みなさんこんにちは。

 

お元気でいらっしゃいますか。

 

先日17日の、シンガーソングライター小澤綾子ちゃんとのコラボトーク↓

「難病車椅子女子達・コロナ禍で命のトーク」のあとから、

障害をもつ友人と、家でのコロナ対策や、コロナ流行で、変化したことなどを、

SNSやテレビ電話などつかって話すことが増えました。

 

 

特にわたしが一番心がけたことは、「ストレスを溜めない」こと。

起きたいとき起きる、食べたいとき食べる寝たいとき寝る やりたい時にやりたいことをやる。

 

これ言うと、

「それじゃあ体に悪い!!!」

と言って、いきなりキレる人や不機嫌になる人がいるけど

 

(特にわたしたちの世代までは、学校が、そういう教育で、育ちましたもんね。

「給食は残すな」とか、アレルギーすら、「食わず嫌い」とか。スパルタ以上っていうか虐待っていうか。)

 

そういう人見ると、逆に、

どんだけ自分を抑圧して生きてるんだ?って

って思ってしまう。

 

免疫力を上げる

って、「自分をいじめないこと」しかないと思ってるのよ。

自分に無理をさせない。

自分にガマンをさせない。

 

一番に身体の免疫力を下げる原因や

なった病気を加えて早く進ませる原因って「ストレス」だと思ってる。

 

でね、そのストレスを受けない環境に身を置くこと、

「それじゃあ体に悪いから、ああしろこうしろ、言うことを聞け!」って


自分の価値観を押し付けてくる人と絶対にいっしょにいないこと。

 

ほんと、これしかないですよ。

わたし、お医者さんじゃないけど、
わたしが元気に生きてることで、ひとつの証明事例になれてると思ってる。

「心にストレスをかけない」

 

については、今後、障害の有無を問わず、

「自分の心のストレスになる人には会わない」

「自分の心のストレスになる場所には行かない」

人付き合いも、

ネットとか、目に入れるものも<選ぶ>ということが

コロナ前より、めっちゃシビアになってくると思う。

(もう、なってる。)

 

生活習慣で言えばね

わたし、実家の親は、世代が、昔の人だから

「早寝早起きごはんは3食 睡眠時間は8時間、それが絶対正解」

って両親ともが思ってる、昭和の人なの。

 

要は、病院の生活。

6時 起床 9時消灯でしたっけ 病院って?

「病院と同じ、規則正しい生活が、健康のための、絶対の正解」

って思ってる家に育ったのね。

 

でもわたし、なんでかわからないけど(これ、「朝型/夜型」は根本的な

遺伝子の問題だ、っていう研究があるんだってね❤)

けっこう小さいときからすごい夜が強くて朝寝坊だったの。

 

それについて、

 

「まったくお前は、グズでバカなんだから!」

「なんでお前は、人と同じことができないのっ?!

「なんでお前は、みんながだれでもできることができないのっ?!」

 

って言われて育ったからさ

(親もわたしの子育てがほんとうに必死の時代だったし、

ストレスフルスロットルだったとは思ってるけど❤大人になってからはね。)

 

「わたしはよっっっぽど頭がおかしいんだなあ。」

と思ってたのね。

 

でも親が言ったように治そう治そうと思うんだけど

がんばっっって3食食べるとすぐ吐いちゃうし

果物は「食べてりゃ治る」とか言われていたけど、わたし、やばいアレルギーがあるし

(↑さすがに、アレルギーだけは理解してもらったけどね、アレルギーは根性じゃ治らんのだと。)

夜早く寝ても朝も眠っちゃうし(笑)

あと、夜のほうがシャキーンって頭が冴えるのも治らないしね

 

だから、小学校高学年くらいで、もう

「大人になったら、家を出て、自分の考えで自分で暮らす」

と決めていて

 

22歳で家を出て

 

去年こそ、10年ぶりに、久々に入院したけど

 

お医者さんたちが

「あなたはこの世の奇跡ですよ」って幾人も言うほど

 

体調もいいし、歌う声も若い頃より今のほうがはるかに大きくなったのね。

(しかも肺活量変わらないけど、出せるようになった。)

 

だから、

「人の命令に従うんじゃなく、

自分で決めて、自分で暮らす」

ということが、

一番健康にいいんだなあ、ということを、わたしは証明できたから

 

ますますこれは、貫こうと思ったし

 

