孫の体操教室に付いて行き、何時もは競技室で様子を見ているのですが、今日は水泳を習っている子供たちのプールでの様子が見られる待合室で待つことにしました。

八人がけのテーブルの斜め前に小学生の女の子が座りました。

やおら、バックから漢字ドリルを取りだし勉強し始めました。

2年生の漢字ドリルとあります。

周りを意識する風もなく頑張ってやってました。
消ゴムで消す回数が多かったですが。
次に計算ドリルも取りだしやり始め
ました。

途中休憩している時に「可愛い指輪ね」と話しかけました。

毛糸で作られた赤い花と緑の輪で出来た指輪を左の中指にはめていました。

「これ、あばあちゃんが作ってくれたの」と言いました。

正に私が欲しい解答でした。

即座に答えるなんて凄いですね。

(こんな可愛いのどこに売っているのだろう?)
と思いましたから。

お顔も賢そうな顔をしています。

この状態がずっと続くか分かりませんが、
自ら勉強する癖をつける子に育てるのってその子供のもって生まれたものもあるでしょうし。

おじいちゃんらしき人が途中現れて、
「偉いね、やってるんだ」と肩をポンポンと叩いて他の兄弟の名前を言って「迎えに言ってくるから、」とプールの方に行きました。

その女の子は、普通の表情でまた、勉強をし始めました。

帰りに、私が「頑張ってね、」と声を掛けても気付かずに勉強してました。

この子は祖父母も同居かな?と思いました。

最近は少なくなりましたが同居は祖父母から沢山学べて良いことも沢山あるのでしょう。

他のテーブルでは、お母さんのグループが話をしていて、小学2、3年生位の女の子達が休憩コーナーを走り回っていました。

そして、時々お母さんのテーブルに行きお菓子を摘まんでまた走り回っていました。

こうなると、お母さんではなく、祖父母に送迎を頼んだ方がいいのかな、と感じました。

お母さん同士の交流もあるし、情報交換の場でもあるし、ストレス解消にもなるのでしょう。

私も五人の子供を育ててきましたが
もう一度育て直したいと思うときもあります。

何が良いのか、正しいのか、結果は多分、その子の一生が終わるまで分かりません。

良いと思うのは母親の自己満足でしかないのかもしれません。

お母さんたち子育て大変でしょうがよそさまの子と比べないで、その子が年老いてこの世を去るとき、いい人生だった、と思って貰えると良いですね。