高野山大学の生協が運営する学生食堂でアルバイトをしていました。
といっても、週に1日だけ3時間。
時給は7百円台ですから休まなければ、一ヶ月8千円位になるときもあります。
授業の空き時間がお昼を挟んでその曜日一日だけありました。
女子寮で一緒だった院生の彼女も一緒に勧誘されたので、
一緒だったらと言う事で、女学生の乗りで始めました。
主に食洗機と、それ以前の仮洗いです。
ご馳走様の食器を学生が洗い桶の中に入れてくれます。
知った顔があると、初めの内はビックリしてくれるので嬉しくなっちゃいました。
多きな食洗機で、洗剤と熱湯の混ざる音がざ~っとしてあっという間にきれいになります。
蓋を開けるとまだ熱いので、鍋などの金物は、あちちちち!となるので
気をつけなければなりません。
2時に終わると皆で立ったまま差し入れの飲み物を頂きます。
カルピスがあると嬉しかったです。
朝9時から2時まで、途中授業に抜けてまた戻ってくる学生もいます。
高野山内のバイトは限られています。
宿坊のバイトは値段も良いのでする人が多いのですが、お膳11段持つ子もいるみたいで
お膳の間から向こうを見るという感じです。
生協でアルバイトする子は一見草食系男子が多いですが、授業の合間に出来るので、
効率よく、一見地味に思われますが、
地道にこつこつ、じわじわと、けっこうしっかりと稼いでいます。
何となく、これからの人生の生き方みたいなのを感じさせられました。
10年後位に会ってみたいですね。