自分としては「コロナ流行がきたから」じゃなくって

特に9年前の東日本大震災から決めてきたことだけど

 

人ともね

 

「浅く広くのお付き合い」じゃなくって

 

「いざのという時の価値観が合うかどうかのお付き合い」

 

に、なったなと。

 

これは、「これからそういう時代にみんなもなっていくよー❤」じゃなくって

 

 

「なった。」

 

と。

 

これは、明確に、変わったこと。

 

 

「自分がストレスにならない人」として

 

幾人かの障害をもつ友達とは、テレビ電話とかSNSとかでしゃべることはあって、

 

特には、やっぱり、彩の国ゆめコンサートや、スマイルシードプロジェクトなど

イベントやコンサートをいっしょに企画してきた、かずちゃんと

一番しゃべった。

 

ほぼ毎日しゃべってたかも❤❤❤

 

 

わたしたちだって、長い月日の間には

「もう絶交よ!」

っていうくらいの喧嘩をしたり(笑)

どちらかが、生活が大変な時期があってうつ病だったとか

(両方ともだったとか(笑))

 

いろんな時期があったんだけど

 

「やっぱり、一番大事。」

 

なんかお互いの大事さが 浮きたってあぶり出された、ほんとうに。

 

逆に、

 

「わたしもうあの人とは会わないし遊ばない!」と

 

喧嘩になって縁切った、っていう話も

身近に複数聞いたし

 

(コロナ対策をどこまでやるか、とか、

「自粛反対、経済優先」か「自粛賛成、人命優先」の二派で

夫婦でも分かれて、

価値観が、地面が割れたようにバーンと割れた、

というパターンを複数聞いた)

 

コロナ離縁

 

コロナ復縁

 

あっちでもこっちでも大いにあったと思う。

 

私も、自分の、人との付き合いかたについて、思うところがあったもんね。

 

「生身で会う人は、

今までも厳選してたけど

まだ全然、足りなかったな。

 

なんとなく

ほんとは気がすすまないけど

相手に合わせちゃった日も

まだまだ

あったな。

 

いよいよに、本音のお付き合いでいかないと

命取られるほどのしっぺ返しくるぞ。」と

 

思わざるを得ない岐路が、コロナ流行だよな、と思った。

 

何かをどうしてもやりたい!という内容と目的があって(ライブや講演をするとか)

これをたくさんの人へ見てほしいという目的があるときは

オンライン配信をうまく使って

 

「この人にだけは、生身で会いたい」っていう人には

ちょこちょこ、だらだらじゃなく

年1回でも

2~3年に一回でも

 

生身で会う

 

そういうふうで

わたしちょうどいいな、って思った。

 

思った、っていうか

「知った」っていうかね、

これ、本音だった。

 

「ほんとにお互いのことが大好きで

絶対一緒に仕事をしたいとか

一緒に過ごして本当に心地いいとか

そういうことでは会いたいけど

 

『単なる暇つぶし』では、もうだれにも会いたくないし、

誘われたくもない」

 

そんな話を、かずちゃんと毎日してた。

 

コロナ感染対策を取りながらの新世界の中で、

これからどんどん

「実はまだまだあった、お義理だけのお付き合い」

「実はまだまだあった、ほんとうは心の負担になってたお付き合い」

みたいなものが剥がれ落ちて

仕事も、友達付き合いとか、恋愛とかの人間関係も、

「両想い」しか成り立たなくなる。

 

これ、介護の現場なんかでも、かなりシビアにそうなると思う。

「ほんとうは常時から辛くて辞めたかった会社」に

常時ならなんとかガマンできてても

『いのちの危険を冒してまで』ってなったときに

居残りたいかと言われたら

自分がもし勤務する側だったとしたら、辞めるもん。

 

「仲良しのフリ」じゃなく

「大人同士として、本音が言える」

「お互いを大切にしあえる関係性」

しか

どんなライフシーンでも残らなくなる。

 

ぐぐっと、助けが入りまくって生きやすくなる人と

ぐぐっと、まわりからマジで捨てられちゃう人と、

シビアに、二極化するかもね。

 

だれも今が、

これまでの10年分くらいかな、積み上げてきたものの結果を「否応なしに見せられる」時だし、

「自分の価値観の洗い出し」の時。

 

それぞれが、

自分の価値観の合う人とだけ、

ストレスなく生きていけますように❤

 

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