昨日のオペラシティでのコンサートは東海大学
大学院の音楽専攻の学生さんの卒業記念コンサート
でした。
昨日はオーボ専攻の河口紋子さんの独奏会でした。
友人の尼僧さんの知り合いのお嬢さんでした。
オーボエの独奏は今まで聴く機会がありませんでしたが、
フルートとはまた違って素敵でした。
かなりの肺活量が必要とされるようです。
リスさんのように口をプーっとふくらませ、
長く息を続けるなどかなりの重労働です。
とてもきれいで、力強い音色でした。
東海大学に音楽部があることは知りませんでした。
色々な大学に音楽専攻科があり、沢山の
音楽家が練習に励む日々を送っているのだと
知りました。
大学院を卒業の時には成果を披露するコンサートを
個人個人で開催するんですね。
長女もヴィオラのコンサートをドイツのロベルトシューマン
音楽大学大学院修了の際に大学のホールで開催しました。
近所に住んでいる方々も自由に見にきてくれます。
コンサート終了後エントランスで簡単に
パーティーをしました。
サンドイッチやおにぎり、オードブルなど
長女、次女、三女が作りました。
姉妹で作るなんて美しい兄弟愛ですが、
まだ料理も上手ではないし、出来上がった
のはパーティーにしては寂しい感じでした。
母親はゆっくりしてと言われていたので
任せてしまいました。
大学の近くの方や、教授、ドイツ人の友人等、
応援してくれた沢山の方が見えたのに
直ぐに足りなくなってしまいました。
後で聴いたらもっと盛大にパーティーをす
人もいるみたいでした。
私も初めてのドイツでしたし、事情も分からなかった
ので、手も出しませんでしたが、ドイツの奨学金も、
日本の文化庁の奨学金も頂けるくらいに
頑張っての卒業記念コンサートだったのに
今だったらもっとしてあげられたのに、と
一抹の悲しみがあり、主人がいなかったからなのか、
と考えが様々に飛び火します。
後から、あの時にああすれば、こうすれば良かった
と、何時の時にも後悔の連続ですが、そんな日々
を幾つも過ごして人生を終えていくのでしょう。
少しでも学習する人生でありたいと思いました。