大正大学構内にある礼拝堂で無料の声明と


雅楽による法要がありました。


礼拝堂は音響も良く声がよく通っていました。


仏教学科の学生さんと大学院生を中心に


行われた東日本大震災法要はとてもおごそかで


素敵でした。


1部は常行三昧(じょうぎょうさんまい)と言って、仏の


慈と悲、この2つによって私たち衆生を導いて


下さっている仏の世界をあらわすものとして


お経をお唱えしながら会場内を歩きます。


私の前の通路を学生さん達がお唱えしながら


通りました。


50人ほどの全員のお顔がよく見えました。


高野山大学でこうした法要が行われる時


には行に参加する学生は全員頭を青々と


剃り上げます。


ひげもきれいに剃ります。


尼僧は大事な法要には参加できませんが、


学内での法要の時には髪は乱れない様に


ピンできちんと止めます。


今日の大正大学の学生さんは


きれいに剃っていたのは数名。


ほとんどが3分狩り程度。


ひげが伸びている学生もいます。


尼僧の卵さんはもっと髪がパラリと


ならないように、きちんと止めたらいいのでは


ないでしょうか。と、ちょっと意地悪目線。


高野山を離れてみると高野山大学の


良さが分かります。


魅力的な良い顔をした僧侶の卵たちが


多かったと感じます。


大正大学は都会の中にあり、誘惑も多いと


思いますが、指導者の僧侶の方々は結構


ご立派でしたので、僧侶の卵学生さんにもっと


厳しく指導されたらいいのではないでしょうか。


開演前と休憩時には茶道部の学生さんによる


お抹茶の接待もあり、華道部による生け花も


披露されていました。


会場も素敵でしたし、受付にも大勢配置され、


至れり尽くせり、大変に心配りのある


法要でした。


アンケートにも書きましたし、沢山の励ましも


ありましょうから、更なる進歩された会が来年は


みられますように。