一月に学報が送られてきましたがよく読まずにいました。

今日掃除中に出てきましたのでよく読んでみました。

内容は学校の様子を知る良いものですが、この表紙、なんとかならないでしょうか。

意地悪婆さん的見方をすると、まず写真がボケています。

そして、この装束を身に付けていると言うことは少なくとも得度はしているはず。

大学での得度受戒に臨む際の指導は厳しいものでした。

もう八年近く前になりましたが当時は尼僧の修行教育には慈照さんが当たられました。

装束の着方や畳み方、立ち居振舞い、それに男子は全員剃りますが女子は髪の毛は前にパラリと一本でも落ちないようにピンを何本でも使用し止めるように指導されました。

慈照さんは美しい尼僧さんであり、メリハリの効いた指導をされるので尼僧の卵たちはそれなりに緊張して頑張りました。

この表紙のような、お化け髪の写真を載せるなんてまったく考えられません。

これが私の母校の学報よ、なんて恥ずかしくて見せられません。

一押しの大学生のようですが、そして彼女たちに罪はありませんがもっときちんとした指導がなされないと心配です。

当時からお寺の数はコンビニと同じくらいにあるのだから僧侶を志すものは心して取り組まなければなりません、と男性指導者が常に話されていました。

年々少なくなる学生はどこの大学でも頭の痛い問題でしょうが入ってくるときには、たとえレベルが低くても在学中に良い指導者に会えれば立派な学生にも、僧侶にも育ちます。
母校と呼ぶところは幾つかあり、愛校心も育っていますので、高野山大学も頑張って欲しいです。