江の島洞窟下の磯場に降りると、今回は満ち潮みたいで、磯場が狭い。
大きなヤドカリを見せてくれた若いカップルがいました。
磯場で拾ったらしいプラスチックの入れ物にヤドカリと緑と黒色の二枚貝が沢山入っていました。
味噌汁にすると美味しいって聞いたから今夜のおかずにするといってました。
ヤドカリは海に返すというのでホットしました。
こんな大きな貝のお家に移るまでどれ程の年月を経たことか。
側に満ち潮で出来た深いプール状の大穴があちこちに出来ています。
その縁に網が浮いていました。彼の方がそれが欲しいらしく、運動靴の先っぽを水に浸けてお尻を落とし手で踏ん張って掴みました。
一歩間違えれば三メートル程のプールにドボン!
私だったら絶対に這い上がれません。
彼女に「彼が落っこちちゃったらどうする?」と聞いたら
「ほっときます。」
彼にも聞いたら「助けません。」いやいや、きっと助けるんだろうな。
更に友人と歩いていたら、お転婆の彼女はなんと、外海に面した崖ギリギリに立っているではありませんか!
「やめな!やめな!そんなに近づいたら危ないよ!私、助けてあげられないし、誰かに、二十歳の可愛い女の子が落ちた!誰か助けて!」ってウソ言っても助けてくれないかもよ!」と大声を出していたら近くにいたスポーツマンタイプのおじさんが「そうだよ、危ないよ。こっちのプールみたいのだったら助けてあげるかもしれないけど、そっちはむりだな。」とたんたんとつぶやいていました。
それにしても磯場には小さな子を連れた家族連れがワンサカいます。
保護者はよくよく気を付けなければなりませんね。
