー
の色をしたかなりの急流が流れるRandolph's Leapという巨木の多い美しい森です。
ここでは2時間のフリータイム。但し言葉は禁止です。

ここはこの世と見えない世界の間の幕がとても薄い所と言われていますが、確かに
妖精らしき存在を撮影した人がいます。
草むらに何かピカッと光るものがいくつか見えたので動画で撮影してみたと
いうのを、その撮影直後に見せてもらいましたが、確かに中央がピカッと光る
半透明のまるい存在がいくつも右から左へと動いているのです。
(これはコピーしてもらって私も保存しています)

帰りは古いお城などを見学したり、カフェでティータイムを楽しんだりして戻り
夕食後はまた昨日と同じシェアリングタイム。そしてゲストスピーカーのお話です。

(つづく)