「照明をLEDに替えたら、そんなに変わるん?」
現場で、ときどき聞かれる言葉です。
私はいつも、
「替えてみたら分かりますよ。」
と答えます。
ある日、一人暮らしのおばあちゃんのお宅で、台所の蛍光灯をLEDに替えました。
工事は、あっという間。
照明が点いた瞬間、おばあちゃんがぽつりと言いました。
「明るいなぁ。」
その一言が、とても印象に残っています。
私は「電気代も安くなりますよ」と伝えようとしていたのですが、おばあちゃんが喜んだのは、そこではありませんでした。
「包丁が見やすくなったわ。」
「流し台が明るくなった。」
「夜でも安心や。」
そんな言葉が続きました。
私は、そのとき思いました。
LEDって、ただ電気代を減らすものじゃない。
暮らしを少し明るくするものなんだ、と。
もちろん、省エネも大切です。
でも、毎日過ごす場所が少し明るくなって、安心して料理ができる。
そのほうが、もっと大切なのかもしれません。
私は電気の仕事をしています。
だから照明を見ると、「何ワットかな」「いつ頃の器具かな」と考えてしまいます。
でも、お客様は違います。
「明るくなった。」
「見やすくなった。」
「うれしい。」
それが一番なんですね。
脱炭素という言葉は難しく聞こえます。
でも、LEDを一本替えることは、とても身近です。
その一本が、電気代を少し減らして、暮らしを少し明るくしてくれる。
そんな小さな積み重ねが、未来につながっていくのだと思います。
今日のじゃばらメモ
じゃばらネードも、一杯で世界が変わるわけではありません。
でも、飲んだ人が「おいしい」と笑顔になってくれたら、その一杯には大きな意味があります。
LEDも、じゃばらネードも。
暮らしを少し明るくする、というところでは、どこか似ている気がしています。
それでは、また次回。
カフェだったん、店主