みなさま☆
2013年!!
あけましておめでとうございます!!!
本年も、何卒よろしくお願い申し上げます!
昨年中からご案内申し上げておりました南浦和宮内家LIVE
ゆうのかい、おかげさまで、大盛況&フルパワーに
終わることができました。
なんと8年間わたしのうたをサポートいただいております
アーティスト&ギタリストの奥野裕介殿。
初の、ソロアーティスト同士としての
2マンライブだったのでございます。
わたしのうたは、筋疾患ゆえ肺活量がごく小さいこともあり
地声の声量はとても小さい。
腹からわーっと歌える声ではないので、
コーラスをお願いすると、コーラスのかたのほうが
遥かに声量がある、というステージ上の問題が多々ある中を、
曲の中、どこで息継ぎをするのか、
ひと呼吸、ひと呼吸のタイミングや音域、
試曲への思い、うたへの信念、それらをすべて、
熟知した上でサポートしてくださり、
CDではプロデュースしてくださり、
階段ではだっこしてくださり、
威張らない。
私が至らぬところばかりでも、
「手伝ってやってる」という姿勢で接せられたことは
8年間友達でいて一度もない。
でも、言うべきことはびしっと言ってくださり、
わたしも言えるし、委縮しないで話せるし、
いっしょにやりたいことがまだまだたくさんあるし、
こうして書いているだけで
わたしとしてはナミダが出てくるような(;v;)
そのくらい
大切な友であり敬愛するアーティストです。
「ほかのだれか」であったなら、それがほかのだれとであっても、
わたしの音楽活動の継続は今ここにない。
そういう、お方なのですね、わたしにとって、奥野殿は。
だから、8年間いて初ライブ!
という2マンを、宮内家のおいしいごはんと、
ハートフルなマスターや、きてくださったみなさまと、
快晴の空の下(!奇跡だ!!)
できてほんとうにうれしかった。
こういう話を、ライブのおしゃべりのときすればよかった。
でもお客様もいっぱいきてくださり本当にうれしくてうれしくて
少しだけ舞い上がり(!)
盟友をすぐ横にいる本人を目の前に絶賛するなんて
照れるじゃないか。
だからここで誉めずにいつ誉める(>▽<)
というタイミングだったのに
「だっこがハムスターを生む話し」
とかをしていてホントにきてくださった方ごめんなさい(;▽;)
うたは「こう聞いてくれ!!」というものではないので、
みなさまのお心に、それぞれの何かが残れば、
それがわたしにも幸せです。
![朝霧 裕オフィシャルブログ](https://stat.ameba.jp/user_images/20130122/19/cafedudacco/cb/f7/j/t02200147_0800053312387757412.jpg?caw=800)
(奥野裕介殿とだっこ)
車いすの仲間たちも遠方から来て下さいました。
宮内家は「車いすユーザーでも高齢のかたでもだれでもこられるように」
と入口に、お店の改装時にマスターがスロープを付けてくださいました。
しかし、お店の最寄駅にエレベーターはありません。
介助制度も、外出時には車いすでも、屋内ではつかまり立ちができる人など、
少しでも立てる場合には介助ヘルパーを公的に使うことに許可が下りにくいなど、
個々人にあわせたケースワークがまだまだ遅れ、それによって、
外へ出かけたくとも、ヘルパーさんがいないので、
家から外へ出られない、という思いをしながら暮らしている人が、
特に地方へ行けば行くほど信じられないくらい沢山います。
ここさいたま市でも、行政区によっても対応差が大きいという話も聞きます。
少しでも、障害をもつ本人が外へと向けて動くこと、
そして、そのまわりに、介助ヘルパーさんと、それだけではなく、
いろいろなジャンルのアーティスト、福祉分野の職業の人、政治に関わる人、マスコミの人、
とにかくいろいろな、職業・世代の仲間がいること。
特定の団体や、ひとつの障害種別の人々だけじゃなく、
「いろんなひと」が、つながっていること。
そして、そのつながりの中から、街を変える声が(行動をしながら)生まれ続けること。
それが、障害のある人・ない人、どちらもが参加をして作る社会の循環ではないでしょうか。
わたしが歌ったり書いたりしてゆく中で、
わたしの活動の目指すところは「場の提供」でもあるので、
だっこを介して、だれかとだれかがまた出会って、
ひとりひとりが
社会をよりだれもが暮らしやすく変えてゆく夢の種であると
ほんとうに、大事な存在なんだと、感じていただければ幸せです。