「払うは祓う。」

 

これって、イベントやコンサートを企画して、世に出る人や、そのサポーターの方々の中でも、

「あの人ってすごいよね」って、広告宣伝費なんてかけてないのに、

俺って、わたしって、スゴイだろ、偉いだろ、って本人は言ってないのに

まわりがどんどん応援したり 名前が挙がる人って

みんな言うのよね。

「払うは祓う。」

 

わたしは一般庶民最底辺にいる人間「だからこそ」でやっていく、と思って歌ったりお話をしてきた人間だから

自分がお金がないと思ってきたから

「だからお金を払ってくれる人にも

安くしないと悪い」

って思ってたのね。

でも長くそうしていると、超超超本気でやっているコンサートなのに、

「安くしないときてくれる人に悪い」が

染み付いちゃって

ぜったい本音は この内容には価値がある と思ってるのに

(だって だからやるんだもんね)

「無料だからきませんか。」

「安いから来ませんか」

って 言っちゃうの。

 

値段設定って、1講演 無料開催から何百万円まで

なんでもアリ!!!

ってわたしは思ってるけど

 

でも、自分で 自分から

「お安く、お安く」ってやっていると

「回や商品、きてほしいお客さんの層によって、

いろんな値段設定ありだよね」

っていう【選択支】が

いつの間にかしゅんしゅんとしぼんで消えちゃって

「自分に価値があるからきてくれるんだ」

っていう最初の気持ちが

「無料とか、安いからきてくれるんだ」

「無料とか、安くしないと、きてくれる人に申し訳ない」

に、『すり替わっちゃう』んだよね。

 

これ、わたしが音楽ライブを企画する中で

何度も何度もハマったこと。

 

最初の最初のお客さんって、

まして、友達や、すごく近しい、

もうほんと、家族みたいに応援してくれる内輪の人が多いじゃん?

 

もうそしたら、「友達だから安くしないと」と思っちゃったり

「この人くらい招待にしないと」とか

なんのかんの理由をつけて、タダにしちゃったり、割引しちゃうんだよね。

 

わたしの場合は、生活保護や障害年金しか収入のないかたは招待にします!という回にしたときもある。

趣旨によってはそれが間違いとは思わない。

 

でもそうすると ファン層と思ってた人も

「タダ待ち」をするようになる。

 

「今回は有料だけど、タダのとき行けばいいやー」って。

 

『本当はめっちゃ喉から手が出るほど気になっているイベント』でも、

『だから行く!!!』じゃなくて

「タダ待ち癖」がついて

何年でも何十年でも、動けなくなるのね。

 

それで、「お安いからタダですからよっといでー」を

一生繰り返してると

 

お金、ないじゃん?

 

どんどん、なくなるじゃん?

マジで生活苦しくなるでしょ?

 

自分も苦しい でもあなたが作ったお客さん(ファン層)は

いつまでもいつまでも

「タダ待ち」してるから

 

「いいね!」してくれるし

口では「応援してるよー(^^)ニコッ」って

してくれるけど

 

自分がどんどん苦しくなっているときに、

だれも助けてくれないよ?

 

… …って、なるわけ。

 

 

貧困の固定化。

 

私から見て、すっごい人、実力影響力ご神体力ある人なのに

自分から自分をどんどんお安くしていく人

自分からどんどん貧困に落ちていく人

(この人 中途半端じゃなくて 出るって決めたら

突き抜ける!!)

って 思える人にこそ 本当に多いの。

もっっったいなすぎ!!!って思って

人を見てることある。

 

特に、音楽アーティストにほんっっっと多すぎ!

多いと思う。

 

わたし、今回の自分ビジネスお話し会

自分ビジネスの創始者・八木さやさんの言葉で

『アーティストこそ豊かであれ』

ということばも はじめてきいたとき本当に衝撃で

ああ、この価値観、アリなんだ!!と

今まで、ナシというか、音楽アーティストとか絵描きさんとかって「お金に困るのが当たり前」で

「無理なこと」「望めないこと」と

と思ってたことでも

望んでいいんだ と思って ものすごく好きなの。

 

だからね、わたしも、ここまで共感して

自分でも口でも言って

自分が「一生、タダ待ちしてるファン」って、

それは(行動が伴っていないから)いやだな と思って

 

自分ビジネス でも 最初はね

「これなら買えるかな」と思った、神社マーケティングの回(15000円)から、

買って、いま受講中なの。

 

それで、得たものをまた誰かに回すようにね。

 

(講演の謝礼とかコンサートの投げ銭とかを、

区役所に収入申請した上で、

自分に使えるお金の中で、やりくりして、買ってるんだよ。)

 

でね、追って、1も今受講中。3まであるじゃない?

