『仏教』の「四海皆兄弟」(しかいみなきょうだい)とは・・・ | カフェ点のブログ/福井片町/洋生焼き菓子・クッキー・チョコレート製造販売・カフェ/日曜・祝日定休 営業11:00~20:00

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福井銀行本店さんの後、徒歩1分の所(西側・片町)にあるカフェ点です。近辺にコインパーキング(有料)があります。
お勘定が税別で¥900以上のお客様にはコインお車1台に(¥100)1個差し上げます。出来事などを気ままに書かせていただきます

今日も暑いですが、

 「台風」も気になります。

 

 

 

さて、

 

早速、本題に入ります。

 

「四海皆兄弟」

地球上の生物は「過去世」をたどれば

「皆兄弟」だと「仏教」では説きます。

 

 

今は深い因縁あって「迷いの世界の中」の

「人間界」に生を受け、等しく「弥陀」に照育されて

   日本の福井に生まれて来れたけれども

「過去世」は牛か、豚か、魚か、虫か・・・植物か・・

               だったかも分からない。

 

 

 

 

「親鸞聖人」は地球上の生物は皆幸せを求めて生きている。

 

「過去世」はどんな仲間だったかも分からない。

 

 父、母、兄弟、親しき友だったかも分からない。

 

 

 肌の色が違うとか、

  髪の色がどうとか、

   姿形や男女の違いがあっても、

 貧富の差があろうとも・・・皆、同じ仲間。

 

 地球上の生き物に上下など全くない。

 

「懐かしき 御同朋・御同行 

 である」と、「仏教」では説きます。

 

 

 

奈良時代の「行基」という「僧」が、

      (ぎょうき)

 

「ホロホロと鳴く山鳥の声聞けば 

  父かとぞ思う、母かとぞ思う」と、詠んだそうです。

 

「過去世」の 

 お父さんかナ? 

  お母さんかナ? 

 私を心配して見に来てくれたのかナ? 

 

(これを聞いて、胸が熱くなりました)

 

 

 

 

「親鸞聖人」が仰ったお言葉。

 (生命感)

 

 命あるもの全ては「過去世」を

  さかのぼれば、

 あるときは父であり、

  母であり、兄弟であった。

 

 

「一切の有情は皆もって、世々生々の父母兄弟なり、

 いずれも、いずれもこの順次生に「仏」になって 

   助け候べきなり。」

 

私達皆、この地球上に生まれたのだから

 誰かれかまわず助け合おうではないか

    皆、 父母兄弟である。

 人間全うしたら「来世」には 

  「仏」に生まれ変わり

  苦しんでいる皆を助けようではないか。

 

 

「仏教」は勉強すればするほど

 感銘を受けます。