昨日地方に住む30代後半の男性が2泊して
チェックアウトしました。

日本人です。

エアビーを通しての問い合わせで急に
泊まる事になりました。

クラス会でカナダからの友人の為にに
3日間を準備してエアビーをブロック
していましたが
泊まらない事になったので解除した途端の
問い合わせでした。

彼のレビューを読むと評価も良かったので
OKしました。

チェックインの時、彼はこの様な質問を
しました。
「あ、明日友人が来るんですけど部屋に
少しだけなので入っても良いですか?
食事とか外でするし。」と。

ゲスト以外の入室を禁ずる。違反の場合は
罰金が発生します。と、ネットの案内にも
部屋の壁にも貼ってあるのを見て、
彼はそう訊ねました。

「少しだけなら良いけどお風呂を使ったり
布団を使うことは出来ません。
二人目からは割引になっていますから
泊まるなら申し込んでください。」と、
返答しました。

今までにも一人で申し込んで二人、三人と
こっそり泊まられた事があるからです。

でも、日本人でそういった人は
いませんでした。

私は隣のドアの部屋に殆ど居ますから。
と、牽制したつもりでしたが甘かった。

夜の9時に二人で部屋に入る声がしました。
女性が「へー、なかなかいい部屋じゃない。」と言って入っていきました。

ま、一時間位様子見て、と思って玄関の
出入りが分かる近くの部屋にいました。

後で考えれば、部屋に入るときに出ていって、
ほんの少しだけよ。と言えば良かったと
思いましたが、勇気がなかったし、
直ぐに出るだろうと考えて、
折角会えたのかもしれないし、
と仏心を出してしまった。

12時になっても出ていかない。

また、この時点でメールを送るべきだった
かもしれない。

きっと、明日の朝10時のチェックアウトの
時までに支払いの申告をするのだろう。
と旅の思い出が壊れても嫌だろうからと、
私も寝ました。

朝5時に起きて母屋で出入りチェック
出来る場所にいましたが通りません。

10時を少し回った時にメールをして、
『そろそろお時間ですがチェックアウト
出来ますか?』と訊ねましたら、
電話がかかってきて、
もう、出ました。鍵は中に置いてきました。
って。

何時に出たのか聞いたら、10時少し前だった
そうです。

ほんと、いつのまに、って感じです。

その電話でも、昨日彼女が9時に来て
泊まりましたよね。とか言えなかった。

証拠は無いし。

帰りを目撃すればその時に言うつもり
でしたが。
忍者のように二人で消えた。

ま、証拠もないし、私の対応も
まずかったから仕方ないか。と思いながら
部屋の掃除に取りかかりました。

明らかに押し入れからもう一人分の毛布と
中掛け布団を出してあるし。

シャンパンのビンと野菜ジュースの缶が二個。
使ったコーヒーカップも二個。
グラスも皿も二個。

クッキングもしたのでフライパンが
出ていたし流しの中には野菜くずと
リンゴの皮がそのまんま散乱

これだけでは二人いた証拠にならないしな。

ゴミはしっかりとビニールの口が
結んでありました。

が、手提げの紙袋の中に避妊具の空箱だけ
入っているのが見えましたので写メしました。

新しい中身だけを持ち帰ったんでしょうね。
かさばるから。

これは立派な証拠にはなるな、
と思いましたが、何だかバカらしくなって
きました。

キッチンは使えないように登録し直そうと
思います。

食器を洗い直し、キッチンを掃除し、
トイレにへばりついていたのを掃除する
だけでいつもの倍の時間がかかりました。

次のゲストは夜のチェックインでしたから、
掃除してから用事の為の外出が出来ました。

レビューには悪くは書かれてなかったのに、
と思って過去のレビューを読み進めてみると、
英語で書かれたので、凄く怒っている
ホストがいました。

そこは共同のトイレだったようで、
兎に角、彼は何もかもが汚くて、
トイレも4回も掃除をしなければ
ならなかった。
彼はお薦めできないゲストです。
と書かれているのがありました。

私も、こうで、ああでと書こうかな、
と思いながら、考えあぐねています。

勢いで書かないと日にち経過と共に
気持ちの昂りがダウンしていきます。

別にいいか。
レビューを書かなければ良いんだし。

最初に私に質問をした時と、
次にフライパンや包丁を使いたいと
言うので持っていった時の態度と顔つきが
明らかに違っていた。

目を合わせないし、顔つきもずるそうで、
卑しそうで丁寧語を使っているのに
何となく嫌な感じの空気感。

この時、彼はずるいことを考えて
いたんですね。

物腰の柔らかそうな丁寧な言葉を使って
いるつもりでも、まるっと、ぐるっと
お見通しなんだよね!

二人目の一泊分、たった数千円をケチって
得した、ばれないで上手く行ったと思って
いるかもしれないけど、

こうした考え方の日々の積み重ねが
人としての品位をどんどん落とし、
顔にも表れ、運もツキも失っていく。

この人は将来表通りで成功することは
決して無いだろう。

そして、こんな男と付き合う女の将来も
幸せでは無いだろう。

もし、彼らを幸せに導きたいと
私が思うならば、今回、早い段階で
直接注意をするべきだったかもしれない。

その意味では、私も修行が足りない。