「世界会議」の回。

 

わたしは、今はまだ、生活保護受給中だしね

欲しくても

いっきいっきょにに全部買うとかできないし

 

あの、コロナ対策全員に一律10万円の給付金さえ

「ちなみに、何に使う感じですかね?」

って 行政のかたに聞かれたしね

 

(えーと、ちなみに、冷蔵庫買ったよ!あと動画編集するソフトとか、買ったよ(・v・))

 

もうほんと ここに毎回 特に生活保護を含めた生活のことを

ブログに書くのとか

 

わたし、「障害当事者」と「生活保護の当事者」というキーワードに関してだけは 

影響力が あると思ってるから

 

心臓口から出そうなほど、毎回が

清水の舞台から飛んだくらいの、緊張感のわけ。

 

(だって「ふつう」は、SNSやブログになんて隠しといたっていい

生活から経済状態からなにから、わたし生活保護受けてるよとか

うちの介助体制はこうだよとか

ぜんぶしゃべってるんだもん。)

 

でもさ、もう十数年ですよ、ライブして、講演して、

底辺庶民のまんまでファンクラブ作って

「だっこだから、世に出てほしいんだ!」

(というよりも、表現を続けてほしいんだ、というほうがあっているかな)

と言ってくださる人とだけ

一歩ずつ 一歩ずつですよ

約で言ったら20年

「自分を生きる」を続けた結果で 今があるのね。

 

賛否あっても

勇気を奮い立たせて話していくのは

 

自分から自分を狭く狭く狭くしていくと

「これはダメ」

「これはタブー」

「これは嫌われちゃう」

「安くしなきゃタダにしなきゃお客さんに悪い」って

自分を下げて 自分を自分を下げて

自分を下げて ってしている間に

「死んじゃうよ?」

って 思ってるからなの。

 

おととい、コラボレーションのお相手の

歌手のツダユキコ(社長!)さんと

「いのちを蔑ろにしないこと」

それだけを伝えたい 

「わたしなんか働けないしお金ないし

ダメダメな人間だからー

わたしなんか介助が必要だからー

わたしなんか人に迷惑かけるからーって

いう理由で人が死ななきゃいきゃいけない

そんな時代を

私が終わらせたい」

と 言ったのだよね。

 

『私の世代で、終わらせたい』という逃げ言葉はあったのに

 

わたし『は』

終わらせたい

 

わたし『が』

終わらせたい

 

と わたしは その言葉を言った時 逃げなかったと思う。

 

「いのちを蔑ろにしないこと」

って 言語化すると なんだろう?

ってずっと考えているのだけれど

 

自分の上にも下にも人を置かないこと、

 

「わたしなんかまだまだなんで」

「わたしなんかダメダメなんで」

「わたしなんかそこまでの価値がある人間じゃないんで」

・・・ ・・・別にだれにもそんなん言われていないのに

自分から人の下に下に 自分を下げて もぐっていっちゃう

自分から 陰に陰に隠れていっちゃう

自分から

『わたしなんか何の価値もない人間なんで』

と落ちて行っちゃう

そういう なんだろう

『わたしなんか症候群』を

<自分は止めること>

<減らすことに貢献をすること>

が 第一歩じゃないのかなと思いました。

 

でね、今回のお話し会も 参加費を

実はもっと安価にするかはわたしは震えるほど悩みました。

 

でも、

『(来てくれる)あなたは安くないから』

女性は子宮

男性は肚から

声を出す!!

しきゅう にかけて4900円にしました。

 

「自分のイベントやコンサートの、

値段設定に自信がなくて」

というメッセージがあったので、書いてみました。

 

あなたのファンは、あなたにとって、

「タダできてほしい(それでしかこれない)安い人たち」

ですか?

 

わたしは今回、ありったけの勇気をふりしぼって

 

「安いから、タダだからこれるでしょー?(^^)」って

『自分のファンを バカにしない値段設定』をしました。

 

これが、わたしが今回、値段設定をした理由です。

 

「たとえお客さんがひとりでもやります!」

と 言い続けている理由です。

 

「値段設定、安くしないとお客さんに申し訳ないと思っちゃう」

「だっこさんはどうやって決めたの?」

と、言われたから、これ、書きました。

 

ちなみに、わたしこの値段「高くした」と思ってなくて。

子宮にかけて、「第一歩」として、4900円、としましたが、

11月1日開催だから、日付にかけて、1万円でもよかったかな

とも ほんとうは 思っています。

 

でも、4900円でも、わたしのコンサートや講演の入場料で、

実は、これまでで、『一番高い値段』なのです。

 

だからね、挑戦です。

 

回により、いろんな値段設定でやるけど、

毎回ぜんぶを、

「安いから来てね」は、止める。

 

その覚悟の値段です。

 

ちなみに、ツダユキコさんは、もうすでに

回によっては1ステージギャラ200万円の歌手です。

 

今回はお互いの長年の想いがあって、200万円払えないけど

受けていただけました。

 

ですので、何千円、の単位で講演をやってくださる機会は

あまりもうないのではないかなと思います。

 

今回受けてくださった感謝も込めて

心をこめてお話しますので、実は気になってた!、というかた、

だっこさん、ユキさん、GOGO---!!

というかたは、お申込みを お待ちしております!

 

お申込みは、こちらまで、10月25日まで受け付けております❤