朗読家の川口浩範さん。
若松丈太郎著「福島原発難民」より、
「チェルノブイリ原発事故、JCO事故」当時の緊迫した状況や思いの詩。
和合亮一著「詩の礎」より
「福島原発事故」
他全8編どれも、濃い、深い内容でした。
「深刻な内容でも、これは本当に起きたことなのだから、目をそむけてはいけない、無関心ではいけない」という川口さんの想いがビシビシと伝わってきました。
その場にいて、自分が「今から何時間で避難をしなければ、、、」と取るものも取り合えずバスに乗るような状況が単に「映像」ではない個々人の「想像」の力で立ち現れて、人の声だからこそ伝わる、「朗読」という分野の凄みを知りました。オカリナ奏者 すとうまきこさんとの共演もありました。
今回はだっこサポートだけでなく、出演者の一人としてワンマンステージの奥野裕介殿。
シンガーの松本佳奈さんも主題歌を担当しているアニメ「かっぱのすりばち」挿入歌や三好祐司さんの写真、私の詩とともに、昨年冬、電子書籍で発売されました写真詩集「零」(水曜社刊行)の挿入歌「そらのあな」他、メロディーも詩も、美しく、桜の季節や、然々にぴったりの曲厳選のステージでした。
最後はみなで写真撮影。マスターの阿部さん、パステル画家 辻 友紀子さん だっこ、介助のまやさん、桜の柄の着物が素敵な、組紐アーティストのAkiさん。
私の歌「桜川」を、茨城県に在住のシンガーとして歌ってくださっている星野由美子さんとも悲願の初対面!
本当に美しい方で、ドキドキしっぱなし!でした。また共演をできたらと夢が広がりました。
ライブ後のパーティーでは、地元の絵画・創作作家さんともおはなしでき、
シンガーソングライターの深谷亮人さんにもはじめてお会いしました☆(打ち上げで歌ってくださいました!)
きてくださったみなさまとたくさんおはなしする時間があったことも、とても素敵だなあと感動しました。
たくさんの、再会あり、新たな出会いあり、またこの素敵なご縁が、相互に、生きるチカラになって、どんどんつながって、広がって、ゆけばいいなあと祈りました。
お金の価値観、仕事のしかた、暮らし方、人との付き合いかた、原発事故後のさまざまなこと、
日常生活の中で「自分は何を大切にしているか」というものの価値観が、
過去になく多様化している今で、わたしの信じる<大切なこと>は、
人の意見に流されないで、「自分で考え、自分で決める」。
いつも時代も、個々が
「自分にしかできないこと」を真摯にやり続ける日常が、すべて、素晴らしいことなのだと思う。
あなたの、わたしの、生きるひと日は、一日ずつが、一瞬ずつが、とても価値のある、時間だと思う。
その繰り返しを 紡いでいって
命たちよ!生きてゆこう。
本当にありがとうございました!!