みなさまこんにちは。

お元気でお過ごしですか。

 

なんとなく

これを書かないと終われない。

 

今年はコロナ禍、わたくしは

オンラインライブ、オンライン講演、オンライン飲み会、元年でした!!!

 

そしてコロナ流行が日本にも入ってきた

初期の3月~5月頃には

 

『海外では、医療がひっ迫した際に

障害者や高齢者が医療を受けられる優先順位は、

健康な人よりも低くする』

 

というニュースが同時になだれ込んできて

 

「なんだよ

 

どんなになにをがんばっても

 

結局は いざとなれば

 

『助かるかもしれない可能性』それ自体から

 

いのちの選別

 

足切りで 仲間外れか」

 

という絶望で

 

短期間ですが 本当に心が折れて

 

目の前を墨で真っ黒に塗られたような

 

祟り神になりそうな気持に飲み込まれそうになりました。

 

でも 幾人かの表現者であり友人のつながり

また、身体に障害を持ちながら、絵画や歌手活動している友人らが

 

「だっこさん、今だからこそ、あなたは絶対に表現を止めちゃいけないよ!」

 

「今、だっこさんだからこそ、話せる日常や気持ちがあるはずだよ」

 

と 声をかけ続けてくれました。

 

介助者 医療者 私と出会ってくださった方々

本を読んだりライブを見てくださっていた方々

 

出来る限り 物理的距離が離れていても声かけあって

 

心を殺さず生き延びる。

 

生きてさえいれば100点満点。

 

万が一

万万が一

いのちを落とすことがあったとしても

 

「良く生きました。」

と言えること。

 

自分が、自分に対して。

 

それだけが今年の目標になりました。

 

そんな日々の中、

 

本当に存在が大きかった人が歌手のツダユキコさん。

 

 

今年2月に、

「だっこさん誕生日記念に対談をしようよ!!」

 

 

と声をかけてくださったところからはじまりまして

「だっこさん、誕生日もライブをやりなよやりなよ!」
とさらに鼓舞していただきまして

 

 

ここからすべてがはじまりました、いろんなオンラインお話し会やライブ。

 

「譜面が書けないシンガーソングライター」でなんとばっちりとお仕事を頂いてしまった

うたおり講座のおはなし講師!

 

 

インスタをケータイで使って、アカペラでひとりでうたうところからはじまって、

旧知の仲間、アーティストの奥野裕介殿とも、ほんとうのゼロから

おうち配信の方法を教えていただき、

Youtube朝霧 裕チャンネルから

こんな感じでいろいろ配信。

 

 

活動初期の筆名が子宮委員長はるちゃんだった、

実業家でアーティストの八木さやさん(先日引退、活動のお名前が、

新しいコンセプトにともない、新しく変わるそうです。)の

創出した【自分ビジネス】を受講して

 

より、おうちからできる、からだと心に無理をかけない働きかたの

創出を目指して 受講生のみなさんと交流したり。

 

(創設者の八木さやさんも参加なさった、

オンライングループ【自分ビジネス盛り上げ隊】のみなさんとの交流も

 

「コロナ以前のような生ライブが全中止」の日常の中で

「ならば、新しく、何ができるか」の希望のほうを

向かせてくださる心の足場になりました。

 

 

自分ビジネス盛り上げ隊で出会ったシルキーさんの番組

「シルシルシルキー ありがとうのワーク」ゲスト出演。

 

奇跡の出会いで家がご近所!

財部香里さんの「自分自神チャンネル」ゲスト出演。

 

【自分ビジネス】は

自分を生きる。

余すところなく自分のすべてを売る。

っていうか 出す!!!!!

 

まだここまでやっちゃっていいのかな?とか

ここまでしゃべっちゃっていいのかな?とか

怖い気持ちもあるけどね

 

コロナの今年だからこそ

 

そこを越えて

 

やりたい気持ちが 勝ったと思う。

 

身は、家にいて、一歩も動かないながら

オンラインで、色々なお仕事ができた1年目。

 

進行性筋ジストロフィーの当事者で

車いすの歌手・小澤綾子ちゃんとは

【障害者と、コロナ禍】

から始まって、

【障害者と、お金】

【障害者と、働く】

 

「え?!え?お互いの家の、お金の話し、そんなにしちゃっていいの?!」と

聞くかたのほうがドキドキしちゃんじゃないかと思いながらも

お互いの家計の話し

車いすだからこその、困っていること

 

