死ぬ前に行きたい Best 24 ホテルLe Moulin du Roc | スペインバスクのチョコレート屋からLA PEÑA DULCE

スペインバスクのチョコレート屋からLA PEÑA DULCE

美食の町北スペインバスクの伝統を守り続ける築500年の建物にお店を構えるチョコレートトリュフ店のお話です。スペインバスク、フランスバスクの二国に暮らす私たちのお勧めバスク情報満載です。
 

今回私達がペリゴール地方を旅する為に拠点としたホテルは、ペリゴール北部ジャンパニャック・デ・べレール(Champagnac-de-Belair)と言う田舎町にある、1670年にクルミからオイルを搾油する為の圧搾機を使用する施設として、使用されたル・ムーラン・ドゥ・ロック(Hotel Le Moulin du Roc)。

 
↑www.bestday.comより

現在も、昔使用していたと思われる、大きな圧搾機がサロンにいくつか展示してありました。
 
ホテルの名前Moulinも圧搾機、風車の意味がありますから、そこから名付けられたのかなと推測します。
 
 
 
ホテル内のミシュラン1つ星レストランが評判、すぐ脇にDronne川が流れているので、滞在中は川のせせらぎが部屋から聞こえ、とても落ち着いた雰囲気の大人向けの静かなホテルです。おねがい
 
 
予約をした時は全く知らなかったのですが、実はこのホテル死ぬ前に行きたい世界のホテルBest 24(2014年 boredpanda.com調べ) に選ばれていた様です。
 
 
その為なのか、客層もフランス人だけではなく、とてもインターナショナルでした。館内はアンティークな家具で埋め尽くされた、素敵なデコレーション。
 

プールとテニスコートがあり、プールは温度調整してあると言われましたが、真水でした。テニスはラケットの貸出有りでしたので、楽しみました。




評判のレストランではAlain Gardillou シェフがペリゴール地方の特産物を大変彩り良く調理してくれます、ワインはなんと900種類もの種類を用意されているとのお話でした。
 
私達はお勧めして頂いた、紫のペリゴール地方のワインの産地ベルジュラックのワインを頂きました。ニコニコ
 
 
↑Volaill à la crème morilles et asperges
 
バスクからペリゴール地方まで約350kmも離れると、スペインとはまた、盛り付けも、使う食材も違っていて、とても興味深い食事となりました。
 
 
↑ Langoustines,brioche croustillante,avocat et pamplemousse.  Grosses asperges blanches,vinaigrette aux truffes et menthe fraîche 
 
 
↑Filet de boeuf de SalerSaler,foie gras de canard
 
 
食事後、残ったワインをテラスに運んでもらい、ゆっくり飲んでいたら、やはり私達はスペインタイム、気付けば誰も居なくなりました。びっくりフランス人の皆さんスペイン人に比べると、退場お早いですね。
 
↑二台の圧搾機の展示


 

朝食も寒くなければ、テラスで頂いても良いそうですが、寒かったので館内で頂きました。
 
苺とりんごジュースもこの辺りの名産とのお話で、朝食やお部屋など至る所で振舞ってくれました。
 
このレストランの素晴らしいところは、食器類が全てリモージュ、ナイフもNontronナイフを使わせて頂けました。
 
地域の拘りの食器で頂ける、美味しいお食事に感動、そして何よりホテルの従業員の方のプロ意識の高いきめ細かな対応。
 
Le Moulin du Roc 、私は死ぬ前に必ずリピートしたいホテルとなりました。

 
Le Moulin du Roc
Avenue Eugène Le Roy,24530 Champagnac-de-Belair
 
 

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