タンゴの夜
7月9日、オキュルスの渡辺東さんに誘われて、鶴見の駅前にあるスタジオ響で京谷弘司さんのバンドネオンを聴きました。このスタジオは東さんのお友達、新藤夏子さんがオーナーで、私のコンサートにぴったりなのではと、ご招待して下さったのです。
スタジオはおしゃれなコンクリートの打ちっぱなしのビルの中にあって、中に入ると落ち着いた雰囲気で、テーブルを囲んで5、60席あり、ピアノをすぐ目の前で見るというセッティングでした。また後ろにはバーカウンターがあり自由にお酒を飲めるというのは、うれしかったです。
7月9日はアルゼンチンの独立記念日。アルゼンチンタンゴは初めてライブで聴きましたが、その情熱的なバンドネオンとの忘れられない出会いとなりました。京谷さんはあの巨匠ピアソラにも認められた方で、日本では常に第一線で活躍され本場アルゼンチンでも知られる存在です。まず、バンドネオンとピアノが奏でるタンゴのリズムのはぎれよさに引きこまれ、前半後半ともに最後に演奏されたピアソラには、その独特の哀愁あふれる節回しに感動してしまいました。これは演歌だなあと思いながらも、すっかりタンゴの魅力に魅せられていました。
サティや6人組にもタンゴのリズムの曲がいくつかありますが、このように生の演奏を聴いて、たぶん今度弾くときは、違った弾き方やリズムのとりかたになると思います。
すばらしい情熱の夜でした。
神武夏子(こうたけ なつこ)ホームページはこちら
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