みなさん見てください（＾∇＾）
進行性の筋肉の難病と闘い歌うシンガー、小澤綾子ちゃん企画、「夢コンサートー嬉し涙が止まらないー」に出演してきました！！
夢コンサートというタイトル！
進行性の筋疾患という難病の症状そのもの、そしてまさかの本名（＾∇＾）
被るところの多い綾ちゃん（＾∇＾）
私としては障害よりも、「小澤」と見た時これは出会っちゃったなと思いましたw
このコンサートには、障害当事者でありながら、思い込めて、歌や手話ソング等に活動する仲間が複数組出演しました✳︎
それぞれが、叶うかも、、、叶わないかも、、、できるかも、、、できないかも、、、行きつ戻りつする心の揺れや、沢山の困難の中で、
「でも、あきらめない！」とまさに「夢」を掴み取った人達です。
今でこそ違いますが、私の小さい頃は、街のどこにも駅にもエレベーターなんか無く、電動車いすも無く、介護制度も、何もありませんでした。
バリアフリーということばも、介助ヘルパーさんという発想も皆無で、インターネットもケータイもありません。
障害や難病を持っている人たちがどこにいてどんな暮らしをしているのか？
知るすべもなく、自力では外に出られず、
私は子供の頃のとても多くの時間、養護学校から家に帰ってきたあとの、家での時間を、テレビを見るか、漫画を読むか、お話しの本を読んで過ごしました。
介護制度ができ、介助さんがいて、親元を出て、一人暮らしが叶い、電動車いすを乗り回している今と違い、できることの選択肢が極めて限られた動けない世界の中で、テレビの中に美しい衣装化粧で恋を歌うアイドルや女性歌手の輝ける姿は、私にとって、身の置かれている現実、「動けなさ」と対極にある「自由の象徴」。「女性が輝く姿の象徴」のようで、対極にあったからこそ、
「ぜったいに行きたい！！」
と憧れた世界でした。
たぶん、憧れでは表せないほどの。
切望。
渇望。
「わたしがここに生きていることを、だれにも知られず、ただ家の中にいるだけで、
人生を終わりたくない！！」
そんな思いで、テレビの中の歌い踊る女性たちの姿を見ていました。
自分で詩を書く、女性シンガーには特に憧れました。
子供の頃から
「いつかあっち側に行きたい。
いつかステージに立ちたい。
テレビの中に入りたい！」
とずっと思っていました。
そして、憧れは、叶う。
ただ、着替えとか、トイレとか、ご飯を作って食べるとか。
「ただ生きるだけ」に、２４時間体制の介助が必要な車いすのわたし。
生活の大変な時期は何度も何度もありましたが、
10年でも、20年でも、「この夢だけは何があっても離さない」！！と思い続けた結果、
生活も音楽も両方が、
たくさんの支えの連なりによって可能になり、
今のわたしは、子供のころ、独りで、家の中で、
願い続けた、「自分で歌詞を書き、歌う人」になりました。
そして、私のような「夢」を持ち、チャレンジし、体現する仲間たちは、
今やもう、全国に1人ではありません。
歌い続けてきてよかった。
人が夢を叶え続けるためには、その夢は叶うと信じあえる人達とだけいることだ。
と、本当に思いました。
「同病の亡き友に託された詩を歌い、CDデビューを果たしたい。難病や障害をもつわたしたちの生活や願いを知ってほしい！」と魂の叫びを綴り、語り、見事CDデビューを果たした小澤綾子さん。
その発売記念コンサートの出演者に選んでいただけたこと、こんなにうれしいことはないという気持ちで歌いました。
わたしのオリジナル曲「名前で呼んで」のコラボ楽しかった！！！
これからも、「夢を応援し合える仲間」でありたいと心から思います！
（綾ちゃんおめでとうー！！！！！）
大ファンになりました。ほんとみなさま、言葉では感動を伝えきれないからどうかステージを生で見て！！
これからも、障害の有無、世代を問わず、だれもが、
たった、一回切り。生きることを与えられた
「自分のいのち」を、思い切り、自由に、生きるほうへ、
生きることそのものにある美しさ。
「願えば叶う」の体現者であり続けたい。
私や支えてくださる仲間を含めた、歌うステージを見て、
「わたしもなんかはじめちゃおっかな！」とか
「なんか勇気出てきた！」
と1人でも思ってくださるならば朝霧裕としての本望です。
ギターと舞台監督の奥野裕介殿、
キーボードの大関麻子ちゃん、
パーカッションの松園さとし殿、
共演のみなさん、主催スタッフやボランティアのみなさん、本当にありがとうございました！！！
綾ちゃんの夢をのせたCD、沢山の沢山の方に届きますように！！
私もますます歌い続けます。（＾∇＾）