昨日用事があって一部しか観賞
出来ませんでしたが中目黒の
小学校の幼馴染みがお家のオーナーの
『岩茶房』と言う高級中国茶のお店に
歌とピアノのライブを聴きにに行きました。

40人ほどの内男性のお客様は15名程。
年齢は50代が最多。

後から、2部はとても素晴らしくて
多くの人が感動で涙を拭いていました。
先にお帰りになって残念でした。
と幼馴染みからメールを頂きました。

二部までいたら彼女の良さももっと
分かったのかもしれませんね。

私が舟木一夫の一挙手一投足を楽しむのと
同じ心境なんでしょうか。

舟木一夫に心を動かされない人にとっては
このMCでそんなに笑えるのが不思議なのと
同じかもしれません。

その意味では舟木さんの寒い冬の時代も
変わらずにファンクラブに会費を
払い続け、30周年で復活された時には
いち早く駆けつけ、その後も応援し続けての
25年。

本当に頭が下がりっぱなしのファンの方々。

私は2部は本当によんどころない事情の為に
退席致しましたが、一人でも異分子が
入り込むと、例えば
きれいな水の入ったコップに一滴の
濁った異物が混じったら全体が濁ります。

『澄んだ井戸も一匹のドジョウで濁る。』
という諺もあります。

ファンでない人もファンになる可能性も
無くはありませんが少ないです。

彼のお家は中目黒駅から徒歩10分位。

小学生時代に住まわれていた昭和の建物を
きちんとメンテナンスされて
ご友人の中国茶カフェにお貸ししています。

二胡演奏等、こちらのカフェでは時折
コンサートが開かれます。

幼馴染みご夫妻ははいつもボランティアで
お客様の集客から当日の接待まで
気遣っています。

全く貪りの心が無い人なんです。

苔むした京都のようなお庭にカフェの猫が
幸せそうに寝そべっています。
3つのお部屋とキッチンを備えた建物の一階
です。
天井近くの壁には明かりとりもあって
とても落ち着く空間です。

母の田舎の実家も立派な梁のある
家をつまらない近代のお家に
叔父さんの代になり建て替えて
しまいました。


もう、何十年も昔の事ですが。

住みにくいのかもしれませんが、
古いのより立派な建物を建てるなら
いざ知らず
新建材の建物は何の魅力もありません。

暖房だって良くなってきているのですから
古いお家だって十分住むことが出来ます。

もうどこのお家も昔のホッとするような
お家は建て替えられてしまっています。

昭和、平成、令和と3つの元号を
生きることが出来ました。

平成、の時には、あまり心に
響きませんでしたが、『令和』は素敵だと
思います。

万葉集から引用と聞きましたが、
イチローさんも言ってました。

「日本人であることで、すでに勝ち組
なんだなと思っています」。

これからの時代の人々は日本人としての
誇りを持って生きていってくれる事でしょう。

「令和」の時代はきっと、日本人が
日本人であることを再認識する時代だと
思っています。

どんなに科学が発展しても脈々と繋いできた
日本人本来の勤勉で礼節を重んじるDNAが
目覚める時代がやってくる。

古いことはダサいことではないんだ。
と分かる時代がやってくる。