最近、近所の不動産屋さんのおばさん従業員に

「ママ、何やってもうまくいかないわねえ。」と言われ

びっくりしました。


貸しているアパートの管理など頼んでいるので

こちらはお客なんだけど、

いつも言いたいこと言われてしまいます。


「高野山大学行って、帰ってきて 改装して、

お不動様連れてきても店もはやらないし。」

でも改装の大工さんは彼女の紹介の大工さんです。

今回、違う不動産やさんに頼んだ不動産があり、

それが気に入らないのかと思えば、


「私に頼まなかったから、言っているわけじゃないのよ。

ママ見ていると心配だから、言ってるんだけど、

それだけの関係だったんですね。分かりました、もう何も

言いません。ママのためを思っていってるのに、伝わらないから、

仕方ないわね。」


そう言われた時の私のアクションは、何とかその場を

治めようとしてしまいます。

そして、その時は、怒りとか湧いてこないのです。


後になって言われたことがひっかって反芻してしまいます。

「なにやってもうまくいかないのは、あなたの方じゃあ、

ありません?」とか言い返せば良かった。とか思います。


「あなたのため」って、子供にもつい言ってしまいますが、

こんな、嘘っぽい言葉ってないですね。


そして、人って、他人にどんな感情を抱いているか、

計り知れないです。

人から、「可哀そうな人」として見られていたのかと思うと、

ちょっとショック!


たとえホームレスの人だって、全てが自分が可哀そうな

人間だなんて思ってはいないでしょう。


人の幸、不幸なんて、誰にも分からないし

決められるものでもありません。


僧侶になっても、

人に幸せを分けてあげられるようになるのはまだまだ

遠い道のりです。