東北岩手県で生まれた、新しい生命。
失われたものも多すぎたけど、
生まれてくるもの、変わっていくものもある。
ヤギの子が、がんばらんがたい(隊)を迎えてくれた模様
岩手大船渡に向かっている「がんばらんばたい(隊)」より
レポートが届いています
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第一日目(5/9)
花巻から少し先にある東和に夕方到着。
翌日朝大船渡に入る。
被災地から離れた東和は、岩手の美しい自然が今でも楽しめる。
ちょうど震災の頃に産まれた子山羊の家族は、
朝学校へ通う子ども達が前を通るたびに、
窓から笑顔で見送っていたよ。
被災地に向かう道路には、至る所に看板や垂れ幕がかかっている。
しかしもっとも多いのが、
「支援のみなさん、ありがとう!」
という手書きの文字だった。
どれだけたくさんの自衛隊や警察やボランティアの人々が、
ここを通る度に元気づけられたろう…
二日目(5/10)。
今回九人のメンバーのうち初めての者が三名いる。
アメリカのシアトル出身のビンスもその一人。
大船渡に入るまでの遠野から住田と続く、
美しい新緑の森や川の流れに魅入っていたのも束の間、
大船渡に着くやいなや、あまりの光景に言葉を失っていた。
これでも随分ひと月前に比べると片付けが進んでいるけれども、
やはり何にも変わっていない…
さっそくお昼の炊き出しは、前回にも訪れた岩手県立福祉の里。
今回は、タンパク質も採って貰おうと、お肉たっぷり。
あご(飛び魚)だしと生生姜おろしだけで味付けた肉野菜を
たっぷり五島手延べうどんにトッピング!
今日も大好評で長蛇の列でした!
約束通り、がんばらんばたいは五島うどん炊き出しにまたきたよ!!
はじめはどうしていいかわからなかったビンス。
ここでは考えずにただやるだけ。
ただしいこと、そうでないこと、どちらもあってどちらもない。
だから思ったことをやってみよう。
やり方がわからない人ばかりでも、ハグしたらいい。
ビンスの伝え方で伝えれば今だからこそ伝わるよ!
そう彼に伝えた。
やってみたら、考える事もなく、みなさんの心の窓はどんどん開いていった
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今回は先月に引き続き、また行かれたこと!
それが喜びです。
微力でも続けたい、という思いで
毎月の11日を目指して、行くつもりで準備や援助を募ろう、
と決めたのでした。
続けたい、応えたい、広げたい、
分かち合いたい!
そんな思いで
縁あってがんばらんばたい(隊)の一員になった。
彼の広げているフリーハグも東北まで届いた
いよいよ今日は、家も建てられるスグレものな
紙でできたパーテーションを避難所に設営に行きます。
がんばらんば~!!
by KANA