これまで他にはあまり話している人がいなかった、

赤裸々トークを継続配信しました(現在も継続中です)

 

秋には、(極寒だったけど)

生身での表現も やっぱり あきらめきれなくて

心が コロナに負けないように

千葉県君津市

くるりの家のオーナーのご協力のもとで

オンラインと野外ステージ(生身のお客さんは6人❤)の

ハイブリットライブを初開催。

 

「音楽ライブでうたう人」でも

「学校のバリアフリー講演の人」でもない

(ほんっとうにやりたかったけど勇気が出せなくてできなかった)

 

【心とからだをいじめない、心身を守りながら働く働きかた】

 

【自分のことを自分で決める権利(他人にコントロールされない)】などについて

 

一番やりたかった 自分ビジネス講座を基礎にした、

お話し会を、歌手で講師のツダユキコさんに支えられて初開催!

お話し会については 

特に【障害をもつ人の就労とお金】について ほんとうに わたしは思いが深いので

またやりたいので、やります!

これは、「女性の」と言い換えても、共通していることだと思うから。

 

 

そしてなんとね、このzoom講演にお客様としてご参加くださった、

サンディエゴのライトワーカー(心の癒しのプロとしてお仕事をなさっているプロセラピスト)

シュチュワート雅子さんが

 

「ユキコさんとだっこさんの言葉は、世界に配信したい!

八木さやさんが最先端を今ひた走り

そこに共感しながら

障害の有無や世代を壁とせず

魂で 言霊をもって

世界に【楽しんで、今を生きること】を伝える

ふたりのことば、うたを、伝えましょう!!!」

 

と 全面協力くださいまして

 

なんと 本年お仕事の締めは

ツダユキコさん、シュチュワート雅子さんとの、

世界をつなげての、コンサート。

 

 

気が付けば、わたし、「お仕事全部無くなった」っていう未来が

今年2月時点では差し迫っていたはずなのに

 

むしろ例年よりも

出会いが多く

お仕事も オンラインからについては できていたのではないかと思っています。

 

【自分ビジネス】で、変わったことは、一言では言えませんが

 

どんな日常の中にあっても

 

仕事 お金 遊び 人との出会い

 

「どれか1つしか選べない」とか

「どれも選べない」とか

「我慢に自分を縛らなきゃいけない」とかは

まったくなくて

 

「全部あきらめなくていい!!!」

 

「全部欲しいって言っていい!!!!!」

 

って

 

言葉でこうやって書いたり

声に出したり できるようになったこと。

 

「本音」をね。

 

これは、ときどきブログにのせている4年前のライブのときの写真です。

 

 

ここがなかったら。

「企画、わたし、やりたいです!!!!」

って もし あの日あのとき、手を挙げられてなかったら。

 

「わたしなんか、まだまだ、スゴイ人間ではないし、

勇気が出ないし、はるちゃんに失礼なことをしてしまったら

申し訳ないし 失敗したくないし

お客さんこなかったら恥ずかしいし、、、、」って

とにもかくにも、手を、引っ込めてしまっていたら、、、、。

 

(結果、あのとき、わたし主催のくせに大号泣してたから

ほんと大失礼だったのに

さやさん(はるちゃん)と、ユキちゃん、絵のめぐちゃん、みんなの愛で、

できただけだった会だったよ。)

 

あの日がなかったら、今日がなかった。

 

あの日あのとき、手を挙げた自分、えらいぞ!

 

って 2020年12月20日に、

クリスマスライブで、歌いながら思いました。

 

【今年の意味】も、また自分でも思いもしないようなとき

ある日 ある時

神の采配で

 

わかる瞬間が あるのかも。

 

自分ビジネス 受講してわたしが変わったことは

 

「望みは言え。」

 

が できるようになったこと。

 

「言えば、叶う」

 

って わかったこと。

 

来年も

 

欲張りに行きたい。

 

コロナは難敵、わたしには、

「1か月後に自分が生きてるか、だれにもまったくわからない時代になった」としか思わない。

 

暗いほうにふと足をとられると

ふるえあがるほどこわいと思う。

 

だって たぶん軽症の8割には疾患持ちの仲間たちは入れないから。

 

でも

 

今日は生きてる。

 

今日は生きてる。

 

今日は生きてるからね。

 

ハングリーに行きましょう❤

 

そして来年も どうか だいすきな人達が

無事に 元気に いてくださいますように。

 

いつもありがとう。

 

朝霧 裕

2020年12月31日