に『人生はあざなえる縄のごとし』というのがあります。
ニューヨークの長男しげまさが、駅で歌っていたら警官に
切符をきられ、2ヵ月後裁判所に呼ばれてしまったそうです。
罰金はどのくらいになるのか。
切り詰めた生活をしているのに。
聴いてくれていたアメリカ人が警官に抗議してくれたそうですが
ご赦免になりませんでした。
「がんばってね」と言って15ドルくれたそうです。
有難くて、アメリカの人には頭があがらない、といっていました。
頑張り屋のわりに打たれ弱いところがあり、へこむのではないかと
心配になりますが、
昔からの日本のことわざのように、
良いことも悪いことも編んだ縄のように交互にやってくる、
それが人生。
悪い事がなければ、良い事が分からない。
「今回の事もきっと、何か意味があることだと思う。」
と、本人は言っています。
そう思うようにしているのかもしれませんが、
悪い事だと思えたことが、後になってみると、
良い事になることがあります。
さあて、これからの彼の人生が、益々楽しみになってきます。