みなさまこんにちは☆

おげんきですか(・v・)


家族の話を

「昔、実家にいたとき、介助さんがいなかったから

母がひとりでわたしの介助をしていて本当に大変だった!」

ということ以外に、あまりこのブログに書いたことがないわたしですが、


家を出てもう16年目!(わぉー!)の今、両親とわたしは

実家にいたころよりも仲が良くなりました(・v・)


(いや、別にひどく仲が悪かったわけじゃないんだけどね、

母とわたしは

実家にいたころは わたしの介助が大変すぎて

双方が時期によっては戦々恐々。


母VSわたし!!!

みたいな感じになってしまうことが多くてね、

今のほうが、関係性が楽しく穏やかになった。)


で、きのうは、大宮にある石釜ピザ屋さんのお店

ラ・ヴォーリアマッタへ行って

父の日と母の日を(まんなかの日で)してきました☆彡


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というのも、先日、5月11日の日に出演させていただいた

<宇宙学校満月ライブ★驢馬駱駝>のとき↓↓


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参加者のみなさまから投げて(?)

いただきましたる投げ銭ご奉納金を

みんなでわけっこしたら6千円。

それをね、先出して握りしめて(!)


父母にご飯をごちそうします!ということを

やってみたかったんです、夢だったんです、わたしの。


家を出た時

特に

「生活保護を受給しながら、できることはやりながら、介助さんたちと生きていきたい」

と言った時、

両親、特に父は大反対しました。


障害があったからというより娘と父だったからかも、と今は思ったりもしますが、

当時は、まだ、

障害者で家を出る人も珍しければ、シングルマザーや、なんらかの状況で

生活保護制度が必要な人が、メディアやジャーナリストのかたに

良い取り上げられ方をすることも少なく、

ひたすら、当事者は、ひっそりと

制度を受けていることを隠して生きていかねばならないような時代でした。


「生活保護なんて世間様に恥ずかしい!!絶対に認めない!ふざけてるっ!」



・・・ ・・・(;▽;)!!!


と 16年前の まあ今よりは若くて血の気が多かった

父上は当時ブチキレていました(-▽ー)(今も血の気は多いと思うんだけど。)


でも


でもやったもん勝ち。


とにかく家を出てしまったわたしは


生活保護制度を受けながら


24時間介助を受けながら


時に神と言われ


時に死ねと言われながら


どっこい生きたらいつの間にか人生に親以外の味方がたくさんできていました。


そして


親以外のともに生きる味方が沢山できて


逆に通りすがりに「生活保護のくせに」「障害者のくせに」と叩いてくるような

親以外のアンチさんも沢山できて


本当の意味で


「ひとりになる」ところからはじまったわたしの旅が

親と友達幾人か以外の世界へ

望んで 外へと身を晒して 広がってきたとき


再度


だれよりも 朝霧裕の旅を心の内で応援してくれたのは両親だったのではないかと思います。


生きることとは


「自分の見たい世界を知ること」だと本当に思います。


とは言っても、世界中を旅したわけでもなんでもないから大げさかもしれないけど


「わたしは生活保護なんだからかわいそうでいなきゃいけない」

「生活保護なんだから、楽しんじゃいけない 

人前ではつつましやかにしていなきゃいけない

服はぼろを着ていなきゃいけない

あんまり外へ出かけてちゃいけない

facebookやブログにカフェ行ったとか書くなんてもってのほか」

自分を呪いに呪っていたわたしが


一歩ずつできる範囲で(無理をして健康を損なうとかではないやりかたで)

楽しみながら

収入があったら 申告をして(福祉課に)

その上で使えるお金があったら

それは自由に使って


この今を楽しもう

と 呪いを脱いでいくまでには本当に紆余曲折と時間が要りました。


でも今、


「だっこさんが苦しくて辛くて泣いているような環境下にいたらわたしだって悲しくてくやしいし、

だっこさんが生き生きと幸せにしていることは、わたしもうれしい」


と 言ってくださる多くの人の中に生きられるわたしは

本当に幸せです。


それでね、本当に不思議なことに、このブログに、憚らず、

「私は、今日の今、本当に幸せです」

って

隠さずに 書きたい時には 書くようになった頃(去年、9年ぶりにディズニーランドへ

行ってきた、って言ったころかも!)から


父も母もなんか若くなったような気がするんです☆彡

母もなんだかお肌つやつや。シミとかしわとか

なぜだか減って、綺麗になった(・v・)


※facebookのお友達限定公開ではお顔隠さないで写真出してます


大変な状況下に生きていて

それを誰にも話さず

一人で抱え

「わたしもこんなにガマンしてるんだから、

あんただってガマンしなさいよ!!」

「わたしがこんなに大変でかわいそうなのに

あんただけ幸せになるなんて憎らしい!!」

この負のエネルギーのやり場になってしまうことが


あらゆる介護現場での虐待であり

生活保護や重度障害などの当事者へのいじめであり

家庭内のDVや児童虐待の根幹。


とにかく1年同じことを書いていますが


「相互ガマンの世界を真逆にする」

「誰だって幸せになっていい世界を作る」

「そのために、今、私が幸せになる

(※自分が疲れ切ってヘロヘロの人が

国づくりを語っても説得力がないから)」


このことを

日常化から実践してゆきます。


だからね、これも実践の実験でもあります。


、、、 、、、タイトルのわりに理屈っぽく書いてしまいましたが


何を言いたいかというと


ピザとパスタがおいしかったです。


ものすごく

「親に頼るな!甘えるな!」

「障害者の自立とはっ?!」

、、、と 昭和の養護教育を受けて育った世代でもあり

呪いの鎧を解いてゆくのはほんとうに大変でしたが


障害に関係なく

「家族だからこそそれが一番むずかしい」ときもあるけど


タイミングがめぐってきたなら


そのときは


素直が一番です。


自分と仲直り

世界と仲直り

最後に


家族と仲直り


が待っていました。


今が一番 素直になりました、親も子も。(・v・)


はい。


なんか気恥ずかしくなってきたので今宵もおやすみなさい。


「家族」についても、今にして、書きたいことがたくさん。


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