エルム・スタッフのアヤネです♪
【芸術の秋】だけあって、
エルムでは毎週、毎週発表会フィーバー
昨日は、数あるシャンソン教室の中でも
加藤修滋さんが直々にハイ・グレードなレッスンをする
【シュヴァリエ】教室の発表会でした





このシュヴァリエ教室、別に歌が上手い人が勢ぞろい、という
ワケではありません

リズム感、音域、声量など元々備わっている所謂「うたウマ」な
人のためのクラスではなく、
シャンソンならではの「マイクの使い方」「音と歌詞のハメ方」
「息づかいからはじまる歌の表現の仕方」等々、
【うまい歌】ではなく【伝わる歌】を目指して
日々レッスンを重ねています

それでは発表会レポ、はじまりはじまり~◎
オープニングはシュヴァリエ教室のテーマ曲「シャントゥ」!
歌う時の表情がGOOD★
ソロ歌唱トップを飾ったのは服部深雪さん★
マシュマロみたいなふわっふわの声で、もうまじ癒し系

この和服美人さがたまらん~~

清々しい「野に咲く花のように」、めっちゃんこ色気のある
「知りたくないの」でアヤネの心を鷲掴みに

シュヴァリエ歴ナンバー1の林富佐子さん★
年齢を感じさせないタンゴのリズムで「カミニート」、
言葉を丁寧に伝え、情景が思い浮かぶ「スカーフ」を歌って
ブラボー!の声があがりました

「スカーフ」は幾度も耳にしてきましたが、林さんの歌うこの歌は
アヤネの中で別格
素晴らしい


びっくり金髪美女で登場は松田万佐子さん★
フレンチカンカンみたいっしょ

はっちゃめちゃな「パリ・カナイユ」を歌って、
「これ、宴会芸にしまーす♪」ってPRする姿に爆笑

「王様の牢屋」では「諦めの悪い女の歌を歌います…」って…
怖いから
(笑)演技力とトーク力で盛り上げてくれました


優しい微笑みの西藤陽子さん★
シャンソンの醍醐味「語るように歌い、歌うように語る」を実践した
「行かないで」にブラボー!!!
「5月22日のシャルルのために」も天国のアズナヴールに
語りかけるような歌
西藤さんの歌を聴くと、


シャンソンって素敵ってつくづく実感します◎
シュヴァリエのピカピカ新入生=渡会美子さん★
でも新入生らしからぬ大御所感で(笑)、
「ゲッティンゲン」「ラ・ボエーム」を歌唱!!
小柄な彼女のどこからこんなに力強い声が出てくるのか…
立ち姿もピシっとしてかっこよく、会場を魅了しました

パンツルックがカッコいい向井正恵さん★
1部では白いシャツを身にまとい
「純粋な青年の歌です。ストーカーじゃないです。」と前置きした上で
「百万本のバラ」歌唱。そーきたか

マイクとの距離を三段階するというテクニックで歌の世界を表現

2部は黒いシャツにチェンジして「自慢の鎖骨を封印して
アズナヴール風に変身しました」と言ってからの「八月のパリ」

喋らずにはいられないおちゃめさんです

お揃いのドレスで登場したのは
荻野和子さん&下条万里子さん&奥山和美さん★
自己紹介が「れ・ミューズに体重と年齢で圧倒的に勝っている
3人組です」とな(爆笑

)



歌うは「さよならはダンスの後に」の替え歌「ダイエットは食事の後に」。
“生きてるだけで太る~”には参った

アホなことやってますけど、3人ともシュヴァリエなだけあってスゴイ
んですよ

荻野和子さんは「インシャラー」「小雨降る径」を歌唱◎
時々相当強気な「インシャラー」を耳にしますが、
荻野さんのこの歌は神への祈りに満ちた歌でした



「声量自慢は他所でやっていただきたい。私はこういう歌が聴きたい。
シュヴァリエ万歳」って思った名唱でした

下条万里子さんはメイクの本気度120%で大真面目に歌った
「隣の女の飼い猫」で1部のトリ
強烈な印象でしたね


彼女は元々マイクによく通る声ですが、
それを押し殺して歌う哀愁漂う「過ぎ去りし想い出は」に
拍手喝采でした

奥山和美さんは1部で過ぎ去りし日を思う「ひととき」、
2部は「もう何もない」で大トリを飾りました



“友をなくし、、、涙も枯れ果てて、、、”という歌詞を震える声で歌い、
いつものちゃきちゃき明るい奥山さんとのギャップに驚き!
今日はブラボー!祭りか
ってくらい、ブラボー!の連続でした◎

ラストは皆様もご一緒に、春夏秋冬メドレー★★
寒さなんて吹き飛ばす大合唱ッッ





帰り際、お客様から「他の教室発表会もいいけれど、
シュヴァリエはまた特別というか、素晴らしいですね」という好評を
いただきました









嬉しすぎるーーー



例えば歌を間違えた時のごまかし方、元へ戻り方。
これだけでも皆さんすごいテクニックを使っています◎
例えば曲目の言い方、
例えばトークに出てくる単語選び、
歌えばいいんじゃなくて、歌う前と歌っている時と歌った後。
そういうところまでレッスンするのがシュヴァリエ教室

レッスンでもリハーサルでもそうですが、
加藤修滋さんは「比較」を見せます。
講師が言っているんだから、ではなく、
こういう場合はこうなるという納得をさせています。
生徒の皆さんに客観的に見てもらって感想を言ってもらいます。
なので、シュヴァリエ生徒さん達は目と耳が肥えている

彼女たちのステージは、なんかカッコイイ



……とかいいつつ、
発表会の最後の最後に、
「ではラストの曲です。「シャントゥ」」って言っちゃうとか(笑)
いや、それオープニングの曲だから

え、まさかのもっかい最初からやり直し
おもしろすぎる。

歌には誠実に向き合い、中身はおちゃらけチャンが揃った
素敵なシュヴァリエ教室発表会でした

ご来場いただきました皆様、ありがとうございました♪