私の子供時代と重なる思い出を
豊かな表現で綴ってくれる
文章の中で得た知識を真似てみたいと
思う場面が幾つも出てくる
まるで宝箱の中を覗く気分です
今日は税金の整理をしながら合間に
『胡麻の花』『ゆかた』『茶摘み』
『木像に泣く』を読みました
木像は函館五楼閣に繋がる涙こぼれる
お話です
今朝は『花みょうが』『怖い近代化』
『市松人形』『カレーライス』
『白鳥のうた』を読みました
『市松人形』の中でお母さんが
話す言葉が素敵です
こんな母として子供達に接して
来れていたらな、とふと思いました
それにしても、あの世に近づいた
年齢になって、この様な心の琴線に
触れる数々の言葉に出合えるのは
幸せです
作家は書き記したものが何百年と
経っても、ある日、ある人の心を
救います
不完全な人間として今回日本に産まれ
多くの体験をしながら一生懸命
生きてきました
心から尊敬できる師と呼べる人に
出会うこと無く不完全なまま
揺れ動く心のまま
この世に別れを告げる事に
なったであろう事を思うと
『住井すゑ』さんとの、書物の中での
出会いであっても心穏やかに過ごせる
ヒントを沢山頂きました
ここ清里のリビングだけでも整頓して
整えて
『牛久沼のほとり』を読むだけで
清廉な人になれる気がしてきます😀