みなさまへ

 

お元気ですか。

今日ね、たまたまFBに写真が今日上がってきたのが、この日記を書いたツダユキコちゃん。

 

3年前の今日、池袋で会いましたー!
 

って写真だったの。

3年後。
 

ユキちゃんは1ステージギャラ100万円を越えるアーティストになった。

すごい。

わたしはまだまだだー、、、と 刺激を貰った。

 

でもねわたしも
生活保護からのゼロスタートで

今月は、歌や執筆のお給料を全部足したら14万円くらいになった。
 

自分で言うのもなんだけど
障害者雇用枠の一般企業の月金フルタイム通勤の初任給 くらい に
「お仕事の基本形態はひきこもり」でなったのはすごいと思う。

(固定給じゃないから
今月は10万円、来月はゼロ円 ということも
あるけども それはそれでできることをがんばればいいとおもう、
でもほぼ、ゼロ円、っていう月は1年間通してなくなった。)

 

自分のそばに
作家さんや 
おうちでお仕事をする自営の人
作曲家や
編曲家のプロの人が
いっぱいいる人生にじょじょになっていったから
いろんな働きかた、生き方があっていいんだよと
『見せてくれる人』
がいたことに、すごく支えられていると思う。

 

生活保護の課(福祉課)に申告するから半分以上の金額を国へ返金をするけど

「お金は『自分のもの』ではなくて
ただ世の中をまわってるもの」と考えるようになってから
返金もかっこいいと思うようになった。

 

自分が自分なりにお金の価値観について
自分を使って本気の人体実験をしてきたし
潔癖にやってきたから

(音楽の仕事について)


『あわよくば、手伝ってほしい』とか
 

『この友達なら安くやってくれそうだから、頼む』

とか本当にいやで

ユキちゃんの書いている

 

【私を利用出来るんなら
いくらでも利用してほしいけど、
その分お金くださいね。】

っていう言葉は、真理だと思う。

 

だって
「わたしはお金が無いから」って言ったって
今はクラウドファンディングもあるし
SNSがあるから

いい企画なら
「こういう企画をどうしてもやりたくて
この人をどうしても呼びたいからご支援ください」
と言って
開催費を集めたら今の時代は 本気だったら 集まる。

そしてほんとに芯の一本通っている人は
何度呼び掛けても勝ち続ける。

 

何に「勝つ」って、
「時に恐れをいだく、自分自身に」負けない、っていう
意味ね。

 

そして応援がまったく集まらないなら

イベント主催をする前に
自分をほんとうに応援してくれるほんとうの仲間に出会うところから
これまで自分が人とどういう風に接してきたかを内観するところから
考えなおすほうがいいと思う。

 

「人をお安く使おうとする人」は人からもお安く使われて
最後はもう
ボランティアも集まらない
お客さんも集まらない
先細りになって破綻するし
(一回は関わってくれても継続はしないっていうか。)

今この日の経済状況がどうあっても
その人のできる限りに 嘘はなし ごまかしなしで
できる分を払います という人は 必ず だれからも応援される。

 

たとえば
「だっこさん、うたのお給料5万円できてください」と言われたとき


法人や団体に言われるか
個人に言われるかでも意味が違うし

 

一般企業に勤めている人のそれと
月収3000円とか5000円の福祉作業所に勤めている人からの
依頼では
お金の価値の大きさが違いすぎる。

 

どんな気持ちで
どんな取り組み姿勢での
どんな人からの依頼なんだろう
ということを

いつにあるイベントに
いくらで出演をしていただけますか
と言われたとき

 

金額がいくらであっても

 

なれ合いで請け負ったり

 

逆にすぐ飛びついたりもしないで

 

「この人と、この仕事を
この日程 この金額で したいか。
この仕事をしたいと思うのは なんで?

逆に なんかいやなかんじがする とか
気が進まないのは なんで?」


と いったん止まって 考えて受けるように決めてから

(舞台のお仕事の依頼について)考えが合わない人には会わなくなった。

 

趣味・遊びは、人の価値観みんな違ってみんないい でいいけど

 

歌う人は歌で食っているし
イラストを描く人はイラストで食っているから
「できるんだからちょっとやってよ、
こっち非営利団体なんでそっちもボランティアでいいよねっ?!」
みたいなのはホントに違うと思う。

 

「自分への値段設定は自分が気持ちがいい値段」ということばも
すごく響いた。

 

フリーランスで
今自分のまわりにある人間関係とか
自分の仕事の値段設定とかに悩んでいる人は 読むと とてもいい。

 

心にとても刺さる。